No. 問題 答え 1 問 1 採血について誤っているのはどれか 1.迷走神経

No.
問題
答え
1
問 1 採血について誤っているのはどれか
3
1.迷走神経反射では血圧は低下する
2.1 回の採血量は原則 20mℓ いかである
3.医師の指導監督のもとに採血可能である
4.動脈血からの採血はできない
5.耳朶表在静脈からの採血はできる
2
問 2 尿を放置したときに見られる変化はどれか
5
1.pH は低下する
2.円柱は増加する
3.ケトン体は増加する
4.ブドウ糖は増加する
5.ビリルビンは減少する
3
4
5
問 4 喀痰検査について誤っている組み合わせはどれか
1.三層痰
―肺化膿症
2.鉄さび色の痰
―大葉性肺炎
3.膿性痰
―化膿性気管支炎
4.クルシュマン螺旋体
―気管支喘息
5.シャルコ・ライディン結晶 ―肺癌
5
5
問 5 試験紙法による尿蛋白検査について正しいのはどれか
4
1.約 5mg/dℓ の蛋白濃度で陽性になる
2.強アルカリ性尿(pH8)以上では偽陰性になる
3.アスコルビン酸の影響は少ない
4.感度はスルホサルチル酸より低い
5.アルブミンよりグロブリンに感度が高い
6
問 6 化膿性髄膜炎患者の髄液について誤っているのはどれか
5
1.外観は混濁する
2.クロール濃度は減少している
3.好中球は増加している
4.蛋白濃度は増加している
5.グルコース濃度は増加している
7
問 7 回虫卵の検出鑑別に有用な検出方法はどれか。2 つ選べ
1と2
1.遠心沈殿法
2.直接塗抹法
3.浮遊集卵胞
4.ろ紙培養法
5.セロハン肛囲検査法
8
問 8 次の原虫類で有性生殖するのはどれか。2 つ選べ
2と5
1.赤痢アメーバ
2.トキソプラズマ
3.ランブル鞭毛虫
4.腟トリコモナス
5.マラリア原虫
9
問 9 ヒトからヒトへ感染する寄生虫はどれか
3
1.回虫
2.鞭虫
3.蟯虫
4.鉤虫
5.アニサキス
10
問 10 次の組み合わせで誤っているのはどれか
1.肝吸虫
―コイ
2.横川吸虫
―アユ
3.ウエステルマン肺吸虫
―モクズガニ
4.有鉤条虫
―ウシ
5.日本海裂頭条虫
ーマス
4
11
問 11 運動神経伝達速度の低下がみられる疾患はどれか。2 つ選べ
1と3
1.糖尿病
2.重症筋無力症
3.ギランバレー症候群
4.筋萎縮性側索硬化症
5.進行性筋ジストロフィ
12
問 12 バナナの摂取で上昇するのはどれか
2
1.脳性ナトリウム利尿ペプチド
2.バニリルマンデル酸
3.甲状腺ホルモン
4.血漿レニン活性
5.コルチゾール
13
問 13 新生児の髄膜炎の原因菌として多くみられるのはどれか。2 つ選べ
2と3
1.髄膜炎菌
2.リステリア
3.B 群レンサ球菌
4.肺炎球菌
5.インフルエンザ菌
14
問 14 関係の深いものはどれか。2 つ選べ
1と3
1.CA15-3 ―乳癌
15
2.CA125
―甲状腺癌
3.NSE
―肺小細胞癌
4.CEA
―扁平上皮癌
5.PAP
―膀胱癌
問 15 予防として能動免疫療法が有効なのはどれか。2 つ選べ
1と3
1.破傷風
2.D 型肝炎
3.B 型肝炎
4.成人 T 細胞白血病
5.後天性免疫不全症候群
16
問 16 成人の検査所見で異常値はどれか
1.安静時心拍出量
―5.5ℓ/分
2.心係数(CI)
―3.5ℓ/分/㎡
3.中心静脈圧(CVP)
―6cmH2O
4.左室駆出率(LVEF)
―60%
5.肺動脈楔入圧(PAWP) ―25mmHg
5
17
問 17 心電図Ⅲ誘導で正しいのはどれか
5
