2015/08 vol.52 特定非営利活動法人 中小企業販路開拓支援協議会 〒732-0052 広島市東区光町1丁目12番16号 株式会社流通プランニング研究所内 TEL 082-263-1153 FAX 082-263-1154 E-mail [email protected] HP http://www.hanrokaitaku.or.jp/ このサービスは、登録された支援専門家が行う、支援のフォローアップの一環として行っ ているものです。経営革新や経営改善に取り組まれた企業の「計画実施」を、公的支援 機関(商工会、商工会議所等)とともに継続的に支援することを目的としています。 Contents ■事務局からのごあいさつ ■経営発達支援事業の進め方研修 札幌 ■経営革新・販路開拓支援研修 旭川 ■経営発達支援計画策定の進め方研修 仙台 ■経営改善計画書策定実務研修 ■事業承継・販路開拓セミナー 兵庫県豊岡市 ■新しい入会者のご紹介 ■理事長からのひとこと ■支援実績 認定の発表は いつなのか! 応援!販路開拓 事 務 局 レ ポ ー ト 第52号(1) 平成27年8月10日 事務局からのごあいさつ 新幹線の放火は、社会を震撼させ、防災のあり方を見直す契機となりました。どうすれば そういうリスクに対応できるのか、これまで考える必要が乏しかった問題が提起されました。 こういう事件や事故が発生すると、必ず法律や規制が変わり、不利になるひとが生じる 事務局長 反面、チャンスとして生かすひとも生じます。どんな新商品が生れるか興味が持てます。 川上 正人 経営発達支援事業の進め方研修 札幌 福井商工会議所の先駆的取組をご紹介頂く! 【開催要領】 ■開催テーマ 経営発達支援事業の進め方 ■主 ■日 ■場 ■構 催 時 所 成 中小企業基盤整備機構 北海道支部 平成27年5月18日(月)から20日(水) 中小機構北海道支部 セミナールーム ①経営発達支援事業の意義とガイドラインの理解 ②経営支援体制構築の進め方 ③経営支援体制のあり方【演習】 ④伴走型支援の体制づくり ⑤【事例】福井商工会議所の取組 藤川博史さんにご登壇頂く! 伴走型支援体制に必要な 3つのキーワードとは? 効果的な支援体制を構築されているところは、ほ ぼ共通したことを行っておられます。 支援は、ともすれば成果が目に見えない難しさが ありますが、計画書を作成することで、まず件数 が可視化されます。よい計画書をつくるには、事 前の準備が必要であり、経営状況をじっくりと分 析し、的確な内容にて作成する必要があります。 話を深く掘り下げて、表面的ではない、本質的な 強みと経営課題を明確化させたうえで、これから の取組を事業計画にまとめることが求められます。 ひとりでてきることは限られていますが、その道に はその道のプロがおり、気軽に相談できるひとを つくる必要があります。 早期にこの3キーワードを想定され、地道に取り 組まれた結果、北陸随一といわれる、いまの体制 がつくりえたと感じます。 お話によれば、私との出会いは平成17年度だそうで、当時経 営革新支援を推進する必要があったことから、経営革新チャ レンジ塾を開催するにあたり私を起用されたとのことでした。 10年前といえば、どこから手をつけてよいかわからない時代 でもあり、セミナー、個別相談をこなしながら、着実に計画承 認件数を増やされたそうです。 当時は夜の部もあり、これからどう進めていくか話し合ったり、 フォローアップと称して、居酒屋を経営される相談者のところ を視察したりと濃いお付き合いをさせて頂きました。 以来、総務課長、経営相談所長などを歴任され、今春新設 部署の責任者として抜擢され、ご活躍されています。 第52号(2) 応援!販路開拓 事 務 局 レ ポ ー ト 福井商工会議所の販路開拓支援 平成27年8月10日 ここに掲載しきれないほど、盛りだくさんです! 共同プレスリリースや商談確率を高めるための手厚いサポートを 含めた理想的取組を実践されています。 ▼万全の資料作成をサポート 多くの方が一番苦手とされ、かつ商談がうまく進まない理由で もある資料作成の支援に取り組まれています。 ▼効果的なプレゼン準備をサポート 資料作成と同じく、プレゼンを苦手とされる方は多いのですが、 要領よく説明できる方法を習得することは、今後の財産となり ます。 支援できなければ 商工会議所の存在価値はない と藤川さんは、はっきりといいきられています。福井の企 業のみなさまはとてもラッキーだと感じました。 今回のものづくり補助金の支援実績(採択数ベース)は、 数多くある商工会議所の中でNO.1であったそうです。 もちろん、補助金申請が主業務でなく、とにかく”成功事 例をつくること”とされ、自らが経営革新に取り組まれる 企業のように、商工会議所の諸業務や支援方法を革新 し続けておられます。 毎年、受講者が多く、成功事例も多い、福井での仕事は、 とても楽しみです。 ▼詳細、かつていねいな説明が続く 先駆的に取り組まれるに至った経緯などをご紹介頂く 伴走型支援のイメージ こういう関係を指すのか? 【受講生からのメッセージ】 おはようございます。 福井の○○です。 全国各地への出張、おつかれさまです。 ゆっくり出来 る時はあるのでしょうか? お体、気を付けてください。 先生を必要としてる人がたくさんいるのですから! もちろん私もその一 人です!! 早速ですが、提出しようとしているデータを送らせて頂きます。 お忙しい とは思いますが、一度見ていただけると幸いです。 商工会議所の後押しがあると思うと、嬉しいですね。 応援され るってありがたいです。 なので、頑張れますし。 そして、 お店の方もよい影響が出ている事を感じています。 新しく整備したシステムを理解して来店・利用してくれる 新規の方が増 えています。 その方々とよい関係性を築き、深い顧客となってもらえるよ うに 油断せず頑張らなくてはいけないと思っています。 今までがいかにいいかげんだったかと反省しつつ、今のやり方に 自信 を持って進んでいきますので、今後ともよろしくお願いします。 ▼福井商工会議所の伴走支援を体感される受講生 気持ちだけでなく”数字”も高まっているそうです 第52号(3) 応援!販路開拓 事 務 局 レ ポ ー ト 平成27年8月10日 経営革新・販路開拓支援研修 旭川 【開催要領】 ■開催テーマ 小規模事業者のための経営革新・販路 開拓支援 ■主 催 中小企業大学校 旭川校 ■日 時 平成27年5月16日(火)から20日(水) ■場 所 中小企業大学校 旭川校 後藤和敏さんにご登壇頂く! 丹波市商工会は、経営革新計画承認件数において、兵庫県 の中でも屈指の実績をあげられています。その中心人物が 後藤和敏さんです。 商工会が合併する際に、会員サービス低下に対応するため に支援機能の強化を図る必要が生じたことから、中小企業 大学校にこられました。そこではじめて出会い、翌年から丹 波市商工会の支援のメンバーに加えて頂くことができました。 ここでは、本会会員たる(入会順) 柏原加工紙㈱ 代表取締役 矢本正則さん 谷水加工板工業㈱ 取締役設計部長 谷水ゆかりさん ㈱ヒロオカ 代表取締役 堂東貢祐、広岡会長、荻野課長さん 三友楼 代表 梅垣誠さん そして本会理事、津田弘一さんとのつながりが得られた地域 でもあります。 これまで支援させて頂いた企業も、様々なところで事例として 取り上げられるなど、個別面談とフォローアップがうまく機能 した事例ともいえます。 かなりハードな内容 この研修は通常4日間で行う経営革新計画策定研修と3日間 で行う販路開拓支援研修を、3日間で行う内容です。しかも 座学のみでなく、演習によって計画書や各種シートを作成頂 くもので、最初依頼を受けた際にはとても戸惑いましたが、受 講者の感想では、時間不足を心配しましたが、むしろコンパ クトに学べてよいという意見のほうが多く寄せられました。 