HOME 社員の声 新入社員奮闘記 岡田 卓也 中学生の頃 - 三井不動産

社員の声
HOME
新入社員奮闘記
岡田 卓也
中学生の頃から、ストリートダンスにはまり、仲間たちと街中や公園など
に集まって踊っていました。ブレイクダンスというジャンルのダンスで、
ストリートダンスの中でもパワフルでスピード感があり、アクロバティッ
クな動きをします。ストリートで練習していると、自然に愛好者同士が集
まり、時には国籍を越えて交流が広がっていくことにも魅力を感じていま
した。旅先で、ブレイクダンスの大会で見かけた大学生に出会い声をかけ
たことをきっかけに、いまでも交流が続く新しい仲間を得るという経験も
ありました。就職について考えるようになった頃に、最初にイメージした
のも、ストリートで出会った社会人のダンサーたちのことでした。ダンス
に注ぐ情熱を上回るほどに、自分の仕事に誇りと情熱を持って取り組む彼
らを凄いと感じましたし、自分もそうなりたいと思いました。仕事とプラ
イベートを上手に切り分けるのではなく、もっと前のめりに仕事に打ち込
みたいと考えたのです。では、自分は何をしたいのか。そう自分に問いか
けたときに浮かんだのが、高校生の頃に行った「三井アウトレットパーク
横浜ベイサイド」の光景でした。自分がそうだったように、人々の記憶に
残るような施設の開発に携わりたいと思うようになりました。また、海外
に目を向けた仕事をしたいという希望もありましたから、事業のグローバ
ル化を打ち出していた三井不動産は、魅力的なフィールドだと感じまし
た。
私が所属するロジスティクス事業部は、近年の物流施設に対する需要の変
化やその増大に対応するために、2012年に新設された部署です。Eコマー
スや通販マーケットの拡大が進む中、より高機能な物流施設に対するニー
ズが高まっています。単に保管するだけではなく、倉庫内で仕分けや梱包
などの作業をシステマティックに行える施設が注目されるようになってい
るのです。私は、物流施設用地の取得後に、施設をプランニングし、建設
を進める開発担当としての業務を経験し、現在は、稼働中の施設運営に携
わるようになりました。開発担当時代の特に印象深い仕事は、工事の安全
祈願を行う起工式の準備と運営で、出席されるテナント企業の方々のこの
先のビジネスへの期待感を肌で感じることができました。さらに現在は、
稼働中の施設の運営面を見ていくという役割を担い、施設の使い勝手やお
客様のニーズをダイレクトに把握できるポジションで仕事をしています。
こうした経験を重ねていくことで、お客様がどのように施設を利用されて
いるのかを直視し、より効率的な商品流通のために、これからの物流施設
があるべき姿を見極めて、お客様自身も気づいていないような提案に結び
つけていきたいと考えています。新しい部署であり、多くのノウハウが社
内に蓄積されているわけではありません。だからこそ、自分の目の前で起
きていることに目を配り、この先の施設のあり方についてのヒントを得
て、やがては日本の物流をさらに進化させるようなソリューションへとつ
なげたいと思うのです。
C op y r i gh t ( c) M i t su i F u d o s an C o ., L t d . A l l R i g h t s Re s e r v e d .