MMB Company Guide

調査・研究開発
海・陸∼空・宇宙へと多岐な事業を展開する三菱重工の研究所のサポートを得ながら、各種調査
・試験を実施します。
耐風・振動技術
■S-VFD装置
送風機へ
吸込口
測定部
超小型模型
スパン長さ:10cm程度
桁高 :5cm程度
■S-VFD出力例(1主箱桁)
断面形状
改良前
MMB Company Guide
改良後
プレート
可視化試験
大型汎用風洞実験設備を用いた各種風洞試験
<女神大橋>
空気力係数値
空気力係数値
静的三分力試験 バネ支持試験
迎角
迎角
振幅
振幅
風速
風速
超小型模型と装置を用いた簡易風洞試験「S-VFD」
<近江大鳥橋>
実機振動実験システムによる振動試験
要素技術 環境・防災技術
非破壊検査
(フェーズドアレイ)
ボルト部へのカップ式塗装
塗装膜厚の確保が難しい
ボルト部も確実に膜厚確保
広域津波解析と水路実験
500km
700km
塗膜厚の比較
ハケ塗り
広域の津波伝播解析
狭域津波シミュレーション
装置概要
きず
きず
塗装カップ
横断面画像
(Dスコープ)
平面画像
(Cスコープ)
電動エアレス
基本画像
(Aスコープ)
断面画像
(Bスコープ)
エアレスガン
カップ式塗装
きずリスト
縮小模型による水路実験
サンゴの移植・増殖技術 実用化のイメージ
直立浮上式防波堤 全体のイメージ
浮上後
浮上前
実海域での試験
試験工事における浮上状況
サンゴの移植・増殖技術の確立を目指し、電着技術に
着目した共同研究に参加しています。
津波・高潮災害への対策として開発が進む、直立
浮上式防波堤の共同研究に参加しています。
【本 社】 〒733-0036/広島市西区観音新町一丁目20番24号 リョーコーセンタービル7F
【東日本支店】 〒103-0006/東京都中央区日本橋富沢町9番19号 住友生命日本橋富沢町ビル2F
【千 葉 工 場】 〒293-0011/千葉県富津市新富33番地2
TEL 082-292-1111
(代表) FAX 082-295-0711
TEL 03-5623-2226
FAX 03-5623-2269
TEL 0439-88-6681
(代表) FAX 0439-88-6682
【東北営業所】 〒980-0811/仙台市青葉区一番町一丁目8番1号 東菱ビル5F
【横浜営業所】 〒231-0062/横浜市中区桜木町一丁目1番8号 日石横浜ビル26F
【中部営業所】 〒460-0003/名古屋市中区錦二丁目18番5号 白川第6ビル7F
【関西営業所】 〒550-0001/大阪市西区土佐堀一丁目3番20号 三菱重工大阪ビル9F
【九州営業所】 〒812-0024/福岡市博多区綱場町2番21号 福岡MDビルディング2F
TEL
TEL
TEL
TEL
TEL
022-716-5458
045-323-9131
052-687-4304
06-6446-4090
092-282-5323
【ホームページURL】http://www.mm-bridge.co.jp
FAX
FAX
FAX
FAX
FAX
022-716-5459
045-323-9135
052-687-4305
06-6446-4091
092-282-5325
(2015.4)
「安 心 と 信 頼 を 架 け る」
沿 革
1868(慶応4年)
三菱重工
私たちエム・エム ブリッジ㈱は、お客様に信頼性の高い優れた製品・サービスを
提供することを通して社会に貢献することを使命とします。
くろがね橋建設 1884年創立
(日本初の鉄の橋) 1966
摩耶大橋建設
(日本初の本格的斜張橋)
三菱重工工事
1968
信頼をつなげる
信
頼をつなげる
安芸大橋建設
(日本初のニールセン橋)
1972
1974
三菱重工の創設以来、橋梁は長い歴史と伝統に培われた社会インフラ施設の代表的な製品です。
これまでの歴史と伝統を受け継ぎ、設計から製作・現地据付まで一貫した技術を有する、
