長野市立青木島小学校 学校目標 学校便り 平成27年3月18日 №37 天賦の能力の開花 『わたしたちの合い言葉』 「あ」明るいあいさつ「お」お掃除すみずみ「き」きれいな歌声「じ」自分から進んで「ま」毎日続けよう 「小学校の全課程を終え102名が巣立ちました」 学 校 長 「 式 辞 」 柔らかな日射しが降り注ぎ、希望の春が始まろうとしている今日、この日、多くのご来賓のご臨席を賜り、保護者の皆 様のご列席の下、青木島小学校卒業証書授与式を挙行できますことを、心よりお礼申し上げます。 皆様方の温かい眼差しに包まれて、六年生 102 名はただ今無事に卒業証書を手にすることができました。 六年生の皆さん、あらためてご卒業おめでとうございます。 この六年間の成長の証が、今皆さんが手にしている卒業証書です。この六年間、皆さんのことを支え、励ましてくださ った方々のことを思い返してみましょう。毎日皆さんのお世話をし、大切に見守り育ててくださったお家の方々、学校教育 を支え皆さんのために活動してくださった地域の皆様、 PTA の皆様。登下校の見守り、本の読み聞かせ、学級懇談会 の時のお預かり、生活科や総合的な時間などでのご指導。たくさんの方々のお世話になりました。そして、時には厳しく 時には温かく親身になって皆さんに関わり、熱心に導いてきてくださった先生方。 皆さんは、たくさんの人たちに支えられ、その期待に精一杯応え、友だちと一緒に多くのことを学び、今日の日を迎える ことができました。支えてくださった皆さん、一緒に学んできた友だちへの感謝の気持ちを忘れないでください。 さて、日々成長する皆さんを見つめながら、私もまた皆さんから多くのことを学びました。皆さんは、毎日の集団登校、 運動会に音楽会、委員会活動や青小祭りなど様々な場面で全校をリードし、小さな後輩に優しく接し、その存在感を 示してくれました。うまくいかないことに悩んだり、失敗して先生に叱られたりしたこともありましたが、友だちと力を合わせ、 励まし合い、前へ前へと進むことができました。 六年生になった今年、学級編制替えで新たな学級となりましたが、担任の先生を中心にみんなで助け合いながら、ま とまりのある学級の中で、充実した学校生活を送ることができました。1組の皆さんはパソコンを使ってのホームページづく り、2組の皆さんは自分たちでストーリーを工夫したシンデレラのオペレッタづくり、3組の皆さんは、幼稚園・保育園を訪 問しての交流など、それぞれ特色ある活動をみんなで協力しながら進めることができました。まとまりのあるすばらしい学 年・学級でした。 皆さんはこの六年間、「あ・お・き・じ・ま」の合言葉を大切に歩んできました。人との関わりを学んだ挨拶、気づきの心 を育てたお掃除、自分を表現することの心地よさを知った歌声。そして、これからの生活で特に大切になってくるのが、 自分から進んで毎日続けることだと思います。 PTA 発行の「青小だより」に、卒業生に向けて私の尊敬する小西政継さんという登山家について書かせていただきま した。小西さんは、日本で初めて冬のスイスアルプス「マッターホルン」の北壁に挑んだのですが、小西さんのトレーニン グは、夜の八時には寝て夜中の三時に起き、パンツ一枚で町の中を2時間走るというものでした。小西さんは本の中で 次のよう書いています。「寒い中をパンツ一枚で二時間走ることは、それほど大変ではなかった。大変だったのは毎日続 けること。時にはもっと寝ていたい。雨が降っている時には休みたい。そういう思いにかられるが、弱い心に打ち勝って毎 日続けることが登れる自信につながった。」このように書いています。 何か一つのことを続けることは大変なことです。しかし、一つのことを続けた経験は力にも自信にもなります。学習でも 運動でも、中学校生活を通して、何か一つのことを本気になって続けてみてください。きっと将来に生きて働く大きなもの を得ることができると思います。 最後になりますが、ご来賓の皆様、本日はご多用の中、卒業式にご臨席賜り誠にありがとうございました。 保護者の皆様、お子様のご卒業、まことにおめでとうございます。六年間に渡り本校の教育を深く理解し、ご協力い ただきましたことに心より感謝申し上げます。ともにご卒業の喜びを分かち合えますことを心より嬉しく存じます。 卒業生の皆さんが、輝かしい未来に向かって力強く羽ばたき、それぞれの人生を意義深く幸せに生きていってくれる ことを願い、学校長の式辞とさせていただきます。 厳粛な雰囲気の中、学校で一番大事な式を無事終えることができました。貫いたテーマはやはり「感謝の心」でした。 「卒業生の姿をしっかりみつめた在校生」「感謝の心を、言葉に現し、歌声にこめた卒業生」、ともに素晴らしかったです。 「時を守り・場を清め・礼を尽くす」、本校六学年の学年目標に長きにわたって取り上げられているこの文言を、見事に表現し た卒業生に大きな拍手を送ります。おめでとう、しかし、終わりは始まり、ここがスタートです。 学校目標 『 天賦の能力の開花 』 は、青小の学校目標であると同時に、私たち一人一人の人生の目標でもあると思いま す。ともに頑張りましょう。中学校での良き出会いを祈ります。 お世話になりました ~学校を去られる先生方のお知らせ~ 年度末人事異動で青木島小学校を去られる先生方を紹介します。 〇伊藤由美先生;音楽専科、合唱団顧問として 3 年間おつとめいただきました。定 年を迎えてのご退職です。 4 月から生徒支援で広徳中学校に勤務されます。 〇林部美幸先生;低学年学習習慣形成の先生として 1 年間お勤めいただきまし た。昭和小学校に異動になります。 〇柳町芳男先生;初任者研修指導教員として下氷鉋小学校との兼務で 1 年間 お勤めいただきました。 4 月からは下氷鉋小学校で勤務されます。 〇片井伯恵先生;今の 4 年生を 2 年生の時から 3 年間担任していただきました。 長野ろう学校に異動になります。 〇吉澤裕一先生;今の 5 年生を 3 年生の時から 3 年間担任していただきました。 信州大学教育学部附属長野小学校に異動になります。 以 上 5 名 に 加 え 、 私 井 出 眞 一 ( 校 長 )も 佐 久 市 立野 沢 小 学 校に 異 動 にな りま す。 2 年間という短い間でしたが、子どもたちや先生方との楽しい日々は何ものにも代 えがたい宝 物です。保護 者の皆様や地域の皆様には大変お世話 になりました。教育 活動を常に支えていただきありがとうございました。 校庭にも歓声がもどってきました。 元 気 い っ ぱ い 駆 け 回 る 子 ども 達 、 無 心 に遊 び学ぶ子ども達から、来 年度も学ばせてもらい ます。不定 期の学校 便りでしたが、時々寄せら れる嬉しい声に支えられ、予想外の 37 号まで 発 行 するこ とが できま した。 感謝 申 し上 げます。 春は、子ども達ばかりでなく私たち大人も、 注意不足になりがちです。 運転経験の少ないフレッシュマンや、転 勤 等 で 、 慣 れ な い 道 路 に戸 惑 う ド ライ バ ー が多いのもこの時期です。事故には十分注 意しましょう。させましょう。 出掛けの一言、必ずお願いします。
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