経営革新計画 従来は、事例を読み込み、いきなり計画書策定に取り組んで 頂く方法としていましたが、今年度からは、まず事業環境の 分析を行って頂きます。ある程度示された条件の中で、「強 み」と「経営課題」を明確化して頂きます。なぜならよい計画 書は、「強み」を生かし「経営課題」を解消するための行動計 画であると考えたからです。 販路開拓支援 自己紹介するためのツールとして商談イメージシートを用意 しています。警戒心を取り除き、好印象をもたれるために、わ かりやすい説明方法をあらかじめ用意しておかなければ、自 社のよさや商品の価値を、うまく相手に伝えることができませ ん。実際に行ってみると、とても難しいものであることを実感 されますが、同時にこういう助言方法があることを体感して頂 けたようです。 第52号(4) 応援!販路開拓 事 務 局 レ ポ ー ト 平成27年8月10日 今回、後藤さんは2回目 数年前、中小企業大学校東京校にて取組をご紹介頂いています。今回、事例 講師選定を行う際に、まっさきに名前があがりました。私も大学校ご担当者も 後藤さんなら安心と、即決定致しました。 【指針①】経営状況分析の確固たる考え方 職員数がどんどんと減少している中にあって、着実に支 援件数を伸ばされています。中でも、経営革新計画承認 件数、ものづくり補助金や持続化補助金なども多数採択 されていますが、的確に対象を企業を分析するスキルが 高まるとともに、会員とのコミュニケーションを継続させる 体制が整ってきたことが要因と私は考えています。 わかっていても、なかなかできないことを確実にやり抜か れるところに、丹波市商工会の底力を感じます。 交流会もいち早く採用! これまでに3回の交流会を開催されています。最 初は、ひとが集まるのかと懐疑的な見方もされて いましたが、いざ開催してみると反響が高く、継続 開催されています。 商工会のやっていることがわかったと、商工会の 取組を理解される方が増えてきました。(裏返せ ばそれだけ伝わっていなかったということ) ▼リラックスして聞かれる受講者 同じ商工会の話なので、共感持てることが多数 華々しい成果 つくるだけも大変な補助金申請書ですが、これだけ多 数の採択を受けておられます。 いまや丹波市になくてはならない存在として、確固た る地位を築いておられます。 ▼終了後の記念撮影 無事に終わって、ほっとしました。講師控え室にて 応援!販路開拓 事 務 局 レ ポ ー ト 第52号(5) 平成27年8月10日 経営発達支援計画策定の進め方研修 【開催要領】 ■開催テーマ 経営発達支援計画策定の進め方研修 ■主 催 宮城県商工会連合会 ■日 時 平成27年6月1日(月)から2日(火) ■場 所 中小企業大学校 仙台校 (宮城県仙台市) はじめての仙台、宮城県! 経営発達支援計画は、はじめて策定する方にとっては、とても難解 なものといえます。策定することに難しさを感じるだけでなく、実際に 策定した計画の内容を進めようとした場合、また違った難しさが感じ られるようです。 このような研修依頼が寄せられることを想定し、昨年末より資料を作 成するなどの準備を進めて参りました。 これまで共に支援体制構築に取り組んできた各地の支援機関のみ なさまから学んだことや、私自身が創意工夫して作成した支援ツー ルをもとにして、研修できる体制を整えて参りました。 伴走型支援ニーズは今後も高まると見込む これまでに、中小企業大学校や徳島県商工会連合会など からご依頼頂いていますが、新たにふたつの商工会連合 会より、ご依頼頂いています。 要するに、的を得た計画を策定支援し、その進捗を見守り、 ネックがあれば取り除くお手伝いをすることを指しますが、 少人数で多数をこなすことに難しさがあります。 しかし、やるしかないのです。 清野さんの案内で被災地へ ▼真新しい仙台校校舎 山形に向かう仙山線沿線沿いにあります。海に近いところかと 思っていましたが、意外に少し入ったところでした。 