工賃向上等調査「回答の手引き」

全国社会就労センター協議会(セルプ協)
「就労支援事業所の工賃向上と商品・サービスの実態についての調査」
【回答の手引き】
(平成 27 年 10 月)
本調査の回答にあたっては、必ず以下の説明を確認いただいたうえでご回答ください。
回答は調査票データ(Excel)にご入力いただき、以下のアドレスに『平成 27 年 11 月 24
日(火)までに』お願いいたします。
[email protected]
(㈱インターリスク総研)
※ メール送付の際は、件名に「調査票返送」と記載してください。本文の記載は無しでも構いま
せん。
※ 本調査は「㈱インターリスク総研」に委託して実施いたしますので、同社より回答内容につい
て直接お問い合わせ等があった場合は、ご協力をお願いいたします。
<回答(Excel 操作)に当っての注意点>
1.調査回答用入力フォームは、Microsoft Excel で作成しています。
2.回答に際して、複数の選択肢から1つ、または該当する全ての選択肢を選んでいただ
く設問(回答欄が水色)は、選択肢をプルダウンから選択いただける設定になってい
ます。
※ 自由記述欄(人数、金額、説明など)はオレンジ色になっています。
3.設問4について、一部の回答欄(売上の傾向、作業収益の『その背景』等)は、 複
数の選択肢を選択いただける設問となっています。さらに、チェックを入れた (選択
した)選択肢については、自由記述欄に回答いただく設定となっています。
選択肢をクリックした際、その隣の欄がオレンジ色になった場合は、具体的な内容を
ご記入ください。
※ 具体的な内容については、今後の調査・分析を進めていくうえで重要なデータですの
で、是非ご記入をいただきますようお願いいたします。
4.設問4について、チェックを入れた(選択した)選択肢によっては、その次の設問の
選択肢が異なります。
※ 「売上の傾向」と「作業(事業)収益」
⇒1と3、それぞれを選んだ場合の『その背景』の選択肢が異なります。
2と4を選んだ場合は回答の必要はありません。
5.数字はすべて「半角数字」で入力してください。
6.回答を始める前に「名前を付けて保存」を選択し、ドキュメントやデスクトップ等に
保存して、作業を中断しても再開しやすいように準備することをおすすめします。
1
<各設問の注意点>
〔設問2〕2014(平成 26)年∼2012(平成 24)年度の貴施設・事業所の目標工賃達成指導
員の配置状況をご記入ください。
・ この設問は、就労継続支援B型事業を実施する施設・事業所のみ回答ください。
多機能型事業所の場合は、就労継続支援B型事業部分のみ回答ください。
※ 各年度末の状況をご回答ください
〔設問3〕2014(平成 26)年∼2012(平成 24)年度の貴施設・事業所の製品・サービス
の売上総額等についてご回答ください。
・ 共同受注窓口については、都道府県セルプ協・セルプセンター等の都道府県単位の組織
のみならず、日本セルプセンター経由のものも含みます。
〔設問4〕貴施設・事業所の 2014(平成 26)年度の製品・サービスの売上について、主
な作業(事業)の売上額等について下表にご回答ください。
・ 作業(事業)については、売上額が上位3位までの作業、官公需においては売上額が
上位2位までの作業(事業)についてご回答ください。
・ 「1位作業(事業)」
「2位作業(事業)」
「3位作業(事業)」については、官公需も含め
た売上全体についてご記入ください。
・ 「官公需作業(事業)1位」
「官公需作業(事業)2位」については、官公需のみ(民需
には含まない)でご記入ください。なお、官公需とは、平成 25 年4月に施行された優先
調達推進法の対象となる機関(国、独立行政法人、特殊法人、地方公共団体(都道府県・
市区町村)、地方独立行政法人を指します。本庁のみではなく出先機関、公立の病院・社
会福祉施設・学校等も含みます。)を指します。
・ 販売先については、その作業で売上額が上位3位までの販売先についてご記入ください。
上位 1 位については必ずご記入ください。2位と3位は、売上が 100 万円以上の場合の
みご回答ください。「官公需作業(事業)」では、売上額に関係なく3位までご回答くだ
さい。
・ 予め設定されている選択肢について、次頁以降に掲載いたしますので、参照しながら調