1.正電極が右手、負電極が左手
2.正電極が右手、負電極が左足
3.正電極が左手、負電極が左足
4.正電極が左足、負電極が右手
5.正電極が左足、負電極が左手
18
19
3
問 19 トレッドミル運動負荷試験で正しいのはどれか。2 つ選べ
2と5
1.誘導法にはフランク法を用いる
2.運動時の心電図を連続的にモニターする
3.予測最大心白数は性別と体重から決定する
4.収縮期血圧が 200mmHg 以上の場合負荷を中止する
5.Bruce 法ではベルトの速度と傾斜が 3 分ごとに変化する
20
問 20 動脈血において基準範囲内にある組み合わせはどれか。2 つ選べ
1.pH
―7.37
2.Pao2
―90Torr
3.Paco2
4.HCO35.BE
21
1と2
―60Torr
―32mEq/ℓ
―-4mmol/ℓ
問 21 フローボリューム曲線について正しいのはどれか。2 つ選べ
1.横軸は肺気量である
2.呼出始めの呼気流量は努力非依存性である
3.上気道の狭窄においてピークフローは上昇する
1と5
4.測定は 2 回を最大とし、ピークの高い結果を選択する
5.肺気腫において呼出曲線は下方に凸となる
22
問 22 ガス分析を用いる検査はどれか。2 つ選べ
1と5
1.肺拡散能
2.呼吸抵抗
3.気道抵抗
4.肺コンプライアンス
5.クロージングボリューム
23
問 23 正しい組み合わせはどれか。2 つ選べ
1.視床
―体温調節
2.側頭葉
―視覚領
3.中心後回
―運動領
4と5
4.脳幹網様体 ―意識
5.大脳辺縁系 ―性本能
24
問 24 脳波検査について正しいのはどれか
4
1.時定数の標準は 0.03 秒である
2.10-20 電極法で Cz の方が Pz より後頭極に近い
3.針電極を使用するときは接触抵抗を測定しなければならない
4.異常波の発生する局在部位の検出には双極誘導が有用である
5.発汗による基線動揺の除去には時定数を大きくするのが有用である
25
問 25 脳波の賦活法について正しいのはどれか。2 つ選べ
1.開閉眼はナルコレプシーの診断に有用である
2.閃光刺激による光駆動反応の出現は異常である
3.過呼吸による背景脳波の徐波化は低年齢ほど多い
4.過呼吸賦活法は急性期の脳血管障害患者に有効である
5.睡眠賦活法は睡眠 stage3、stage4 の評価が大切である
1と3
26
27
3
問 27
超音波検査と主に使用する探触子の形状で正しい組み合わせはどれ
3と4
か。2 つ選べ
1.アーク
―腹部
2.セクタ
―乳腺
3.リニア
―頸動脈
4.ラジアル
―前立腺
5.コンベックス ―心臓
28
29
4
問 29 二重結合を 2 つ以上持つ脂肪酸はどれか。2 つ選べ
1と3
1.リノール酸
2.ステアリン酸
3.アラキドン酸
4.パルミチン酸
5.パルミトオレイン酸
30
問 30 分岐差アミノ酸はどれか
1
1.バリン
2.グリシン
3.プロリン
4.メチオニン
5.フェニルアラニン
31
問 31 解糖系・TCA 回路・電子伝達系における糖質の代謝について正しいの
1
はどれか
1.ピルビン酸はミトコンドリアでアシル CoA となる
2.グルコースは好気的に解糖系で分解され乳酸となる
3.TCA 回路ではアコニダーゼは脱水素酵素として作用する
4.電子伝達系では NADH1 分子から 2 分子の ATP が生成される
5.TCA 回路では中間代謝物として高エネルギーリン酸化合物の生成がない
32
問 32 アシドーシスの原因となるのはどれか。2 つ選べ
1と2
1.気胸