被災地の現状を目の当たりにする 仙台駅に降り立つとそこには近代的な建物が並び、とてもつい先日、 大きな地震があったとは思えないような静かなたたずまいでした。 宮城県唯一の本会会員、清野浩司さん(中小企業診断士)の案内に より、東松島市などをご案内頂くことができました。 仮設住宅や復興仮設店舗を直接みると、まだまだ震災は終わってい ないことが確認できるとともに、被災者の色々な苦悩や支援のニー ズなどをうかがい知ることのできる貴重な機会となりました。 第53号(6) 応援!販路開拓 事 務 局 レ ポ ー ト 平成27年8月10日 最初は、特に震災の爪あとが残っている東松島 市野蒜駅周辺に到着しました。 駅舎内には、写真展示があり、目を覆いたくな るような惨状をみることができます。 飲食店にてお話をお聞きする 清野さんは、地元診断士として復興支援に深く 関わっておられ、震災後に設けられたグループ 化補助金の申請書作成支援を多数てがけられ ています。 その当時から暖かく見守られている飲食店のご 主人のもとを訪れ、色々な思いや今後の展望を お聞かせ頂くことができました。 ここには書けませんが、そとからみただけでは わからない事情や理不尽さもお聞きしました。 今後、自信のある料理を商品化されたいそうで す。調理はできるが、それを包装して商品化す ること、それを販売することが難しいと考えられ、 せっかくのアイデアが眠ったままになっています。 被災者だからというのでなく、その商品そのもの を味わってみたいと率直に感じました。 . ▼家も自動車も流されています たくさんの写真が、震災の悲惨さを後世に残しています。ほんの数 年前、同じ日本の中で、こんな凄惨なことが起きたのかと、身震いす る写真の数々でした。 ▼料理上手なご主人の経営されるかっちゃん 被災者においしい食事を提供されてきました。 おはぎで有名な”さいち”さんへ おはぎで有名なさいちさんの事例は、色々なアドバイスに使 わせてもらっています。立地が悪くても、ありきたりのおはぎ でも、ちゃんと繁盛店をつくることができるということを立証さ れているお店です。訪れてみると、異様な繁盛店のオーラを 感じることができました。 ▼やきとり、かっちゃんのご主人と もうじき移転先が決まるとのことで、新しい場所にて商売で きることがとてもうれしそうでした。 ▼清野浩司さん 貴重なお休みを使ってのご案内、ありがとうございました。 応援!販路開拓 事 務 局 レ ポ ー ト 第52号(7) 平成27年8月10日 経営改善計画書策定の実務研修 【開催要領】 ■開催テーマ 経営改善計画書策定支援実務 ■主 催 東京都中小企業診断士協会 城南支部 ■日 時 平成27年6月13日(土)から14日(日) ■場 所 東京都中小企業会館 (東京都中央区) 銀座の中心地にほど近い場所 にある会場です。毎年恒例の商 談会もここで開催されます。そ の他、別の仕事でも年に1回ここ を訪れています。 この研修の意義 お招きを頂いた松井正明さんとの出会いは かれこれ20年近く前となります。 いまから5年ほど前になりましょうか、久し ぶりに再会し、互いの思いを伝えあうことで、 NPO事業にも協力頂けることになりました。 私のやりたいことは、販路開拓支援ですが、 松井さんは診断士の人材育成に取り組み たいと、若干の違いはありますました。しか し販路開拓による経営改善の支援ができる 人材を育成したいと考えることで、両者に かなりの共通点が見出せたのです。 今回も持ちうるノウハウをすべて出しつくし、 2日間にわたる情報提供を行ってまいりまし た。 ▼想像以上の出席者 決して安くない料金でしたが、首都圏の35名の中小 企業診断士が参加されていました。 東京では、 経営改善の支援ニーズが多い 特に東京が、ということでもないのでしょうが、たく さんの依頼があるそうです。 仕事の少ない地方からみるとうらやましい限りで はありますが、当然に満遍なく行き渡るわけもな く、仕事は、「できるひと」のところに集中するのこ とは、東京でも、地方でも変わりはありません。 