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2015
6 月号
No.66
「のはらうた」という詩集をご存知でしょうか?
発行:2015/6/1
童話作家で詩人の工藤直子さんの詩集です。保手浜孝(ほてはまたかし)さん
のすてきな版画に工藤直子さんの詩が添えられています。思わずくすっと笑っ
てしまう、心がほっこりあったかくなる、そんな詩集です、親子で楽しめます。
「のはらうた」に出てくる詩は、みんなのはらの住人である虫たちや動物たち、月や星、虹、石ころ、木な
どが書いています。どれにもすてきな名前がついています。
たとえば、すみれほのかさん、へびいちのすけくん、にじひめこさん、かまきりりゅうじくん、さわがによ
しおくん・・という具合です。
この詩集に曲を付けたのが、
『さつまのおいも』などの絵本で有名な中川ひろたかさん。詩にぴったりの曲
で、中川ひろたかさんのちょっととぼけたような間の抜けたような歌い方が、またなんともいえない味を出
しています。
「サンタッタひろば」の今月の歌では、その中から「てんてんのうた」を歌っています。のはらの仲間たちがみんなで「てんてんて
ん、なんじゃらほい」と楽しく歌い合います。あまりに楽しい歌なので、私もつい参加したくなり、作ってみました。
♪なまえ うたやま すきよ
てんてんてん なんじゃらほい 五線のおうちにてんてんてん
おんぷみてたらうたいたくなる あさからばんまで てんてんてん
築 20 年のマンションに住んでいます。水廻りが古くなってきたの
で、先日思いきってリフォームをしました。
古いキッチンからは、使わないお鍋、食器、あっちこっちから長年
ためこんだ割り箸やらナイロン袋やらが、たくさんたくさん出てきま
した。不要なものを整理すると、すっきり!清々しい!いいきもち!
調子にのって、クローゼットも整理しました。いつか作品になるは
ずの毛糸や布やらが、これまたどっさり…
世界で話題の近藤麻理恵さんにならって、ときめくものだけ残しまし
た。子どものコップ袋を作った切れ端なども、捨てきれずに置いてい
たのですが、コンマリさん式でお礼を言って処分しました。
さて、すっきりしたことだし、 残した布で自分の手さげ袋でも作ろ
うかな(あくまで予定でーす f^_^;)
佐久間貴子
久しぶりに読書をしました。すぐに睡魔に負
けてしまう体質なので、なかなか読みきるこ
とができなかったんです。ゴールデンウィー
ク前から「鹿の王」を準備して、お休み間に
一気に読みました。嬉しい!一気に読めた!
次は何を読もうかしら、と楽しくなっちゃい
ました。
上橋菜穂子さんの作品は守り人シリーズを読
んでからファンになりました。みなさんのお
薦めの本があったら教えてください。お願い
します。
安田知津子
心理カウンセラー便り
5 月なのに台風が来たり、真夏日になったり、急に冷え込んだりとめまぐるしくお天気が変わります。みなさんはいかが
お過ごしですか?連休も終わり、日常が戻ってきたけれど何となく調子がいまいちと感じておられるのではないでしょうか?
