踊山(おどりやま) 山車行列の中で最も大きく華やかな山車です。山車の屋台上で民 俗芸能が奉納され舞を行ったことから「踊山」と名づけられました。寛政年間(1789~ 1800)に南山、北山と呼ばれる二輌が造られ奉納されたと伝えられています。北山は、 老朽化のため、昭和四十三年に解体し、財政的な理由で復元出来なかったそうです。 このポスターの踊山は、北 山が解体される前の「踊山二 輌を曳くまつりの様子」が伺 える作品で、室積3丁目の磯 田様から郷土館へ寄贈された ものです。奥様 (故) 千代子様 の陶芸作品です。 光市室積早長八幡宮秋まつりの山車 巡幸行事は、今から 350 年前の江戸前 期に始まりました。光市有形民俗文化財 に指定された山車 10 輌と踊山を「エン ヤ!エンヤ!」の掛け声で若衆が曳き廻す ことから、近年「むろづみエンヤ」と呼 ばれるようになりました。 伝統ある室積の早長八幡宮秋まつり について、より多くの方にご理解いただ けますよう、フォトコンテスト入賞作品 を始め、光市有形民俗文化財である山車 と踊山の説明、法被等、秋まつりにゆか りのものを展示します。
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