2.腎不全
3.多量の嘔吐
4.過換気症候群
5.クッシング症候群
33
問 33 ビタミン A の欠乏症はどれか
3
1.脚気
2.くる病
3.夜盲症
4.ペアグラ
5.末梢神経障害
34
問 34
0.2mmol/ℓ の NADH を 1cm のキュベットを用い 340nm で測定した
とき最も近い吸光度はどれか
1.1.26
2.1.26×10^-1
3.1.26×10^-2
4.1.26×10^-3
1
5.1.26×10^-4
35
問 35 質量パーセント濃度 96%、比重 1.84 の濃硫酸を精製水で 2 倍希釈し
4
たときのモル濃度として最も近いのはどれか。但し、硫酸の分子量を 98 とす
る
1.1mol/ℓ
2.3mol/ℓ
3.6mol/ℓ
4.9mol/ℓ
5.12mol/ℓ
36
問 36 正しいのはどれか。2 つ選べ
1と4
1.HbA1c の基準値は 4.6~6.2%である
2.Ⅱ型糖尿病ではインスリン抵抗性がみられない
3.血糖の腎臓における排泄閾値は約 200mg/dℓ である
4.糖尿病性腎症の初期には尿中ミクロアルブミンが増加する
5.尿糖が増加すると尿中 1,5-アンヒドログルシトールは低下する
37
問 37 正しいのはどれか。2 つ選べ
1と3
1.遊離脂肪酸は血中でアルブミンと結合している
2.血清中の遊離脂肪酸はパルミチン酸が最も多い
3.脂肪酸は β 酸化でアセチル CoA に代謝される
4.血中遊離脂肪酸は食後で増加する
5.レシチンはアシル基を 1 つ持つ
38
問 38 血清クレアチニンについて正しいのはどれか。2 つ選べ
1と2
1.酵素法の測定はサルコシンオキシダーゼを使用する方法がある
2.生体内ではクレアチンリン酸から生成される
3.血中濃度は女性より男性で低値を示す
4.基準値は 6~10mg/dℓ である
5.尿細管で再吸収されやすい
39
問 39 ビリルビンで正しいのはどれか。2 つ選べ
1と5
1.δ ビリルビンは尿中に出ない
2.還元するとビリベルジンニなる
3.直接型はタウリンと抱合している
4.血清は間接型より直接型の方が多い
5.直接型より間接型は光による分解がされやすい
40
問 40 正しいのはどれか。2 つ選べ
1.CK は SH 酵素である
2.アルギナーゼはリアーゼに分類される
1と5
3.AST 活性における共役酵素は LD である
4.アミラーゼの分子量はアルブミンより大きい
5.前立腺由来酸ホスファターゼは L-酒石酸に阻害される
41
問 41 正しいのはどれか。2 つ選べ
1と4
1.PSP 試験は被験者の体重に関係なく 6mg の PSP 溶液を静注する
2.GFR マーカーのシスタチン C 測定は年齢により影響を受ける
3.メトピロン試験は副甲状腺機能検査である
4.セクレチン試験は膵臓の外分泌試験である
5.ICG 試験は肝の解毒試験である
42
問 42 正しいのはどれか。2 つ選べ
1と5
1.PTH は上皮小体から分泌される
2.エストロンは黄体ホルモンである
3.セロトニンはチロシンから生成される
4.17-OS の測定は Porter-Silber 反応を使用する
5.ドパミンはドーパから脱炭酸により生成される
43
問 43 正しいのはどれか。2 つ選べ
2と3
1.アデニンとチミンの相補的塩基対は水素結合 3 本で結合している
2.RNA の呈色反応はオルシノール反応を用いる
3.グアニン液の極大吸収波長は 260nm である
4.チミジンはヌクレオチド名である
5.FAD はリボースを 2 つ持つ
