平成 27 年6月5日 保護者の皆様 県立相模原高等学校 校長 井上 晋哉 熱中症等の防止について(お願い) 時下、保護者の皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。日頃から本校の 教育活動について、ご理解・ご協力をいただき厚くお礼申し上げます。 さて、体育祭の準備・練習が本格的に進められている中、5月下旬頃より急激に暑くな っており、今後の暑さによる健康への影響が心配です。今後、熱中症等を予防するため、 本校では次の点に留意しながら、生徒の健康に配慮し、教育活動を進めてまいります。 また、保護者の皆様も、体育祭当日の暑さ対策、熱中症対策、紫外線対策等を十分にと っていただくようお願いします。グラウンドは、日陰等はほとんどありませんので、水分 補給や帽子、体の冷却できるものを持参する等の対策をお願いします。 なお、熱中症等の防止として、予防策を裏面に掲載しておりますので、参考にしてくだ さい。 ご家庭におかれましても、生徒の健康管理に十分配慮をしていただきますよう、よろし くお願いいたします。また、体育祭当日は、緊急時に備え、保護者の方がどこにいらっ しゃるか、連絡がとれるように話し合っておいて頂くようお願いいたします。 ○ ※ こまめな水分・塩分補給を促す。 喉が渇く前に、スポーツドリンクや塩含有食品も有効 ○ 十分な水分補給を促す。(普段以上に多めに 目安:1日2ℓ) ○ 規則正しい生活を心がけるように促す。(十分な睡眠、十分な食事) ○ 帽子やタオル、日焼け止め等日よけ対策を促す。 ○ 体調が悪いときは早めに申し出て休養をするよう促す。 問い合わせ先 養護教諭 西下 電話 042-752-4140 気温25度以下、屋内でも被害者がで ています。曇りの日でも気をつけて! 熱中症とは、いつでも、どこでも、誰でもかかる病気です。 体の水分及び塩分が不足することによる障害(脱水症)や体温が上がることにより 体内に熱がこもり、内臓が負担を受ける(高体温)により起こるからだの不調の総称です。 熱中症は少しの注意で防ぐことができます。暑い時には、熱中症の兆候に注意し、おかしい場合 には早めに休むことです。そして、万が一の緊急事態に備え、救急処置法を知っておきましょう。 熱中症の症状とは・・・ 熱中症になったら・・・ * めまい・立ちくらみ ☆ 涼しいところで足を高くして休む * 食欲低下 ☆ 衣服をゆるめて、からだを楽にする * 足がつる・痛い ☆ 体を冷やす * 頭痛・吐き気 ☆ こまめな水分・塩分の補給(経口補水液などの活用) * だるさ・疲れ ※ 自分で水分をとれない状態ならすぐに病院へ! * 体温上昇 ※ 意識がない、けいれん、体温が高いなどの症状がある 場合は、すぐに救急車を! 日頃からの予防対策 <外側からの予防> ○真夏日、猛暑日の運動、重労働は避ける ○熱帯夜にはエアコン、扇風機を使用する ○衣服は風通しがよく肌着は乾きやすいも のを選ぶ <内側からの予防> ○熱中症に強いからだ作り(汗をかく) ○良質のたんぱく質をとり筋肉を育てる 経口補水液について ○夏場は夏野菜を意識してとる ●人の浸透圧に近い成分でできているので、体に吸収されやすい ○十分な休息(睡眠) ・栄養(食事)をとる ●健康な人にはおいしくないので、脱水症かどうかの一つの判断 ○規則正しい生活を心がける 材料となる ●ドラックストアや薬局で販売されている 体育祭準備~体育祭当日を乗り切るための6秘訣 ① 暑さを避ける・・・長時間、外で活動する時は20分に1回は涼しいところで休憩をしましょう。 氷、凍らせた保冷剤・タオル、うちわなども有効です。 ② 服装を工夫する・・・汗を吸収する素材のもの、風を通すものを着ましょう。 外では帽子や日傘の利用もいいですね。 ③ まめに水分摂取・・スポーツドリンク等を補給しましょう。水筒を持ち歩くと腐敗せず便利ですよ! 目安としては1日2L。のどが渇く前に水分摂取を。 運動開始前500ml。運動中(30分ごとに) ・運動後にたっぷりとりましょう。 ④ 適度な塩分摂取・・・朝食の味噌汁や野菜スープで塩分を補給しましょう。 塩飴や塩分の入ったタブレットも有効です。 ⑤ 体調を考慮・・・・・体調不良の人、朝食を抜いた人、肥満の人、暑さに慣 れていない人はより注意が必要です。その日の体調に 配慮して無理をしないようにしましょう。 ⑥ お互いに配慮・・・・調子の悪そうな人がいないか注意してみましょう。 発見した場合は早めに先生方に連絡しましょう。
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