福井大学研究シーズデータ 名前・学部・学科等 波崎由美子・医学部・看護学科 研究情報の分類 ■シーズ 研究分野の分類 14 重点研究分野への該当 □ □特許 □新製品 □分析/解析 □調査 以下の18項目から一つ選び番号を左欄に記入する。 1.物理系 2.エネルギー系 3.化学系 4.バイオ系 5.環境系 6.海洋・宇宙系 7.交通系 8.機械系 9.材料系 10.電子・電気系 11.情報系 12.建築・建設系 13.医学系 14.健康・保険系 15.看護・福祉系 16.農業・林業系 17.水産・畜産系 18.その他 IT □ ナノ □ バイオ □ 環境・エネルギー キーワード(5 個以内) 出生前診断 研究情報の名称 出生前診断を受ける女性への意思決定支援 ■ その他 倫理的意思決定 概要 出生前診断をとりまく現状:診断の方法論だけが先に進んでいるという実状がある。 出生前診断をとりまく問題点 出生前診断を受ける(受けた)女性 ・異常所見により人工妊娠中絶を選択することにつなが ・妊娠の継続を決めた場合、不安を増大させる可能性 る。すなわち、障害を理由に命を選別するという倫理的 ・人工妊娠中絶を選択した場合、本当に正しい選択だ 問題 ったのかと悩む可能性 ・異常を検出しても治療法がない場合もあり、また、予 後の予測が完全に明確にならないという問題 出生前診断を巡って悩む女性を支援する看護者に求められる役割 ・カウンセリング・精神的ケア・継続した支援体制などがあるが、看護者自身も倫理的ジレンマを感じることが多い。 グラフィカルな社会還元までのチャート 看護者が倫理的ジレンマを感じたとき、自己の悩みとして閉じ込 めてしまわないこと、考えたことを表現してみて、ジレンマを顕 在化すること、問題を検討しチームで話し合う場をもつことが大 切である。 だが、実際に看護者の出生前診断を受ける女性に関わる看護者の ジレンマの具体的内容や、看護者自身の価値観や態度がどのよう なものなのかに対する先行研究は少ない。 看護者が出生前診断に対してどのような価値観や態度をもって、 出生前診断を受ける女性に接しているのか明らかにする。 関連している企業・大学・団体等 福井大学医学部医学科・病院 関連する特許 1 件 なし 関連する論文 1 編 なし 看護者が自身の価値観や態度 について振り返り、気づくこ との一助になると考える。さ らに、個人の倫理的問題に関 する考えを深め、出生前診断 を受ける女性へのよりよい支 援につなげる。
© Copyright 2024 ExpyDoc