ときわみ なみの幼 稚 園 平 成 27 年 度 1 学 期 号 H27.7.17 発 行 体育遊び ジャクパスポーツクラブ札幌支部 講師 河原畑 琢摩 ときわみなみの幼稚園 体育遊びから 1学期を振り返って 1 学期では、主に、運動会に向けての活動を中心に、各クラスの子ども達 と体育遊びを行いました。年少組では、入園してすぐの運動会、幼稚園生活 に慣れることにやっとな子ども達が、練習したかけっこや、障害物走と、元 気よく活動している姿を見て、私自身も嬉しい気持ちになりました。年中組 で は 、エ ア ド リ ー ム を 、年 長 組 で は 組 体 操 を 、去 年 か ら 見 て い る 子 ど も 達 や 、 新しく入園した子ども達と、1 つの遊戯、運動を完成させることに、子ども 達の成長を感じると共に、これからの成長が楽しみであると、再度感じた運 動会でした。 今後は、跳び箱や縄跳び、鉄棒など、種目運動を取り入れて活動を進めて いきます。また、秋口に行う、園内サッカー大会に向けて、ボール運動にも 携わって行きます。 毎 年 お 伝 え さ せ て 頂 い て い ま す が 、体 育 遊 び で は 、 「 出 来 る こ と 」よ り も「 頑 張 る こ と 」を 子 ど も 達 に 、運 動 を 通 し て 感 じ て も ら い 、子 ど も 達 が 自 発 的 に 、 出来るように成りたいから頑張ると思えるような、指導を行いたいと思って います。 今年度も、琢摩先生との体育遊びを宜しくお願い致します。 食育遊び 中辻 風子 ときわみなみの幼稚園自慢の「ちびっこ農園」今年度も、畑の中島先生に教 えてもらいながら、様々な野菜の種や苗を先生やお友達と一緒に植えていき ました。 今年、ちびっこ農園に新たに新設された、水道・机・ベンチ!水回り工事 や木材の大工作業すべて、赤バスの甲斐さんが手掛けてくれました。大きな 栗の木の下におかれた机とベンチに座り、獲れたての野菜を、炒めたりサラ ダにしたり・・・調理してむしゃむしゃ食べる子ども達の笑顔は今年も満開 です!炒めるのも塩コショウのみの味付け。サラダだって、スーパーで売っ て い る い た っ て 普 通 の ド レ ッ シ ン グ 。自 由 参 観 日 の 時 に 、 「いつも野菜を食べ な い 息 子 が こ ん な に も 食 べ て い る ! ! 」と 驚 く お 母 様 も い ら っ し ゃ い ま し た 。 これぞ、毎年みられる「ときわマジック☆」 美味しく食べられるという当 たり前の幸せを、お友達や先生と感じられる時間こそが、一番の食育です。 また、 「 今 年 は 、い ち ご が 最 高 に い い ! ! 」と 中 島 先 生 。全 園 児 、一 人 一 粒 のお約束で、みんなで美味しく頂きました。一番赤くて大きいいちごを探す そ の 眼 差 し は 、 ま さ に ハ ン タ ー の 目 (笑 ) これぞ、生きる力です。 2 学 期 は 、全 園 児 で 植 え た じ ゃ が い も の 収 穫 や 、カ ボ チ ャ・と う も ろ こ し ・ カブなど、まだまだ楽しみがいっぱいです。 明日から夏休みとなりますが、できるだけテレビを消して家族で会話を楽 し み な が ら 美 味 し い 楽 し い 幸 せ な 食 事 の 時 間 を お 過 ご し く だ さ い ね( ^ v ^ ) 知育遊び 大嶋 春枝 今 回 は 、「 数 の 概 念 」 に つ い て お 伝 え し た い と 思 い ま す 。 本園の知育遊びでは、年少組は3まで、年中組は5まで、年長組は10ま での「数の概念」を行っています。数の概念は、数表・フラッシュカード・ タイル・具体物などを使います。子どもたちはタイルを使って階段を作った り、数字と同じ数のタイルをとったりして遊びます。 子 ど も が 数 と い う も の を 認 識 す る と き 、大 切 な 3 者 関 係 が あ り ま す 。 「数字」 「 数 詞 」「 イ メ ー ジ 」 の 3 つ で す 。 例 え ば 、“ 4 ” と い う 「 数 字 」、“ よ ん ” と い う「 数 詞 」 ( こ と ば )、● ● ● ● と い う「 イ メ ー ジ 」。こ の 3 者 間 を 、自 由 に 行 き 来 で き る よ う に な っ た 時 、初 め て そ の 子 ど も は 、 「 4 」と い う 数 の 概 念 を 獲得したことになるのです。 “ 4 ”を 見 せ て 、子 ど も が“ よ ん ”と 答 え ら れ た ら 、「 数 字 」→「 数 詞 」の 理解ができているといえますし、 “ よ ん ”と 言 っ て 、子 ど も が“ 4 ”の カ ー ド を取ることができたら、 「 数 詞 」→「 数 字 」は OK で す 。問 題 は 、 「イメージ」 の か ら む 、「 数 字 」⇔「 イ メ ー ジ 」、「 数 詞 」⇔「 イ メ ー ジ 」の 行 き 来 が で き る か ど う か で す 。こ の 時 、 「 イ メ ー ジ 」の と ら え 方 に 、誤 解 を 生 じ や す い の で す 。 ●●●●という「イメージ」が捉えられているかどうかは、●●●●を見 て、パッと「4」あるいは「よん」に結びつけられるか否かにかかっていま す 。● ● ● ● を 、ひ と つ ず つ「 1 ,2 、3 ,4 」と 数 え て 、「 4 」と 分 か る こ とと、パッと見ただけで「4」と答えられるのとでは、大きな質的な違いが あるのです。 年長組になりますと、5になったら5の塊(白タイル)になることを教え ます。6は5と1、7は5と2、8は5と3、9は5と4、10は5と5と いうように、タイルの階段をつくっていきます。2学期も、子どもたちが数 をイメージでとらえられるようなカリキュラムの工夫をして いきたいと思い ます。
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