むしろ診断士の数が圧倒的に多いことから、スキ ルを高めていく必要性が、地方に比較して高いの かもしれません。 そういう背景からか受講者は、とても熱心に感じ ました。 ▼みなさんに混じって演習に臨む、松井理事 だんだんと腕は上達しているのでしょうか? 毎回アップデートする 経営改善計画書策定にまつわる研修を行ってきましたが、回を増 すごとに気づきが得られることから、少しずつテキストが進化して 参ります。この次は、また別の機会で同テーマの研修をお引き受 けしていますが、新たに8ページほど差し替える予定です。 こうして機会を頂くことで、より充実した内容になって参ります。松 井さんは、ひょっとして、私という人材をこうした形で育成されてい るのかもしれませんね。(感謝!) 応援!販路開拓 事 務 局 レ ポ ー ト 第52号(8) 岩崎さんは、集中力が違います。この春から東京商工会議所の専 門家として、ご活躍されています。 平成27年8月10日 足りないのは「分析力」と「表現力」 うまく計画書が策定できない理由は「分析力」と「表現力」にあ ると常々考えてきました。 まず、正しく分析できるひとが少ない。大事なところが抜けてい る。私もそうなのかもしれませんが、それは気づく力、気づきを 選択する力が反映されます。 書くことも苦手なひとが多いようです。口頭で説明すると、それ なりに説明できるのですが、そのことは報告書のどこにも書い てありません。まずあうことがないという前提で読み手に対し、 自分の考えを伝えることができなければ、プロとはいえません。 かくいう私ができる訳でもありませんが、これからも研修を通じ て、学び続けることの大切さと、うまく伝えるノウハウを磨いて いくことができればいいなと考えています。 この研修では、 ○宮島仁さま○木村春夫さまにも、大変お世話になっています。 あいにく写真を失念してしまいましたので、ご紹介ができませんが、と ても心強く感じています。 【今後の研修予定】 今年度、計6回の研修を予定しています。 既に4月に経営発達支援研修を終了していますので、残り5回 となりますが、研鑽だけでなく、交流を図る場としてみなさまの ご参加をお待ちしています。(今回、案内を別紙に同封しています) 8月8日・9日 東京 「経営状況の分析」 経営状況とは、経営発達支援計画ガイドラインの指針①に規 定された名称です。その内容まで詳しく書かれていませんが、 「事業環境」と「財務」を分析することと推測し、その方法習得を 目指す内容の研修です。 8月29日・30日 関西 「財務分析トレーニング」 昨年度まで行ってきた「経営改善計画書策定研修」のしあげと して、反復トレーニングを行います。自分の力を試すことができ る場となります。(できるのか、できないのか?がわかる) ▼遠藤さんは、人材確保・採用の専門家 コンテンツがまもなくできるそうなので、楽しみにしています。 受賞、おめでとうございます! 北海道経済産業局長賞を受賞されました 株式会社アビサル・ジャパン 本会創設以来、何かとお世話になっております、アビ サルジャパンの幟立社長さんから、喜びのお知らせ と、素敵な記念品を頂きました。 同社は、小さな会社ではまず困難な、キティちゃん (サンリオ社)のライセンスを得ており、マスコットもつ くられています。 この他にも、色々な賞を受賞されるなど「信用力向 上」につとめられている他、あさチャン出演など「広報 力向上」も実現されています。 販路開拓の原理原則の根本は、同社の支援を通じて 得られた経験をもとにしており、私の中で「創業」「経 営革新」「販路開拓」の最有力成功事例として、支援 を継続させて頂いています。 できないと思えることを可能にされる、類まれなる経 営者です。 応援!販路開拓 事 務 局 レ ポ ー ト 第52号(9) 平成27年8月10日 事業承継・販路開拓セミナー開催 谷水ゆかりさんにご登壇頂きました! 