総合鉄構エンジニアリング会社として、皆様の信頼にお応えして参ります。
港大橋建設
三菱重工工事㈱設立
(日本最大のトラス橋[HT80使用])
1989
横浜ベイブリッジ建設
迅速な顧客支援体制
迅
速な顧客支援体制
1998
明石海峡大橋建設
(世界最大の吊橋)
橋梁、沿岸構造物等のメンテナンス・リフレッシュについて本社を中心に、日本各地の営業所が迅速
に対応して参ります。
安全な構造物の構築やインフラを守る点検・調査技術などを活かして、さまざまなご要望にお応え
ラを守る点検 調査技
して参ります。
1999
多々羅大橋建設
(日本最大の斜張橋)
安全・快適な暮らしに貢献
2005
橋梁・煙突・ゲート設備等の
施工計画、現地工事
メンテナンス事業
女神大橋建設
2006
三菱重工
三菱重工橋梁エンジニアリング㈱設立
三菱重工工事を承継会社として
三菱重工の橋梁事業を吸収分割
研究所で
研究開発を支援
2007
三菱重工の煙突事業を吸収分割
2008
三菱重工鉄構エンジニアリング㈱に社名変更
三菱重工のガスホルダー、
ビールタンク事業を吸収分割
三菱重工の免制振事業を技術供与受け
2009
千葉工場設立
2014
鉄装事業(煙突、免制振、ゲート設備、ガスホルダー、
ビールタンク等)
を分割
(三菱重工メカトロシステムズ㈱へ)
2015
エム・エム ブリッジ㈱に社名変更
宮地エンジニアリンググループ㈱より出資受け
会 社 概 要
商 号:エム・エム ブリッジ株式会社 (MM BRIDGE CO., LTD.)
略称MMB
社 長:逸見 雄人
設 立:昭和47年10月2日
資 本 金:4.5億円
株 主:宮地エンジニアリンググループ㈱ 51%、三菱重工業㈱ 49%
従 業 員:約200名(建設業法 有資格者約130名)
本 社:広島県広島市西区観音新町一丁目20番24号(リョーコーセンタービル内)
事 業 内 容:橋梁、
沿岸構造物等
工 場:千葉
1
2
橋 梁
三菱重工前身の長崎製鉄所が、
1868年に我が国初の鉄橋「くろがね橋」
を製作したことからはじまる橋梁の歴史。
都市に、海に、陸に、そして未来へ…。
「人」
・
「物」
・
「心」を信頼でつないでいきます。
地域活性
歴史継承
女神大橋
牛根大橋
豊島大橋
東京湾アクアライン
神子畑鋳鉄橋
打越橋
取り扱い製品
道路橋、鉄道橋、可動橋、浮体橋、人道橋、
ペデストリアンデッキ、浮桟橋、ケーソン、沈埋函
広島スカイアーチ
次代の動脈
都市をつくる
各 種 技 術
●耐震技術:
地震応答解析、免制振技術、三次元弾塑性地盤解析
●耐風技術:
数値シミュレーション、大型風洞実験、
乱流シミュレーション、制振技術
●架設技術:
急速施工技術、精度管理技術、
送出し反力管理・自動制御システム
●材料技術:
非破壊検査技術、亀裂進展シミュレーション技術
●製作技術:
CAD/CAM一貫システム、溶接技術、
仮組シミュレーション
明石海峡大橋
レインボーブリッジと芝浦ループ橋
宮山高架橋
東京ゲートブリッジ
夢舞大橋
(浮体式可動橋)
●コンクリート技術:
ハイブリッド技術(ダイヤスラブ、沿岸構造物)
特殊コンクリート技術(超軽量、高流動、ポーラス、ライブロック)
●浮体技術:
動揺・係留解析、動揺低減技術、
浮体構造物波浪中弾性応答解析
●環境技術:
音響シミュレーション、騒音・振動解析、サンゴ増殖技術
●維持管理技術:
点検診断技術、モニタリング技術、補修技術、
維持管理システム化技術(BMS)
●防災技術:
津波対策用直立浮上式防波堤
津波シミュレーション
3
海老江ジャンクション
4
橋梁・沿岸構造物の設計製作建設技術
匠の技
特殊施工・保全技術
すいすいMOP工法
NETIS登録 : TH-040017
2007年度
土木学会 技術開発賞を受賞
立体交差事業における、
工期短縮と施工中の二次渋滞緩和問題を解決した、
新しい急速施工技術。
エム・エム ブリッジ㈱と戸田建設㈱の共同開発。