査票への入力を行ってください。
2
● 全体の①.『作業(事業)種類』の選択肢
A
<A.事務商品>
(A−1)事務用品
<B.農林水産業・食料品・飲料等>
(B−1)穀物類(米、小麦、大豆等)
(B−2)野菜・果物・茶草・花卉類
(B−3)その他農林水産業(林業、漁業、畜産業)
(B−4)製パン
(B−5)製菓
(B−6)その他食品加工(製麺、豆加工品、野菜・果物加工等)
(B−7)弁当・惣菜
(B−8)飲料
<C.小物・雑貨、その他物品>
(C−1)縫製品(制服・白衣・その他衣料品、タオル等)
(C−2)繊維・皮製品(さをり織、玩具・工芸品、雑貨、小物、記念品等)
(C−3)木工製品(家具、玩具・工芸品、雑貨、小物、記念品等)
(C−4)金属製品(玩具・工芸品、雑貨、小物、記念品等)
(C−5)プラスチック製品(玩具・工芸品、雑貨、小物、記念品等)
(C−6)陶磁器(食器・カップ、花瓶、記念品等)
(C−7)ビニール類(ごみ袋等)
(C−8)ウエス
(C−9)その他製品
<D.印刷>
(D−1)印刷
<E.クリーニング>
(E−1)クリーニング
(E−2)リネンサプライ
<F.清掃・施設管理>
(F−1)建物・公園等の清掃作業・除草作業・管理業務
<G.情報処理・テープ起こし>
(G−1)情報処理(HP作成、システム作成)
(G−2)データ入力・集計、テープ起こし
<H.飲食店等の運営>
(H−1)売店・喫茶店・レストラン等の運営
<I.その他のサービス・役務>
(I−1)部品等の加工・組立(ネジバリ取り、機械部品組立、箱組立
(I−2)袋詰・包装・封入作業、仕分・発送作業
(I−3)洗浄(洗びん含)
(I−4)資源回収・分別
(I−5)その他のサービス・役務の提供
3
等)
● 全体と販売先の③『売上の傾向』の選択肢
B
J
※ 直近3年(平成 24∼26 年)程度の期間の状況で回答
1.拡大傾向にある
2.年度により増減はあるがほぼ横ばいである
3.縮小傾向にある
B
4.(全体の回答欄
では)26 年度より新しく始めた新規の作業(事業)である
J では)26 年度からの新規の取引先である
(販売先の回答欄
● 販売先の③『売上の傾向』の【その背景】の選択肢等
・「1.拡大傾向にある」を選択した場合の選択肢(複数選択可)
C
M
※ チェックした(選択した)選択肢については、自由記述欄にその具体的な内容を記入
1.(外的要因)取り扱っている製品・サービスへの社会全体のニーズが増えた
2.(外的要因)取り扱っている製品・サービスへの既存販売先のニーズが増えた
3.(事業所要因(品質))既存の製品・サービスの質を向上させた
4.(事業所要因(品質))製品・サービスで新たなメニューを増やした
5.(事業所要因(生産性))生産工程の改善(利用者支援含)で生産性が向上した
6.(事業所要因(生産性))新たな生産設備の導入(更新含)で生産性が向上した
7.(事業所要因(情報))営業活動の強化でニーズをくみとった
8.(事業所要因(情報))取り扱っている製品・サービスの宣伝活動を強化した
9.(事業所要因(職員))研修等で職員の支援力や営業力等を向上させた
10. 共同受注窓口による斡旋で取引が増えた
11. その他
12. 優先調達推進法により官公需が増えた
(※12 は、 M 「官公需作業(事業)1位」「官公需作業(事業)2位」のみの選択肢)
・「2.年度により増減はあるがほぼ横ばいである」を選択した場合
※ 自由記述欄にその理由を記入。
・「3.減少傾向にある」を選択した場合の選択肢(複数選択可)
D
N
※ チェックした(選択した)選択肢については、自由記述欄にその具体的な内容を記入
1.(外的要因)取り扱っている製品・サービスへの社会全体のニーズが減った
2.(外的要因)取り扱っている製品・サービスへの既存販売先のニーズが減った
3.(事業所要因(品質))販売先のニーズに取り扱っている製品・サービスでは十分に
対応できていない
4.(事業所要因(生産性))生産工程の改善(利用者支援含)に取り組めていない
5.(事業所要因(生産性))新たな生産設備の導入(更新含)ができていない
6.(事業所要因(情報))営業活動で取引先のニーズをくみとることができていない
7.(事業所要因(情報))取り扱っている製品・サービスの宣伝活動ができていない
(※選択肢は次頁にも続きます(12 まで)
)
4