【開催要領】 私は、私が話しをするよりも、実際にその立場にあるひと、 実際に体験したひとの話が有益と考え、今回商工会の方 に働きかけて実現したセミナーです。 経営革新に取り組まれた一般的な背景や経緯の裏にある 代表者(父親)との葛藤をみなさまに聞いて頂き、参考にし て頂きたいと考えました。、 谷水さんは、どこの会社にもある葛藤と戦い、自分なりの 道を見出されたこと、及び話に感情がこもって聞きやすい ことを理由としてご登壇をお願い致しました。 ■開催テーマ 事業承継・販路開拓セミナー ■主 催 豊岡市商工会 ■日 時 平成27年6月25日(木)13:30から15:30 ■場 所 豊岡市商工会 研修室 (兵庫県豊岡市) ▼実際にあったこと、そのとき考えたことを織り交ぜて 当事者であれば、誰でも心に染み入るお話をされます コーディネートが必要 今回、谷水さんが講演し、私がコーディネートして質疑応答を行う方 法で開催しまたが、ほとんど交流会で行っていることと同じことです。 谷水さんをよく知る私が、谷水さんのことをよく知らない聴講者の間 にたって、役立つ話を引き出す役割です。 経営者は講演のプロではありません。なので、もっとここを話して欲し いと思えるところが欠けることがあります。この意味は、きっと聴講者 には伝わっていないだろうなと思えるところに解釈を加えることなど、 聴講者が着てよかったと思える内容にするためには、やはりコーディ ネートが必要であると思います。 相談者とはじめて接点をもつセミナーは、伴走型支援に欠かすこと ができません。その好事例を作り出すことが今回の主目的でした。 ▼商工会とのかかわりが”本番” 事業の利用促進が、今日の目的です 人選は、大正解でした! 今回のセミナーは、ファンづくりが目的です。自らが苦悩し、 打開され続け、かつ商工会の支援をフル活用されている谷 水さんにお願いして、本当によかったです。 次は、東京をよろしくお願い致します! ものづくり補助金、採択おめでとうございます 本会会員企業のうち、以下の会員が採択されましたので お知らせ致します。みなさま、よかったですね!! ●株式会社東協(福井県) ●谷水加工板工業株式会社(兵庫県) ●足立織物株式会社(兵庫県) ●日本有機株式会社(鹿児島県) ●株式会社岡崎鶏卵志布志店(鹿児島県) ただいま募集中です ふるってチャレンジして下さい! 1.事業概要 国内外のニーズに対応したサービスやものづくりの新事業 を創出するため、認定支援機関と連携して、革新的な設備 投資やサービス・試作品の開発を行う中小企業を支援し ます。 2.公募期間 受付開始:平成27年6月25日(木) 締 切:平成27年8月 5日(水)〔当日消印有効〕 インターネットにて、以下の情報が掲載されていました。これから チャレンジされる方や支援される専門家、支援機関のみなさまも参 考にして下さい。 採択に向けてのポイント(まとめ) 1.補助対象要件を確認し、要件に当てはまることを申請書に分か りやすく記述しよう! 公募要領を熟読し、事業計画全体の見直しが必要。不明な点は、事 務局や認定支援機関へ相談を。 2.具体的な取組内容について、現状の課題や事業の効果を詳細 に記述しよう! 審査項目を意識し、以下の項目等に留意し、事業計画を作成すれ ば、採択可能性向上。 ・事業を遂行する社内体制を構築できているか、技術的な能力を有 しているか ・ターゲットとする市場の分析がなされているか ・現状の課題把握が明確になっており、課題に対する解決方法は明 確かつ妥当であるか ・事業化に至るまでの遂行方法及びスケジュールは妥当か ・事業の費用対効果を考慮しているか。 当然といえば当然ですが、できていない申請書が多いのでしょう 当然といえば当然ですが、できていない申請書が多いのでしょう 第52号(10) 応援!販路開拓 事 務 局 レ ポ ー ト 平成27年8月10日 経営発達支援計画策定を支援しました 【鹿児島県知名町商工会さま】 この商工会の経営指導員、花輪富行さまのご依頼により、経 営発達支援計画の策定をお手伝いして参りました。