44
問 44 尿素呼気試験に使用される安定同位体はどれか
3
1.11C
2.12C
3.13C
4.14C
5.15C
45
問 45 アポトーシスが良くみられる部位はどれか。2 つ選べ
2と5
1.肝
2.小腸
3.気管
4.膀胱
5.子宮
46
問 46 染色体数が通常より多い疾患はどれか。2 つ選べ
1.ダウン症候群
2.ターナー症候群
1と5
3.マルファン症候群
4.猫なき症候群
5.クラインフェルター症候群
47
問 47 非上皮細胞はどれか。2 つ選べ
2と3
1.胚細胞
2.神経細胞
3.線維芽細胞
4.肝細胞
5.内皮細胞
48
問 48 グリソン鞘にみられるのはどれか。2 つ選べ
2と4
1.類洞
2.胆管
3.デュッセ腔
4.門脈枝
5.中心静脈
49
問 49 杯細胞が存在するのはどれか。2 つ選べ
3と5
1.胃底腺
2.食道粘膜上皮
3.気管粘膜上皮
4.胆嚢粘膜上皮
5.十二指腸粘膜上皮
50
問 50 誤っている組み合わせはどれか
1.甲状腺 ―傍濾胞細胞
51
1
―サイロキシン
2.腎臓
―糸球体傍細胞 ―レニン
3.卵巣
―ルテイン細胞 プロゲステロン
4.副腎
―髄質細胞 ―ノルアドレナリン
5.精巣
―ライディッヒ細胞 ―テストステロン
問 51 門脈に合流するのはどれか。2 つ選べ
1と5
1.脾静脈
2.肝静脈
3.卵巣静脈
4.総腸骨静脈
5.上腸間膜静脈
52
問 52 脱灰法について正しいのはどれか
1.固定前の組織を用いる
2.酸性脱灰液は密閉して用いる
3
3.液は 1 日に 1~2 回交換する
4.組織を底に沈めて実施する
5.ギ酸脱灰法は終了後硫酸ナトリウムに入れる
53
問 53 塩基性フクシンを使用しない染色法はどれか
4
1.PAS 染色
2.EVG 染色
3.フォイルゲン反応
4.マッソン・トリクローム染色
5.ゴモリのアルデヒドフクシン染色
54
55
5
問 55 冷凍切片作製法について誤っているのはどれか
2
1.免疫組織学に適用される
2.迅速診断用の切片は水溶性の封入剤で封入する
3.急速冷凍した組織を用いる
4.脂肪組織は薄切が難しい
5.クリオスタット庫内は殺菌操作が必要である
56
問 56 抗ケラチン免疫染色で陽性を示すのはどれか。2 つ選べ
1.心筋細胞
2.乳管細胞
3.脂肪細胞
2と5
4.神経鞘細胞
5.食道粘膜細胞
57
問 57 子宮頸部擦過細胞診について誤っているのはどれか
5
1.性周期が判定できる
2.組織型が推定できる
3.治療効果が判定できる
4.良性・悪性の判定ができる
5.HPV16 型の感染細胞が判定できる
58
問 58 電子顕微鏡について誤っているのはどれか
1
1.鏡体内は陽圧状態である
2.透過型の検体は電子染色を行う
3.走査型は表面の性状を観察する
4.走査型の検体は薄切が不要である
5.透過型は蛍光板を介して観察する
59
問 59 誤っているのはどれか
4
1.B 細胞は体液性免疫を担当する
2.T 細胞は胸腺で分化・成熟する
3.髄外造血では脾臓で造血が行われる
4.巨核芽球の成熟過程で細胞質は分裂する
5.成人では体幹の扁平骨で造血が行われる
60
問 60 線溶亢進の指標となるのはどれか。2 つ選べ
1と5
1.D-ダイマー上昇
2.フィブリノゲン上昇
3.プロトロンビンフラグメント 1+2(F1+2)上昇
4.トロンビン・アンチトロンビン複合体(TAT)上昇
5.プラスミン・プラスミンインヒビター複合体(PIC)上昇
61
問 61 血小板について正しいのはどれか。2 つ選べ
