福島県立大沼高等学校 2015 VOL.1 蜂苑会報 2015.4.24発行 蜂苑会役員あいさつ 新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。在校生のみなさん、進級おめでとう ございます。いよいよ新年度のスタートです。各学年の生徒のみなさん、今年の目標、課 題をしっかり持ってこの一年間を過ごしましょう。 《特集》蜂苑会 ~ 春の情景 2015 ~ 「春眠暁を覚えず」(しゅんみん あかつきを おぼえず)※という言葉があります。意味は“春 の夜はまことに眠り心地がいいので、朝が来たことにも気付かず、つい寝過ごしてしまう” というものですが、みなさんは新学期が始まり、生活リズムはきちんとできていますか? いよいよ会津も春の訪れが目にみえる季節になりました。今回は本校の春の訪れを感じ させる風景を写真に収めてみました。本校の校舎の周辺にはたくさんの草木・花があり、 今を盛りと咲き誇る姿があちこち見ることができます。 ※中国は唐の時代の詩人・孟浩然(もう こうねん)の「春暁」からのもの。この「春 眠暁を覚えず」には続きがあります。全文は、 「春眠暁を覚えず、処処啼鳥を聞く、夜来風 雨の声、花落つること知る多少」。(しゅんみん あかつきをおぼえず しょしょ ていちょうをきく やらいふううのこえ はなおつること しるたしょう) 「春の夜は気候もよく心地よいので、夜明けも知らず鳥のさえずりが聞こえる。昨晩は 嵐の吹く音がしたが、おそらく花がたくさん散ったことだろう」と訳されます。 春は気候が良く寝やすいということもありますが、また日照時間が短くなり始めている こともあり、同じ睡眠時間でも、目覚める頃にはすっかり明るくなっているということを 意味しているのです。つまり、昼寝ではなく夜の睡眠について詠った詩なんですね。 【校舎南庭】 梅の花も咲いていました。↓ 撮影日は少し日差しもあり、桜は今が盛りでした。 -1- 【第1グラウンド】 テニスコートそば 桜花爛漫!! ↓ 野球グラウンドフェンス側→ 紅枝垂(べにしだれ) (しだれ桜の一種) 【校舎東門】 -2- 【中庭】赤椿の方は満開です!とっても綺麗です。白椿はまだ咲きはじめのようです。 椿(つばき) 日本や中国を原産とし、万葉の時代から日本人に愛されてきた椿。ヨーロッパに渡ったのは 18 世紀。東洋的で端正な美しさに「日本のバラ」という賛辞が捧げられます。19 世紀には小デュマ (『三銃士』や『モンテ・クリスト伯』で有名なアレクサンドル・デュマの息子)の原作小説に基 づき書かれたオペラ「椿姫」にも主人公の女性を象徴する花として登場します。 椿の花言葉は・・・ 赤色・・・「気取らない優美」 「気取らない魅力」 「見栄を張らない」「自然の美徳」 「慎み深い」 「控え目な美徳」「高潔な理性」 白色・・・ 「完全なる美しさ」 「申し分のない魅力」「至上の愛らしさ」 -3- 【第一体育館側】 水仙の花がひっそり、咲いています。 スイセンは清楚な花と上品な香りが好まれ、 古くから栽培されています。 現在でも公園などでよく見られる定番の花 で、活け花にもよく使用されています。 【保健室】 巾着草(きんちゃくそう)別名はカルセオラリア この花の名は、上の花びらが小さく、下の花びらが大きな袋状になっている花の形を巾着袋に たとえて名づけられました。↓ 【学校周辺:二本柳公園付近】 桜並木の 奥にそびえ る磐梯山 ← 今回の特集はいかがでしたか。 みなさんも身の回りの春の情景を 探してみてはどうですか? -4-
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