1.大分県の刑法犯認知件数 (1) 過去10年の認知件数の推移 14,000 12,000 10,000 8,000 6,000 4,000 2,000 0 13,035 9,840 9,495 H17 ※ 【コメント】 平成26年中の刑法犯認知件数 は、戦後最多を記録した平成15 年の約1万7千件の3分の1以下 に減少し、犯罪情勢は一定の改 善がみられています。 また、本年2月末現在も僅か ですが減少傾向にあります。 指数治安は改善傾向にありま すが、児童虐待やストーカー事 案、配偶者からの暴力事案は増 加傾向にあり、特殊詐欺の被害 額も多額に上るなど、体感的な 治安は改善されているとは言え ない状況です。 11,823 11,567 H18 H19 H20 8,691 8,197 H21 H22 H23 6,999 H24 6,290 H25 5,384 H26 この表において、「刑法犯」とは、交通事故に係る罪を除いた「刑法」に規定する罪をいいます。 また、認知件数とは、警察が発生を認知した事件の数をいいます。 (2) 平成27年2月末の刑法犯認知状況 認知件数 H27 H26 735 743 3 8 248 264 刑法犯総数 凶 悪 犯(注2) 身近な犯罪(注3) 増減の状況 増減数 増減率 -8 -1.1% -5 -62.5% -16 -6.1% 犯罪率 (注1) 大分県 全国 62.4 127.5 0.3 0.7 21.1 48.4 注1:人口10万人あたりの認知件数をいう。 注2:殺人、強盗、放火及び強姦をいう。 注3:住宅侵入窃盗、乗り物盗、自動販 売機ねらい及び車上ねらいをいう。 (3) 刑法犯の罪種別内訳 風俗犯 0.8% 凶悪犯 0.4% その他 15.1% 粗暴犯 5.4% その他 26.8% 知能犯 5.7% 自転車盗 30.4% 忍込み 1.1% 空き巣 3.6% 置引き 5.1% 自販機ね らい オートバイ 2.8% 盗 窃盗犯内訳 窃盗犯 72.5% 2.4% 万引き 22.7% 車上ねら い 5.1% 2.振り込め詐欺を始めとする特殊詐欺の発生状況 (1) 認知件数の推移 (2) 被害額の推移 (単位:件) 61,446 186 147 (単位:万円) 42,464 46,430 132 11,030 55 6,828 18 H24 H25 H26 H26.2 H27.2 H24 H25 3.子ども・女性に対する「声かけ」事案の認知状況 250 225 200 147 150 100 159 180 83 29 50 20 0 H22 H23 H24 H25 H26 H26.2 H27.2 H26 H26.2 H27.2 【コメント】 認知した刑法犯の約70%が 窃盗犯(泥棒)です。 その内訳を見ると自転車盗 が一番多く、年間約1,300台 以上の自転車が被害にあって いる状況です。 実は、その内の65%の自転 車が、盗まれたときに鍵をか けていなかった、いわゆる 「無施錠」の状態でした。 また、自動車の中から金品 を盗む「車上ねらい」でも、 被害にあったときの無施錠率 は67%でした。 【コメント】 特殊詐欺とは、被害者に電 話をかけるなどして対面する ことなく騙し、指定した預貯 金口座への振込みその他の方 法により現金を騙し取る犯罪 をいいます。 平成26年中の特殊詐欺の認 知件数は186件、被害総額は6 億1,446万円と、いずれも前 年より増加しました。 今年に入っても増加に歯止 めがかからず、前年同期と比 較して、認知件数が約3倍、 被害額が約1.6倍と、ともに 大きく増加しています。 【コメント】 「声かけ事案」とは、子ど もが声をかけられて不安に感 じた事案や子どもへの極めて 軽微な接触事案等をいいま す。 警察では、地域で発生して いる声かけ事案や特殊詐欺発 生速報など、様々な犯罪情報 を電子メール「まもめーる」 で配信しています。 登録は[email protected]に 空メールを送るか、左にある QRコードを読み取って下さ い。
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