モジュール桁工法
施工時のブラケットを折りたたみコンパクト化した工法
□施工中の一般車線通行の確保
鋼桁ブラケットを折りたたむ
「モジュール桁工法」により、地組立幅を最小化でき、一般車線通
行への影響を低減。
□組立用地が不要
現有道路の一部を組立ヤードとして利用するため、
別途組立用地は不要。
豊島大橋
補剛桁直下吊架設
多々羅大橋
中央径間部約400mの張り出し架設
新保高架橋
移動式多軸台車による一括架設
□大幅な工期短縮
現有道路中央分離帯を用いた地組ヤードでブラケット部を含む鋼桁の組立が可能なため、
大幅な工期短縮を実現。
(標準タイプで現地工期4.5ヶ月)
ブラケット展開工
施工実績:新小岩陸橋
(左下写真)
、新保高架橋
(パラソルジャッキによる展開)
(右下写真)
Step-1
伏木富山大橋
FCによる大ブロック一括架設
広島スカイアーチ
ケーブルクレーン斜吊架設
(アーチ支間380m)
損傷・腐食した
吊材の応急復旧
大江工区S182C
トラベラークレーンによる張出し架設
都市高速における大規模構造改良
①鋼桁き裂損傷リスクを、わが国初となる
“1支承線化による連続化”
により
大幅に低減した大規模構造改良工事
②3昼夜間連続(計72時間)工事実施により、周辺道路への影響を最小化
2012年度 土木学会関西支部 技術賞を受賞
短期間で機能を回復し、
通行車両への影響を最小限に抑制
ブラケット
PC鋼棒
PC鋼棒
Step-2
Step-3
急速施工技術
移動式軌条(軌条内蔵送出し装置)
【特徴】
・スライドジャッキ、水平ジャッキ、鉛直ジャッキ、移動式軌条にて設備構成
・移動軌条を含め尺取方式により軌条設備を大幅削減
【移動要領】
【設備写真】
:川内川橋
高速送出し装置(駆動式シンクロジャッキ)
【仕様】
・装置能力:600t
・積載時速度:1.5m/分
・装置寸法:巾 1.4m × 長さ 1.95m × 高さ 0.6m
【特徴】
・ジャッキの盛替作業が不要の履帯式特殊シンクロ
ジャッキ使用等で送出しの高速化を達成
・ガイドローラーにより送出し方向確保
・変断面桁への追従が可能
①鉛直ジャッキアップ ②水平ジャッキ縮小 ③鉛直ジャッキダウン
移動式軌条前進
縁が切れる
水平ジャッキ
鉛直ジャッキ
スライドジャッキ
移動式軌条
縁が切れる
ダンパーブレース
上側定着部
ブラケット
接合材
下側定着部
腐食吊材
④水平ジャッキ伸長、桁前進 ⑤鉛直ジャッキアップ
田瀬大橋
有松高架橋
手延べ桁を用い一夜間で130mを高速送出し
阪神高速13号東大阪線
座屈拘束管
回転・横移動装置(2軸スライド装置)
水と交わる
中間材
ダンパーブレース構造
【仕様】
・装置能力:200t
・対応角度:30度
・装置寸法:巾 1.2m × 長さ 1.04m × 高さ 0.5m
【特徴】
・H鋼軌条の上を推進方向直線移動
・スライド方向の移動は、無限軌道の回転と
スライド装置の軸回転で吸収
十字芯材
特許:第03631965号
NETIS登録:CGー070005
ダンパーブレースは地震エネルギーを吸収する事を目的に開発された
軸力降伏型の鋼製ダンパーです。
<特徴>
・耐震対策重量が減少することで、
施工費を大幅に低減、経済的
・上部工から下部工への地震時水平反力を低減可能
・新設橋、既設橋耐震補強の両方に適用可能
スライド方向
竹富東港浮桟橋
調川港浮桟橋
広島港出島地区
揺れにくい浮体
超軽量コンクリートを用いたハイブリッド浮桟橋
ハイブリッドケーソン
・揺れ止めフィン
(MSボード)
によりRoll周期を長周期化
し、揺れを低減
・揺れの低減により利用者の安全と快適性を提供
・コンクリート基準強度30N/㎟、
単位重量1.5t/㎥
・軽量化により浮体重量を低減
・乾舷を大きくすることで連絡橋を緩勾配化
・喫水を小さくすることで波圧外力を低減
・鋼・コンクリートの
複合構造で軽量化
5
接合材
推進方向
佐用ジャンクション
平林大橋
6
王渡橋