5 月は昔から「五月病」と言われるように、心身の不調を訴える方が少なくありません。そういう私も毎日、なんとなく「だるーい」「し
んどーい」とついつい口にしています。それでも体を動かすうちに何とか調子が出てきます。知らず知らずのうちに頑張りすぎる傾向
にある人は、疲れたら休む、充電する癖をつけた方がいいかもしれません。
今回はちょっと素敵な出来事があったので、お伝えしたくなりました。
私が職場で使っているカウンセリングルームには小さなコップに入れた観葉植物が置いてあります。(名前は聞いたけれど忘れま
した)長い間葉っぱが 3 枚、健気に生えていました。時々水をかえたりしていましたが、ある日急に 2 枚の葉っぱが茶色く変色してい
たのです。
「カウンセリングルームだから、つらい話や悲しい話も聴くからね。仕方がないね。」とはさみで切り、残りの葉っぱはたった一枚に
なりました。
ところがその日から 3 日ほどして部屋に行くと、新しい葉っぱが大きくあおあおと生えていました。葉を切った日にとてもうれしい内
容の話を聴いていたことを思い出しました。「きっと葉っぱも元気をもらったんだ!」と嬉しくなりました。
気持ちの問題で、何の根拠もありませんが、長い間何の変化もなかった観葉植物の大きな変化でした。次の新芽も見えています。
元気に生えてくるのが楽しみです。
石﨑 和美
各クラスの紹介
たんたんクラス
たんたんは預かり保育のクラスです。今年のたんたんは、火曜日水曜日の2クラスではじまりました。
だいすきなおかあさんと別れるのが悲しくて泣いていた子も、回を重ねるうちにだんだんとすてきな笑顔をみせてくれるよ
うになりました。
毎回 午前中に30分くらいのあそびのプログラムをしています。先日はこいのぼりを作りました。青と赤の画用紙を2枚
貼り合わせた、ぼうし型のこいのぼりです。
子どもたちは目玉を貼ったり、シールやお花紙でうろこをつけたりしました。
おもしろかったのが目玉の貼り方です。こいのぼりって横からみるので、片面につき目玉は
ひとつと大人は思いますが、正面からの顔としてみると、2つずつ貼るんです。となると、両
面で目玉4こいりますね( ^ω^ )いっぱい目玉作っといてよかった~!
うろこをびっしり貼る子、とにかくのりを懸命に塗る子、早速ぼうしにしてにっこり満足な顔を
している子、楽しい工作の時間でした。
同じパーツを使っても、子どもがつくると個性的で、何とも味のある作品になるんですよね。
ふしぎです。子どもの力ですね!
毎回楽しい発見のあるたんたんクラスです。
この一年、子どものペースでのんびり楽しくすごしていきたいと思っています。
わくわくクラス
1 才半~就園前までの親子のクラスです。
昨年から引き続き参加してくださっている方、初めての方、懐かしいお顔の方…
みんなでわいわい楽しいクラスを作っていきましょうね!
先日はクッキングで“きなころポテト”と“じゃがいものおやき”を作りました。ママと
子どもたちでお芋をつぶして、おだんごを作り、ママたちがホットプレートで焼いてく
ださいました。部屋中が香ばしいいいにおいに包まれて、あつあつ、ほかほかをフ
ーフーしながらいただきました。おいしく、楽しい時間でしたね。
これからも、わくわくする時間をすごしましょうね!!
とことこクラス
「たまごをつかわないおやつ」というテーマで、クッキングに初挑戦しました。「得意料理は回鍋肉」のパパも参加。子ど
もたちの様子を見ながら、わいわいつくって、わいわい食べました。これからも楽しいことたっくさんご一緒しましょうね。
*作り方
きなころポテト
*材料(8こ分)
・さつまいも
80g
・きな粉
小さじ 1
・牛乳
小さじ 1
①さつまいもを茹でる。
②材料全てが入ったビニール袋をよーくもんで混ぜる。
④小さく丸める。
⑤150℃くらいのホットプレートで 2~3 分くらい焼く。
*焼き上がりの最後にマーガリンを少量入れると Good!