2と4
1.二次止血の中心をなす
2.直径は 2~4μm である
3.寿命はおよそ 30 日である
4.造血因子はトロンボポエチンである
5.濃染顆粒は血小板第 4 因子を含む
62
問 62 血小板数、巨核球数ともに増加を伴うのはどれか。2 つ選べ
1.再生不良性貧血
2.本態性血小板血症
3.急性骨髄性白血病(AML)
2と4
4.慢性骨髄性白血病(CML)
5.特発性血小板減少性紫斑病(ITP)
63
問 63 網赤血球について正しいのはどれか。2 つ選べ
4と5
1.溶血性貧血で減少する
2.成熟赤血球よりも小さい
3.再生不良性貧血で増加する
4.多染性の赤血球に相当する
5.超生体染色で RNA が網状に染まる
64
65
問 64 正しい組み合わせはどれか。2 つ選べ
1.好塩基性斑点
―鉛中毒
2.ハインツ小体
―三日熱マラリア
3.シュフネル斑点
―骨髄異形成症候群
4.パッペンハイマー小体
―鉄欠乏性貧血
5.ハウエルジョリー小体
―摘脾後
問 65 特殊染色について誤っているのはどれか
1と5
1
1.鉄染色では主にヘモグロビン鉄を染める
2.巨核球・血小板系はペルオキシダーゼ染色陰性である
3.急性リンパ性白血病の多くは PAS 染色陽性の顆粒を認める
4.単球は非特異的エステラーゼ染色でフッ化ナトリウム阻害を受ける
5.好中球アルカリホスファターゼ活性低下は慢性骨髄性白血病に特有である
66
問 66 交差適合試験を APTT で検査した結果、正常血漿を 1:1 に加えると
1
APTT は補正(下向きの曲線)された。考えられるのはどれか
1.血友病 A
2.血小板無力症
3.インヒビターの存在
4.検体にヘパリンが混入
5.抗リン脂質抗体症候群
67
問 67 血清に残っている凝固因子はどれか。2 つ選べ
3と4
1.第Ⅰ因子
2.第Ⅱ因子
3.第Ⅶ因子
4.第Ⅸ因子
5.第ⅩⅢ因子
68
問 68 正しいのはどれか
1.リケッチアは核膜を持つ
2.細菌はゴルジ体を持たない
2
3.クラミジアは真核生物である
4.真菌はミトコンドリアを持たない
5.マイコプラズマは細胞壁を持つ
69
問 69 細菌の構造の特徴について正しいのはどれか。2 つ選べ
4と5
1.鞭毛は接合に関与する
2.芽胞は食細胞に抵抗性を示す
3.細胞壁の主成分はキチンである
4.グラム陰性菌の細胞壁の外膜に内毒素が存在する
5.莢膜は感染の初期段階の生体細胞への菌の付着に関与する
70
問 70 細菌の増殖曲線について正しいのはどれか。2 つ選べ
1と4
1.定常期の生菌数は一定となる
2.対数増殖期に細菌の死滅が始まる
3.平板培地を用いて増殖曲線を求める
4.対数増殖期の細菌を同定検査に用いる
5.誘導期の細菌の大きさは対数増殖期に比べ小さい
71
問 71 変性嫌気性菌はどれか
4
1.炭疽菌
2.赤痢菌
3.緑膿菌
4.ベイヨネラ
5.カンピロバクター
72
問 72 細菌の遺伝に関する事項について誤っているのはどれか。2 つ選べ
4と5
1.遺伝子に支配される性質を形質という
2.プラスミドには耐性因子に関するものがある
3.遺伝子の 1 個の塩基対の変化を伴う変異を点変異という
4.形質導入による遺伝子の伝達はプラスミドを介して行われる
5.形質転換による遺伝子の伝達はバクテリオファージを介して行われる
73
問 73 輸送培地はどれか
5
1.コルトフ培地
2.プレストン培地
3.セレナイトブロス
4.マンニット食塩培地
5.キャリー・ブレア培地
74
問 74 消毒薬について正しいのはどれか