8.(事業所要因(職員))職員の支援力や営業力等を向上させるための研修機会を設
けられていない。
9. 共同受注窓口による斡旋での取引が減った
10.その他
11.優先調達推進法の施行により他の法対象の事業所に発注が移った
12.優先調達推進法の施行により発注額が切り下げられた
(※11 と 12 は、 N 「官公需作業(事業)1位」
「官公需作業(事業)2位」のみの選択肢)
・「4.26 年度より新しく始めた新規の作業(事業)である」「4.26 年度からの新規の
取引先である」を選択した場合
※ 自由記述欄に「新規の作業を始めた理由」「新規の取引が始まった理由」を記入
● 全体の④『作業(事業)収益』の選択肢
E
※ 直近3年(平成 24∼26 年)程度の期間の状況で回答
1.工賃向上につながるだけの十分な収益が出ている
2.現状の工賃を維持できる程度の収益にとどまる
3.赤字の作業(事業)となっている
4.いずれとも言えない
● 全体の④『作業(事業)収益』の【その背景】の選択肢等
・「1.工賃向上につながるだけの十分な収益が出ている」を選択した場合の選択肢
(複数選択可)
F
※ チェックした(選択した)選択肢については、自由記述欄にその具体的な内容を記入
1.取引先から十分な量の発注があったため
2.販売単価を高く設定できたため
3.経費をおさえることができたため
4.生産性が向上したため
5.その他
・「2.現状の工賃を維持できる程度の収益にとどまる」を選択した場合
※ 自由記述欄にその理由を記入。
・「3.赤字の作業(事業)となっている」を選択した場合の選択肢(複数選択可)
G
※ チェックした(選択した)選択肢については、自由記述欄にその具体的な内容を記入
1.取引先から発注量が減ったため
2.販売単価を取引先の要望等で低く設定せざるをえなかったため
3.経費が増えたため
4.生産性が落ちたため
5.その他
5
・「4.いすれとも言えない」を選択した場合
※ 自由記述欄にその理由を記入
● 全体の⑤『販売先数の傾向』の選択肢
H
(官公需作業は
O
)
1.販売先は1社(機関)のみ
2.販売先は2∼5社(機関)
3.販売先は6社(機関)以上
4.販売先は不特定多数(小売り等、販売先が不特定多数となる場合)
※ 「官公需作業1位」「官公需作業2位」の場合は∼社ではなく∼機関
● 販売先の①『販売先業種』の選択肢(「作業(事業)」の場合)
I
※ チェックした(選択した)選択肢については、自由記述欄にその具体的な内容
(企業名ではなくどのような業態か)を記入
(例:7.卸売、小売業⇒スーパーマーケット、10.宿泊、飲食サービス業⇒レストラン、
13.医療、福祉⇒病院 等)
1.農林漁業
2.建設業
3.製造業
4.電気・ガス・熱供給・水道業
5.情報通信業
6.運輸、郵便業
7.卸売、小売業
8.金融、保険業
9.不動産、物品、賃貸業
10.宿泊、飲食サービス業
11.生活関連サービス、娯楽業
12.教育、学習支援業
13.医療、福祉
14.公務
15.共同受注窓口(注)
16.その他
17.自前の常設販売店
18.公共施設内の常設販売店・コーナー
19.民間事業所内の常設販売店・コーナー
20.インターネット販売
21.バザー等不定期の販売機会
22.その他(販売機会)
事業所で小売をし、主に個人が対象で
販売先が不特定多数となる事業所は、
17∼22 の「販売機会」に係る選択肢を
選択いただく。
(注)販売先が共同受注窓口の場合は、「15.共同受注窓口」を選択いただく。共同受注窓口
との契約は結ばず、販売先企業と直接契約を結んでいる場合は(共同受注窓口は斡旋のみ)
、
その販売先企業等の業種を選択いただく。
6
● 販売先の①『販売先業種』の選択肢(「官公需作業(事業)」の場合)
P
※ チェックした(選択した)選択肢については、自由記述欄にその具体的な取引先(国
や地方公共団体の場合は部署名まで)を記入
1.国(本庁)
2.国の出先機関
3.都道府県(本庁)
4.都道府県の出先機関
5.市区町村(本庁)
6.市区町村の出先機関
7.公立学校
8.公立社会福祉施設
9.公立病院
10.独立行政法人
11. 地方独立行政法人
12. その他
● 販売先の④『取引きっかけ』の選択肢(「作業(事業)」の場合)
K
※ 「6.その他」をチェックした(選択した)場合は、自由記述欄にも記入
1.施設等の営業活動
2.先方からの申し出
