2015 年 2 月 5 日 報道関係者各位 プレスリリース(報道資料) 東京都千代田区九段南 4-7-15 日本電業工作株式会社 日本電業工作は、スモールセル基地局用小型・軽量アンテナ、共用器を開発、 「LTE-Advanced※1」を実現する NTT ドコモのシステムに、初めて採用されました。 ~快適な大容量高速データ通信に貢献~ 日本電業工作株式会社(本社:東京都千代田区九段南 4-7-15、代表取締役社長:岩本眞)はこの度、スモールセル 基地局用小型・軽量アンテナ、共用器を開発しました。「LTE-Advanced」を実現するために、株式会社 NTT ドコモ(本社:東京都千代田区永田町 2 丁目 11 番 1 号 山王パークタワー代表取締役社長:加藤薰、以下; NTT ドコモ)が提唱する高度化 C-RAN アーキテクチャに対応するアンテナ、共用器として、初めて、採用さ れました。高度化 C-RAN アーキテクチャにより、都市部や大規模商業施設などの高トラヒックエリアでもよ り快適で安定した高速通信を利用することができるようになります。 NTT ドコモが提唱している高度化 C-RAN アーキテクチャとは、 「LTE-Advanced」の主要技術であるキャ リアアグリゲーション技術※2 を活用し、広域エリアをカバーするマクロセルに局所的なエリアをカバーする スモールセルを重ねて配置し、高度に連携させることができる技術です。通信スピードの向上に加え、マクロ セルの特長である移動中の接続安定性を維持しつつ、スモールセルの特長である通信容量拡大を図ることが可 能になります。 日本電業工作が開発したアンテナは無指向性アンテナ、平面アンテナの2種類のラインナップを揃えており、 上記技術に対応すべく、2 周波共用かつ MIMO 対応とするため垂直/水平偏波共用でありながら小型、軽量 化を実現したものです。小型、軽量のため、目立ちにくく、また、短時間、少人数で簡単に設置することがで きるため、設置作業の効率化、景観の維持に貢献するものと評価され、共用器とともに初めて採用されました。 ※1 LTE を更に高度化した通信方式で、3GPP で標準化が進められている。 ※2 3GPP の仕様で規定される技術で、複数の周波数帯域を束ねて最大 100MHz 幅として利用できる技 術であり、最大スループットは 3Gbps まで高速化することが可能。 【今後の展開】 今後も、快適な大容量高速データ通信を実現する次世代ネットワークの構築に向け、貢献して参ります。 【関連 URL】 https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2015/02/05_00.html <日本電業工作(DENGYO)について> 1947 年の創立以来、日本の通信事業発展に貢献し、通信インフラの実現を支える技術・製品を数多く創出してきまし た。アンテナ・フィルタといったコアビジネスの研究開発はもとより、中長期的な革新技術の創出にも積極的に取り組ん でいます。資本金:3 億 3,000 万円、売上高:142 億円、従業員数:253 名(平成 26 年 3 月期)。 <本件に関するお問い合わせ先> 日本電業工作株式会社(DENGYO) 担当:マーケティング室 住所:東京都千代田区九段南 4-7-15 e-mail:[email protected] URL:http://www.den-gyo.com/
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