阪南市子ども・子育て支援事業計画(素案)に係るパブリック・コメントの実施結果について 1.パブリック・コメントの実施状況 (1)実施期間 平成27年2月6日(金)~平成27年2月27日(金) (2)意見提出状況 ①提出者数 2人 ②提出件数 3件 (3)意見の内訳 ①計画(素案)第1章~第6章に関する意見 0件 ②その他【計画(素案)の記載内容ではないもの】 3件 2.提出された意見とその意見に対する考え方等 (1)計画(素案)第1章~第6章に関する意見 意見の要旨及び内容 該当なし 意見に対する考え方 (2)その他【計画(素案)の記載内容ではないもの】 意見の要旨及び内容 意見に対する考え方 子どもやその親の健康と病気予防のために、受動喫煙の 「目標1 子どもが心身ともに健やかに育つ環境づくり」(計画P23)の実現に向 危害防止対策が重要です。保護者への禁煙促進の啓 けての事業実施の際、ご意見を参考とさせていただきます。 発・講習や子どもに関する施設内外での、禁煙の遵守・徹 底をお願いします。 1 また、通学路、飲食店などにおいてタバコの煙から子ども たちを守る抜本的な対策が不可欠です。受動喫煙防止 条例の制定や店舗での健康リスクの明示の義務付けなど が必要で有効かと思います。 阪南市の妊婦健康診査の公費負担額が全国平均を 妊婦健診費用につきましては、毎年度近隣の動向等を注視しつつ、検討しておりま 大幅に下回っているため、安心して子どもを産む環境をつく す。平成27年度につきましても公費負担額の拡充を予定しております。 2 るにはまず、全国平均レベルにするべきだと思います。 新制度における利用者負担については、世帯の所得の 状況その他の事情を勘案し、現行の幼稚園の利用者負 担の水準を基に国が定める水準を限度として、市が定める こととされているが、阪南市が示した平成29年度以降の公 立幼稚園保育料(案)は、現行の幼稚園の利用者負 担の水準を基にして定められているとは言えないのではない か。 公立幼稚園の大きな魅力であった安価な保育料が応能 負担になり、値上げとなれば、私立幼稚園を選択される保 護者が増え、結果的に公立幼稚園が無くなってしまう恐れ も出てくるのではないか。 安心して子どもを産み、育てることができる環境づくりを 3 行っていくために、これらのことを考慮した上で、平成29年 度以降の公立幼稚園保育料を改定していただきたい。ま た、8月も保育料徴収を行うようになるのであれば、8月も 保育を行うようになるのか。 公立幼稚園保育料(案)については、市民のみなさまの関心が高く、これまでも 様々なご意見をいただいたため、市の考え方をお示しします。 平成27年度4月からスタートする子ども・子育て支援新制度において、幼稚園保 育料は、国が示す金額を限度として、地域の保育料水準等を勘案して定めることとさ れています。本市としましては、市内私立幼稚園の保育料水準、保育所保育料の 国基準に対する割合等を踏まえ、幼稚園保育料を国基準に対して75%に引き下げ たいと考えています。 また、公立幼稚園においては、階層や家族構成によって、現行の保育料よりもかな り負担が大きくなる世帯があり、在園児保護者において、入園時に保育料の算定方 法が変わるという説明を受けていないことや、2年後に消費税率の改定が予定されて いて、国の動向を見極める必要があることから、経過措置期間として、平成27年度・ 28年度の2年間、従来の保育料に据え置く予定です。また、この2年間に入園する 園児についても、この期間に限り保育料を据え置きたいと考えています。 公立幼稚園の魅力のひとつは、教育としての「遊び」です。幼稚園での「遊び」を小 学校での「学び」につなげ、子どもの成長を促すように計画的に取り組んでいます。特 に体験活動を重視しており、いろいろな方(校種間交流、福祉交流、ゲストティー チャーなど)と交流し、人との関わり方の基礎を学びます。また、四季折々の自然や 土、水に直接ふれることにより、子どもの五感を刺激し、感じたことを豊かに表現する 力を高めています。このように、子ども一人ひとりの「生きる力」の基礎を育むために、教 材研究だけではなく、子ども一人ひとりの教育ニーズに応じた指導方法を今後特に力 を入れて研究してまいります。 8月の保育料徴収については、新制度のしくみにもとづき、年間の保育料を12か月 で割ることで平準化し、毎月納めていただくものです。ご理解をいただきますよう、お願 いいたします。
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