3.共同受注窓口による斡旋
4.行政等による仲介
5.既存の取引先からの紹介
6.その他
7.わからない
● 販売先の④『受注までの経緯』の選択肢(「官公需作業(事業)」の場合)
Q
※ 「5.その他」をチェックした(選択した)場合は、自由記述欄にも記入
1.随意契約による受注
2.民間企業を含む競争の結果の受注(一般競争入札等)
3.優先調達推進法の対象となる障害者就労支援施設・事業所等(特例子会社等含)
の中だけでの競争の結果の受注
4. 共同受注窓口からの斡旋
5.その他
6.わからない
7
● 販売先の⑤『取引期間』の選択肢
L
1.1年以下(26 年度より新規)
2.2年以上∼5年未満
3.5年以上∼9年未満
4.10 年以上
5.わからない
〔設問5〕貴施設・事業所における工賃以外の利用者支援の状況にについて下表にご記入
ください。
※ 就労継続支援B型事業を実施する施設・事業所のみ回答ください。多機能型事
業所の場合は、就労継続支援B型事業部分のみ回答ください。
<設問趣旨>
就労継続支援B型事業には、働く場を提供しそこでできるだけ高い工賃を支払い、
その方の地域での自立した生活につなげていくという役割があります。一方で、
“働く場を提供し、できるだけ高い工賃を支払う”という事業目的から派生する
さまざまな“働く”に係るニーズに応える支援も、就労継続支援B型事業の果たす
重要な役割です。そうした多用なニーズに応えるべく就労継続支援B型事業所が行
っている支援について、貴施設・事業所の状況についてご記入ください。
・ 以下の支援1∼4に該当する支援の対象となっている利用者数について、平成 26 年
度の該当人数を記入してください。
・ 合計(実人数)は重複分を考慮して記入してください。
(例)支援1で3人該当、支援2で5人該当者がいて、内支援1と2両方に該当する
方が2人いる場合、実人数は、
「3+5−2」で6名)
支援1.一般就労や他の就労系事業からの移行を受け入れる支援
(例)・ 高齢化や障害の状態が重くなったこと等により、一般就労の継続が難しくなった
方を受け入れた。
・ 就労移行を利用して一般就労に結び付かなかった方を受け入れた。
支援2.生産活動(“働く”場)における支援のみならず、地域での生活(“くらすの場”)
における支援
(例)
・ 利用者の住まいの場を整備した(法人のGH、福祉ホームでの受け入れ)、住まい
の場を斡旋(住まいの場の確保に向けた相談支援含)した。
・ 事業所の利用前後の移動の支援(送迎加算による支援除く)をした。
・ 地域生活に関する各種の行政手続きや地域の社会資源の活用等に関するアドバイ
スや情報提供、相談に応じた。
支援3.施設外就労や施設外支援を通じた一般就労への移行支援
(例)・ B型事業所での施設外就労や施設外支援を通じて送り出し先の企業との関係を
8
築き、就職につなげた。
・ B型事業所での通常の作業のみならず、就職に向けた支援(職業訓練)を行った。
支援4.新たな支援ニーズへの対応
(例)・ 地域で閉じこもっていた方に働きかけ、本人の希望に応じた環境での働く場を
提供した。
・ 入院していた難病患者等、医療的ケアが必要な方について本人の意向により働
く場を提供した。
【問い合わせ先】
◆ 本調査の集計業務委託先
㈱インターリスク総研 事業リスクマネジメント部〔担当:谷澤、松岡〕
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町 2-105 ワテラスアネックス
TEL:03-5296-8918 FAX:03-5296-8941
※ 調査回答(調査票入力)の際の操作方法や回答に際しての簡易なご質問は
「㈱インターリスク総研」にお願いいたします。
◆ 本調査の実施主体
社会福祉法人全国社会福祉協議会 高年・障害福祉部内
全国社会就労センター協議会(「セルプ協」) 事務局〔担当:源馬、山崎〕
〒100-8980 東京都千代田区霞が関 3-3-2 新霞が関ビル 4 階
TEL:03-3581-6502 FAX:03-3581-2428
[email protected]
※ 回答に際しての設問・選択肢の内容の確認等、本調査の主旨に係るご質問は
「セルプ協事務局」にお願いいたします。
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