1.消毒用エタノールは芽胞菌に有効である
2.ホルムアルデヒドは皮膚の消毒に用いる
3
3.クレゾール石鹸は汚物の消毒に有効である
4.次亜塩素酸ナトリウムは金属の医療器具に用いる
5.グルコン酸クロルヘキシジンは結核菌に有効である
75
問 75 有効な組み合わせはどれか
1.Serratia maroescens
2.Klebsiella pneumonia
3
―エリスロマイシン
―アンピシリン
3.Legionella pneumophila
―リファンピシン
4.Haemophilus influenza
ペニシリン
5.Stenotrophomonas maltophilia ―メロペネム
76
問 76 誤っているのはどれか
4
1.結核の感染予防には N95 マスクを使用する
2.エアロゾル対策に安全キャビネットが必要である
3.病院の細菌検査室は P2 レベルの施設が必要である
4.
。クリーンベンチ内は外部に対して陰圧となっている
5.安全キャビネットには HEPA フィルターが使用されている
77
問 77 疾患と原因病態の組み合わせで正しいのはどれか
4
1.Chlamydophila psittaci ―ワイル病
2.Leptospira interrogans ―ライム病
3.Mycoplasma pneumonia
78
―ポンティアック熱
4.Rickettsia prowazekii
―発疹チフス
5.Treponema pallidum
―軟性下疳
問 78 Cryptococcus neoformans について誤っているのはどれか
4
1.莢膜を持つ
2.尿素を分解する
3.酵母様真菌である
4.ヒトのみに感染する
5.髄膜炎の原因菌となる
79
問 79 免疫グロブリンについて誤っているのはどれか
2
1.分泌型 IgA は 2 量体である
2.IgE は好中球に結合する
3.IgM は半減期が短い
4.胎盤通過性は IgG の Fc 部が関係する
5.IgD は B リンパ球の分化に関係する
80
問 80 検査材料の取り扱いで正しいのはどれか。2 つ選べ
1.1 度不活化した血清を翌日に使用する場合は再度不活化して使用する
2.寒冷凝集反応に用いる血清は 4℃で保存する
1と5
3.血清補体価(CH50)用血清は 56℃で 30 分加温して測定に用いる
4.ウイルス中和反応に用いる血清保存はアジ化ナトリウムを加える
5.クリオグロブリン検査用血液は採血後 37℃に保つ
81
問 81 CRP について誤っているのはどれか
3
1.インターロイキン 6(IL-6)の刺激で産生される
2.肺炎球菌の C 多糖体と反応する
3.補体活性化を有しない
4.肝臓から産生される
5.急性相反応蛋白である
82
問 82 患者赤血球を用いる検査法はどれか。2 つ選べ
1と4
1.寒冷凝集反応
2.血清補体価(CH50)測定
3.HLA のタイピング
4.直接抗グロブリン試験
5.TPHA
83
問 83 抗セントロメア抗体が出現する疾患はどれか
2
1.慢性関節リウマチ
2.クレスト症候群
3.悪性貧血
4.SLE
5.シェーグレン症候群
84
問 84 正しい組み合わせはどれか。2 つ選べ
1.リンパ球細胞障害試験
―補体
2.ウエスタンブロット法
―ゼラチン
3.比濁法
―散乱光
1と5
4.フローサイトメトリー法 ―ルミノール
5.FTA-ABS テスト
―FITC(フルオレッセンスイソチオシアネー
ト)
85
問 85 ベンスジョーンズ蛋白と反応する抗体はどれか。2 つ選べ
