(2015年9月30日現在の内容)住友化学の農業支援サイト:i-農力 http://www.i-nouryoku.com/ 〔B P M C 乳 剤〕 住化 バ ッ サ® 乳 剤 農林水産省登録 第10626号 性 状:淡褐色透明可乳化液体 毒 性:劇 物 危 険 物:第4類第2石油類 Ⅲ 有効年限:4 年 包 装:500 ×20 本 有効成分:BPMC(PRTR・1種)……… 50.0% 補助成分:キシレン(PRTR・1種)…16.1%(代表値) エチルベンゼン(PRTR・1種)……16.1%(代表値) バッサはクミアイ化学工業㈱、日本農薬㈱の共有登録商標 こちらのバーコードをスマートフォン等で読み取るとi-農力サイトに掲載されて いる本剤の新しい情報がご覧になれます。また、詳しい読み取り方・最新情報につ いては 11 頁をご覧ください。 〔適用と使用法〕 作 物 名 稲 小 適 用 害 虫 名 ツマグロヨコバイ ウンカ類 麦 ヒメトビウンカ な す き ゅ う り ピ ー マ ン ミナミキイロアザミウマ す い か メ ロ ン 10 アール当り 使用液量 60~ 1000~2000 倍 150 8倍 800 30 倍 3 2000 倍 希釈倍数 100~ 1500~2000 倍 300 使用時期* 総使用回数* 使用 方法 5回 散布 1回 空中 散布 7日前 3日前 3回 前日 散布 4回 効果・薬害等の注意 ●石灰硫黄剤、ボルドー液等アルカリ性薬剤との混用はさける。 ●施設メロンに使用する場合、幼果期(交配後~玉吊期)及び日中高温時の散布は薬害を生 ずるおそれがあるのでさける。 ●ミナミキイロアザミウマの防除に使用する場合、生息密度が高まると効果が劣るので、初 発生をみたらただちに散布する。 なお本剤は卵、蛹に対する効果は劣るので約一週間間隔で2~3回くり返し散布する。 ●ミナミキイロアザミウマは繁殖が早いので、散布はかけ残しのないようていねいに行う。 ●本剤は野菜類の幼苗ことに軟弱苗には薬害を生ずるおそれがあるのでその場合は所定範囲 内の薬量の低濃度で散布する。 ●施設内における高温時の散布は薬害を生ずるおそれがあるので使用はさける。 ●本剤を空中散布に使用する場合は次の注意を守る。 ○散布は各散布機種の散布基準に従って実施する。 ○少量散布の場合には、微量散布装置以外の散布器具は使用しない。 ○散布中、薬液の漏れないように機体の散布用配管その他散布装置の十分な点検を行なう。 ○少量散布の場合には、特定の農薬(混用可能が確認されているもの)を除いて原則とし て他の農薬との混用はさける。 ○散布薬液の飛散によって他の動植物(特にあぶらな科作物、ひのき、桑、さといも、ソ ルゴ等の農作物、養蚕、養蜂等)や自動車の塗装等に被害を与えるおそれがあるなど各 分野に影響があるので散布区域内および周辺の諸物件に十分留意する。 ○水源池、飲料用水等に本剤が飛散流入しないように十分注意する。 ○散布終了後は次の項目を守る。 ・使用後の空の容器は放置せず、安全な場所に廃棄する。 ・機体の散布装置は十分洗浄し、薬液タンクの洗浄廃液は安全な場所に処理する。 (2015年9月30日現在の内容)住友化学の農業支援サイト:i-農力 http://www.i-nouryoku.com/ 安全使用上の注意 ●蚕に対して影響があるので、桑葉にはかからないようにする。 ●ミツバチに対して影響があるので、以下のことに注意する。 ○ミツバチの巣箱及びその周辺に飛散するおそれがある場合には使用しない。 ○受粉促進を目的としてミツバチ等を放飼中の施設や果樹園等では使用をさける。 ○養蜂が行われている地区では都道府県の畜産部局と連絡し、ミツバチの危害防止に努め る。 ●医薬用外劇物。取扱いには十分注意する。誤って飲み込んだ場合には吐き出させないで、 直ちに医師の手当を受けさせる。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には、直ちに医師 の手当を受ける。 ●本剤による中毒の治療法としては硫酸アトロピン製剤の投与が有効。 ●原液は眼に対して強い刺激性があるので、散布液調製時及び空散用薬液の取扱いの際は保 護眼鏡を着用して、薬剤が眼に入らないように注意する。 眼に入った場合には直ちに水洗し、医師の手当を受ける。 ●皮ふに対して刺激性があるので皮ふに付着しないように注意する。付着した場合には直ち に石けんでよく洗い落とす。 ●散布中や薬液または散布装置の取扱いには、防護マスク、不浸透性手袋、不浸透性防除衣 などを着用する。また、散布液を吸い込んだり、浴びたりしないように注意し作業後は手 足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに洗眼する。 ●使用残りの薬剤は必ず安全な場所に責任者を決めて保管する。 ●施設内で使用する場合、窓を開放するなど換気に十分注意し、散布液が施設内にこもらな いようにする。 ●水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、養魚田では使用しない。 比較的低濃度でも魚が平衡失調等を起こすので、養殖池等周辺での使用はさける。 ●水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意 して使用する。 ●空中散布で使用する場合は、河川、養殖池等に飛散しないよう特に注意する。 ●散布後は水管理に注意する。 12 頁記載の注意事項、(1)、(2)、(3)、(4)-G も合わせてお読み下さい。 〔品目特性〕 ●カーバメート系殺虫剤です。 ●コリンエステラーゼの活性を阻害し、殺虫作用を示します。 ●吸汁性害虫に対して接触効果、食毒効果があります。 ●植物に浸透移行性があります。
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