*オーブントースターでも焼けます。
(10 分くらい)
*作り方
クッキー
*材料
・薄力粉
・砂糖
・牛乳
・サラダ油
40g
大さじ 2
大さじ 1
大さじ 1
①薄力粉と砂糖をビニール袋に入れ、少し空気を入れて
シャカシャカ振る。
②牛乳とサラダ油を入れる。
③材料全てが入ったビニール袋をよくもむ。
④ひとつにまとまったら、小さなお団子のかたちにして
クッキングシートにのせる。
⑤指でつぶして、フォークで飾りをつける。
⑥180℃に予熱したオーブンで 15 分焼く。
○チョコ味
・ココア
・薄力粉
・砂糖
・牛乳
・サラダ油
○青のり味
・青のり
・薄力粉
・砂糖
・牛乳
・サラダ油
・塩
25g
15g
大さじ 2
大さじ 1
大さじ 0.5
大さじ 1
40g
大さじ 1
大さじ 1
大さじ 1
少々
きらきらクラス
サンタッタのおもちゃばこ
きらきらのプログ
ラム第1回目は、
9家族15人の参
加でにぎやかな
中はじめました。
この4月からスタートした「おもちゃばこ」。1才~就園
前の単発のクラスです。
うた、手あそび、絵本、工作、おしゃべり…「おもちゃ
ばこ」の名の通り、楽しいあそびがたくさん。
第 1 回目のプログラムは「のはらのゆうびんやさん」。
初回は、みんなで簡単なクッキー作り♪
野原の虫たちにお手紙をかいて、汽車に乗って、虫さ
ビニール袋に入ったクッキーの元をみんな一生懸命
んのおうちまでお手紙を届けにいきました。
こねこね、こねこね。
ダンボールでつくった汽車は、カラフルな花電車にな
それを取り出し、クッキーのかたち作り。
りました。テープを貼ったり、お花紙を貼ったり、親子
ハートやドーナツ、へびやお顔、いろんなかたちやア
での見事な共同作業でしたよ!
イデアにびっくり! みんな、すごい!!
ほっこりゆっ
サンタッタを卒業した子供たちに会えて、そして一緒
たり、笑顔あ
に時間を過ごせて、とっても嬉しいひと時でした♪
ふれるおも
次回もまた一緒に遊べるのを楽しみにしています。
ちゃばこです。
やりたい遊びがあったら、どしどしリクエストしてくださ
いね~☆
音楽教室だより
4月から音楽教室の新しい講座として、親子で楽しむリトミック講座「どれみひろば」がスタートしました。対象は 1才と2
才の親子さんです。
リトミックの目的は、「心と身体の一致・調和」「音楽的なセンスの体得」。つまりリズムを使って、音楽を体で体験し、
想像力や表現力を養い、心と体の調和を作り出す総合教育といえるでしょう。その過程で、豊かな感受性や情操、音
楽の表現技能が養われていきます。
でも幼い子どもたちと音楽をするとき、最初からその目的を意識しすぎると、音楽のわくわく感や、その場にみんなと
一緒にいる楽しさ心地よさを見失ってしまうことがあります。
「どれみひろば」には、親子で触れ合うぬくもりやお友だちとのかかわりの中に、シャワーのように気持ちよくふりそそ
ぐ音楽があります。また、子どもたちが、おかあさんやお友だち、先生と音楽のキャッチボールをしながら響き合う豊
かな時間があります。
「どれみひろば」は、年間6回の楽しいテーマを持つステップに分か
れていて、それぞれが関連性を保ちながら、少しづつ内容が進ん
でいきますが、ステップ単独でも楽しめるように工夫しました。
実は、これは私が幼い我が子を育てているときに「子どもと一緒に
できる音楽教室があったらいいのに」と思い、ひそかにずっとあた
ためてきた夢だったのです。その夢が四半世紀の時間を経て、や
っと実現したのでした。しかも幼かった我が子が今やおばさんの域
になり、彼女と一緒に「どれみひろば」をやっているのですから、長
い時の流れを感じます。
編 集 後 記 :庭 のバラが今 年 もよく咲 いてく
れました。バラを切 って家 の中 に飾 ると、
ちょぴり嬉 しくなります。香 りをかいで幸 せ
な 気 分 に な り 、 ご 近 所 さ ん に もお す そ 分 け 。
ほんの一 束 なのに、皆 さん喜 んでくださっ
て♪花 を見 ると元 気 がでる気 がします。
花 の力 って偉 大 ですね。