2015年10月16日第94号

1年団通信
2015年10月16日発行第94号
発行責任者:大野孝之
[email protected]
印 刷 所:丸亀市立飯山中学校
http://www.hanzan-jh.ed.jp/
あいさつ、返事、全力ダッシュ
先週の土曜日、男子卓球部は豊中中学校に合同練習に行きました。
そこでのことです。
最初に、全員集合して豊中中学校の監督(かんとく)の話を聞きます。
「集合!」の号令。豊中中、飯山中の卓球部が集合します。
「遅(おそ)い」と監督の声。
「全力ダッシュで集まりなさい」
「やり直し」の指示が出ました。
部員たちは「はい」と返事をして元の場所に帰ろうとしました。
「返事の声が小さい」と監督。
部員たちはさっきよりは大きな声で「はい」と返事をし直して元の場所へ。
部員たちが元の場所に散らばったところで、
もう一度、「集合」の号令。部員たちが今度はダッシュで集まります。
「最後までダッシュする」
「近づいたところで手を抜いて歩かない」
「やり直し」と監督の声。
部員たちは元の場所に散らばります。
3度目の「集合」の号令。
今度はみんな最後までダッシュ。
やっと集合したところで、監督の先生から「お願いします」の声。
それに応えて部員たちの「お願いします」の声。
「あいさつが小さい」
「やり直し」
もう一度「お願いします」の監督の声。
応えて、部員たちの「お願いします」の声。
いろいろなことを何度もやり直して、ようやく監督の話。
「あいさつ」「返事」「全力ダッシュ」をちゃんとしなさい。しまった練習をしないと
時間がむだになります。・・・・
どうですか。みなさん。
みなさんが大人になって仕事をする場面では、「初めて会う人」や「親しくな
い人」ともよく出会います。そのとき、最初にかわす言葉は「あいさつ」です。そ
の「あいさつ」の一言で相手に対する自分の印象が決まります。はっきりした
声で明るく「あいさつ」できる人と、ぼそぼそと何を言っているのか分からないよ
うな「あいさつ」しかできない人とでは、その後の付き合い方がずいぶん違うも
のになるでしょう。そう思いませんか。
「返事」や「全力ダッシュ」だって同じです。他人から言われたことにはっきり
と「返事」をし、仕事ぶりも「全力ダッシュ」でやっている人は応援してあげようと
思うでしょう。まわりがそう思って応援してくれると、何でもうまくいくものです。
みなさん。
部活動や授業など、毎日何度も「あいさつ」「返事」「全力ダッシュ」をする
場面はあります。その1回1回に手を抜かず、全力で取り組みませんか。「あ
いさつ」「返事」「全力ダッシュ」、こんなことでも3年間続けることができたら、
あなたはすばらしく成長することと思います。あなたを見る目も必ず変わります。
屋島集団宿泊学習の感想より
私が屋島に行って1番心に残ったのはカッターです。
カッターはみんなで大きな声を出して、みんなで力を合わせたりとっても大
変でした。手を動かしたり、とっても手が痛かったし、海で波があるので船がゆ
れて気持ち悪かったです。
だんだん眠くなるし早くやめたいと思ったけど、だんだんみんなの声が合って
きたり前まで小さかった声も大きくなったり、みんなの力が合ってきたりして、だ
んだんスピードも速くなってきました。
カッターでは、1人ではできないことでもみんなで声を出したり力を合わせた
りしたらできるということが分かりました。これからもみんなと協力していきたいと
思いました。(6組N)