2と4
1.抗 γ 鎖抗体
2.抗 κ 鎖抗体
3.抗 α 鎖抗体
4.抗 λ 鎖抗体
5.抗 ε 鎖抗体
86
問 86 肺癌の腫瘍マーカーとして用いられるのはどれか。2 つ選べ
1.CEA
3と4
2.AFP
3.NSE
4.SCC
5.PSA
87
問 87 抗補体作用があるのはどれか。2 つ選べ
1と2
1.クエン酸ナトリウム
2.硫酸アンモニウム
3.ゲラチン・ベロナール緩衝液
4.アルブミン
5.生理的食塩水
88
問 88 ABO 血液型検査で血清(血漿)側の原因によってオモテ・ウラ不一致と
3と5
なるのはどれか。2 つ選べ
1.Bm 型
2.キメラ
3.不規則抗体
4.新生児溶血性疾患
5.無 γ グロブリン血症
89
問 89 移植について正しいのはどれか。2 つ選べ
1と2
1.移植成績は HLA 適合度と相関する
2.HLA は DNA タイピングで検査される
3.抗 HLA 抗体は移植成績に影響を与えない
4.拒絶反応の原因となるのはドナーT 細胞である
5.HLA 一致同胞間の造血幹細胞移植では移植後 GVHD は起こらない
90
問 90 5 類感染症はどれか
4
1.結核
2.コレラ
3.エボラ出血熱
4.劇症型溶血性レンサ球菌感染症
5.高病原性トリインフルエンザ(H1N5)
91
問 91 平成 23 年の我が国の死因のうちで 20~39 歳で一番多いのはどれか
1
1.自殺
2.肺炎
3.心疾患
4.悪性新生物
5.不慮の事故
92
問 92 ビタミンの欠乏と疾患について正しい組み合わせはどれか
5
1.ビタミン A ―ペラグラ
2.ビタミン B6 ―夜盲症
3.チアミン
―くる病
4.ビタミン D ―脚気(多発性神経炎)
5.ビタミン K ―出血傾向
93
問 93 臨床検査技師の業務について正しいのはどれか。2 つ選べ
2と4
1.患者に点滴をする
2.磁気共鳴画像検査を行う
3.動脈血から血液培養の検体を採取する
4.針電極を用いて脳波検査を行う
5.研究を目的とした採血をする
94
問 94 コホート研究について誤っているのはどれか
2
1.時間がかかる
2.費用がかからない
3.事象の発生順序がわかる
4.稀な疾患に不向きである
5.複数の結果因子が同時に調べられる
95
問 95 電撃について誤っているのはどれか
5
1.商用交流の最大許容電流値は 5mA である
2.ミクロショックの安全基準は 10μA である
3.商用交流のミクロショック心室細動誘発電流値は 0.1mA である
4.商用交流の離脱電流値は最小感知電流値の約 10~20 倍である
5.50kHz の高周波電流は 50Hz の低周波電流より 1000 倍電撃閾値が大きい
96
問 96 抵抗について正しいのはどれか。2 つ選べ
1.鉄の抵抗率は銅よりも大きい
2.金属棒の抵抗は断面積に比例する
3.抵抗率の単位は〔S/m〕が使われる
4.金属棒の抵抗は金属の抵抗率に反比例する
5.金属棒の抵抗は金属の長さに比例する
1と5
97
98
4
問 98 静止画像ファイルを保存するためのファイル形式はどれか。2 つ選べ
2と4
1.AVI
2.BMP
3.WMA
4.TIFF
5.ASCII
99
問 99 比色計の可視部測定で使用する抗原ランプはどれか。2 つ選べ
2と3
1.ホロカソードランプ
2.タングステンランプ
3.ハロゲンランプ
4.重水素放電管
5.水銀ランプ
100
問 100
か
1.赤
2.黄色
3.紫
プリズムで可視光を分離したとき最も屈折率が小さい光の色はどれ
1
4.青
5.緑