第 17 回 大会テーマ 全国抑制廃止研究会 東京大会のご案内 身体拘束・虐待をなくすための職場づくり・仲間づくり 期日 平成 27 年 9 月 23 日(水曜日・祝日)午前 10 時 00 分~午後 5 時 00 分 会場 法政大学市ヶ谷キャンパス:東京都千代田区富士見 2-17-1 主催 NPO 全国抑制廃止研究会 後援 予定 厚生労働省 定員 800 名 参加費 会員施設職員 3000 円 非会員 5000 円 (昼食付) 問い合わせ先:全国抑制廃止研究会事務局:℡0422-76-6636 Fax0422-76-6635 メール [email protected] 担当 松岡、細井、松口 ご 挨 拶 介護保険制度が施行されてから 15 年が過ぎ、ひとつの区切りとして全国抑制廃止研究会で は昨年度に身体拘束に関する全国調査を実施した。その結果、平成 21 年度に行った同調査で は 3.2%だった介護保険三施設での平均拘束率が、今回の調査では 2.6%と 0.6pt 低下してい る。よって、我々は『身体拘束の取り組みは、後退はしていない』と評価している。 しかし、これを手放しに喜べる環境ではないことも、又同調査で明らかになっている。BPSD のある利用者数はこの 3 年間で 60.8%の施設で増加しており、要介護度も 63.3%の施設で重 くなっている。つまり、身体拘束廃止の基盤は極めて脆いものであり、それを各施設の努力 により漸く進展させているということである。 利用者の重度化が進む中、介護報酬が改定のたびに厳しくなるようでは個々の施設での努 力には限度がある。行政にはその役割を果たすよう求める必要があるが、やはり我々自身で も解決策は模索していかなくてはいけない。実は今回の調査結果には、そのヒントがあった。 職場のリーダーたちの抑制廃止への意志が、その施設の拘束率に顕著に現れているのである。 現場リーダーが身体拘束をしないと表明し、その考えが浸透している施設での拘束率が 1.6% であるのに対し、表明しているが浸透しているとは言い難い施設では 4.7%、表明していない 施設では 5.3%であった。 そこで、今大会のテーマは「身体拘束・虐待をなくすための職場づくり・仲間づくり」」と し、これまで抑制廃止を実現した施設がどのようにその職場や仲間を作り上げたのか、また その職場や仲間を作り上げるために必要なことはなにかといった内容を中心に大会プログラ ムを組んでいる。受講者がそれぞれの施設に戻り、今回の大会を通じて実践的に身体拘束廃 止に取り組んでもらえることを願っている。 平成 27(2015)年 8月5日 特定非営利活動法人 全国抑制廃止研究会 理事長 吉岡 充 第 17 回 開催日 会場 主催 後援予定 定員 参加費 全国抑制廃止研究会 東京大会 プログラム 平成 27 年 9 月 23 日(水・祝日)午前 10 時 00 分~午後 5 時 00 分 法政大学市ヶ谷キャンパス 東京都千代田区富士見 2-17-1 特定非営利活動法人 全国抑制廃止研究会 厚生労働省 ほか 800 名 会員施設職員 3000 円 非会員 5000 円 (昼食付) 9 月 23 日(水・祝日) 10:00 開会式 開会挨拶および基調講演 全国抑制廃止研究会 理事長 吉岡充 10:30 全体講演Ⅰ 厚生労働省老健局高齢者支援課 認知症・高齢者虐待防止対策推進室 課長補佐 安藤正純 11:00 全体講演Ⅱ 「抑制廃止への道のり リーダーの役割」 講師 医療法人笠松会有吉病院 院長 有吉通泰 12:00 昼食 13:00 選択プログラム 1.分科会講演 「認知症、BPSD、介護拒否 その理解とケア(認知症ケア) 」 2.分科会講演 「認知症の方への看護テクニック(認知症看護) 」 3.分科会講演 「スタッフのストレスマネジメント、メンタルケア」 4.分科会講演 「高齢者サービスにおける接遇」 5.ワークショップ「施設における事故管理の限界と責任について考える」 6.ワークショップ「虐待防止 ~不適切ケアの芽を摘む~」 7.ワークショップ「抑制廃止委員会のすすめ方」 8.ワークショップ「ケアの質をチームで高める」 16:00 特別講演 「認知症の方からのメッセージ」 講師 認知症当事者の会 事務局 水谷佳子 17:00 閉会
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