皮膚科 専門医取得プログラム ●皮膚科 専門医取得プログラム プログラム 年数 1年目 区分 2年目 3年目 4年目 研修内容 卒後臨床研修 皮膚科一般研修 研修施設 臨床研修病院 教育施設 皮膚科学会入会 資 格 等 5年目 6年目 7年目 皮膚科専門研修 8年目 皮膚科地域研修 9年目 皮膚科自由選択研修 教育施設/関連施設/その他 皮膚科専門医試験 受験資格獲得 皮膚科研修/高度専門学会入会 高度専門医試験 受験資格獲得 7年次以降の高度専門医コース別医療機関 年数 区分 高 度 専 門 医 療 機 関 皮膚科専門医コース 松江市立病院 、 島根県立中央病院、 島根大学附属病院、 大田市立病院 (総合医育成センター) 、 浜田医療センター、 益田赤十字病院 アレルギーコース 島根県立中央病院、 島根大学附属病院、 広島大学医学部附属病院 (日本アレルギー学会専門医) 皮膚外科コース 松江赤十字病院形成外科、 島根大学附属病院、 大田市立病院 (総合医育成センター) 、 鳥取大学医学部附属病院 皮膚美容レーザーコース 松江市立病院、 松江赤十字病院形成外科、 島根大学附属病院 教育機関名 研 修 区 分 病 院 教 育 施 設 島根大学附属病院 、 大田市立病院 (総合医育成センター) 、 浜田医療センター 、 益田赤十字病院 関 連 施 設 松江市立病院 、 松江赤十字病院 、 島根県立中央病院、 済生会江津総合病院 そ の 他 (海外留学) 広島大学医学部附属病院 (広島県) 、 鳥取大学医学部附属病院 (鳥取県) ドイツkiel大学 名 注) 1. このプログラムは、 一般的なものであり、 各個人の希望に応じた専門医・高度専門医育成プログラムが策定できますので、 是非ご相談下さい。 2. 教育機関名は、 原則各学会の専門医制度に基づく認定施設区分に従ってそれぞれの病院名を、 その他は、 研修実績のある県外の主な病院及び海外留学先を記載したものです。 なお、 標記されていない県内病院にあっても、 研修で勤務することができますのでご相談下さい。 18 専門医取得モデルプログラム集 10年目 皮膚科 〈研修の概要〉 県内には、 日本皮膚科学会認定教育施設及び日本アレルギー学会認定教育施設があ ります。 ここでの研修により、皮膚科専門医及びアレルギー専門医の取得ができます。 島根大学皮膚科は特にアトピー性皮膚炎、蕁麻疹、食物アレルギー、薬剤アレルギー の診療に高い能力を有しており、当科での研修ではアレルギー性疾患の診療能力を 習得することができます。 また、多種のレーザー機器を保有し、形成外科専門医との 連携があり、皮膚外科領域の研修にも適しています。 〈皮膚科専門医コース〉 学会認定教育施設において、皮膚科医として必須の手技に加えて、 より専門的な診 断・治療技術の習得を行い、皮膚科専門医の取得を目指します。基本的な皮膚手術を 習得します。皮膚悪性腫瘍に対する化学療法の適用と治療の実際を学びます。最先 端治療にも習熟し、安全性と確実性を求めて誠意ある皮膚科医療を行うことができる 医師を育成することが目的です。 教育施設で得られた知識と技術を基に皮膚科地域研修を行うことで、地域の一般病 院で皮膚科医として更なる経験を積むことが可能です。 学位(医学博士)取得が可能な島根大学大学院高度臨床医育成コースへの進学ができま す。 分子生物学、 生化学的手法を用いて皮膚疾患の臨床病態研究を行います。 〈アレルギーコース〉 学会認定教育施設において、 アレルギー疾患の診断、治療法の習得を行います。 日本 アレルギー学会認定専門医、指導医が取得可能です。アレルギー学会は基本13診療 学会ではないため、皮膚科専門医を取得後にアレルギー学会認定専門医、指導医を 取得することになります。 学位(医学博士)取得が可能な島根大学医学部大学院高度臨床医育成コースへの進 学ができます。分子生物学、生化学的手法を用いて皮膚アレルギー疾患の臨床病態 研究を行います。 担当・連絡先 医局長 千貫 祐子 〈皮膚外科コース〉 学会認定教育施設において、外傷、皮膚腫瘍、先天奇形の外科的対応を習得します。 血管腫、母斑、 しみなどに対するレーザー治療法の技術と知識を学びます。静脈瘤の 診断、 ストリッピング、硬化療法、内視鏡的穿通枝切離術を修得します。 形成外科学会認定教育施設において、 より専門的な診断・治療技術の習得を行い、形 成外科専門医の取得も可能です。 学位(医学博士)取得が可能な島根大学医学部大学院高度臨床医育成コースへの進 学ができます。分子生物学、生化学的手法を用いて皮膚腫瘍などの臨床病態研究を 行います。 専門医取得プログラム メッセージ 〈研修の特徴〉 個々の研修医の状況や希望を踏まえ研修内容の検討を行い、魅力的で柔軟性のある 研修プログラムを提供します。 日本・海外での関連学会・セミナーの参加、邦文・欧文論文発表等の積極的な学術活 動も推奨しています。 新専門医制度下の皮膚科専門医制度について 1日本皮膚科学会は、皮膚科専門医研修プログラム整備基準を作成し、2015年 7月一般社団法人日本専門医機構から承認を受ける予定です。 22016年2月までに、島根大学附属病院では県内の医療機関と連携し、島根県 で一つの専門研修プログラムを専門医機構に申請します。 32016年4月から研修プログラムを公開し、 10月から専攻医採用試験を実施します。 42017年4月から新専門研修プログラムによる研修をスタートします。 5研修中は、教育施設、関連施設をローテします。 6研修内容は、 島根大学附属病院 (専門研修基幹施設) に設置する専門研修プログ ラム管理委員会 (県内外の連携施設含む。 ) が作成します。 5年以上の研修実績と講習実績、 学術業績を蓄積し、 認定試験を受験します。 TEL:0853-20-2210 E-mail:[email protected] 診療科情報はこちら 専門医取得モデルプログラム集 19
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