会員サー ビス向上のために伴走型支援体制を整備したいとのお考え を持たれ、少人数でも実施可能な計画書がしあがりました。 ▼熱心に聴講される販路開拓セミナー 島外に販路を求める方が、食い入るように聞かれる 沖永良部島にある小さな商工会 人口が少ない、商店が少ない、経営指導員がひとりしかいない、 などできない理由をあげれば、色々とありそうですが、経営指導 員の花輪さんと広域指導員の森山さんは、まっとくそんなことを 口にされません。お話を聞けば、これだけの人数で、巡回指導、 専門家派遣、セミナーが、そんなにもできるものかという件数をこ なされています。商工会長さんからも、信頼の厚いお二人です。 ▼あまり写真に写らない私ですが 広域担当指導員、森山さまに撮影して頂きました できない理由はどこにもない 経営発達支援事業に関して、これまで北海道、宮 城、滋賀、兵庫、徳島の各地区で携わらせて頂きま したが、今回、最南端の知名町商工会にて、よい経 験をさせて頂きました。おふたりの経営指導員さん に加え、支援専門員宮崎さんの体制は、小さな規 模といえるのでしょうが、経営発達支援事業を進め ていくうえで、特に支障があるとは考えられていま せん。 交通の便がよいとはいえず、少子高齢化も顕著な 小さな南の島で、期待にこたえようとされる姿には、 胸を打たれる思いが致しました。 お招き頂いた、花輪指導員さまに、心から感謝申し ▼新商品の販売対象についてご相談を受ける 商工会には、こうした相談がたくさん持ち込まれるとのこと ▼1日6時間で6人の相談に対応 短時間でしたが、来ていただくひとのために精一杯知恵を絞りました。 【専門家会員】大庭聖司さんご来社 6月29日午前、専門家会員大庭さんにお越し頂きました。5月に入会さ れましたが、この日はじめてお目にかかることができました。 大場さんは広島のご出身です。 今回は里帰りのため帰広され たそうです。30才で開業され、 いまは、東京都よろず支援拠 点にてサブコーディネーター を努められています。 日々多忙な中で、成功事例づ くりにまい進されている快活な 方でした。ご来社誠にありが とうございました。 応援!販路開拓 事 務 局 レ ポ ー ト 第52号(11) 平成27年8月10日 新しい入会者のご紹介 ようこそ! 交流会にご参加頂いたり、メールで情報交換したりと、入会するメリットが感じられそうな方おふたりにお声 がけし、仲間に加わって頂くことができました。みなさま、よろしくお願い致します。 企業 累計39名になりました! ~ 理事長からのひとこと ~ 本格稼動に時期がやって参りました。 これから研修会や交流会など、色々な事業を予定していますが、回数を重ねるごとに 内容充実を図り、多くの方にご利用頂きたいと考えています。 首都圏の専門家の入会が増え、研修にて距離が縮まりつつありますので、このご縁を 地方企業の販路開拓に生かせる事例を数多くつくりたいと考えています。 登録会員数 2015.4~15.6末 千円 北海道 東北 東京・関東 中部 近畿・北陸 中国 四国 九州・沖縄 海外 計 販路開拓支援実績 共同net-shop 理事長 川上正人 メルマガ配信数 前回末 今回 今月末 一般会員数 前回末 今回 今月末 前回末 今回 今月末 企業 支援機関 専門家 3 3 38 38 2 31 2 1 1 2 11 1 16 16 2 33 37 新年度につき、リセッ 5 15 1 トしています。 32 1 33 93 93 56 44 21 10 1 11 23 40 9 5 5 5 5 35 35 32 18 0 10 10 29 29 50 50 42 67 6 1 0 0 77 2 79 0 0 72 72 0 178 178 165 259 77 食品・菓子・飲料 衣料・生活関連 住宅・建築関連 美容、健康関連 農水産関連 工具・器具・車両 産業用資材 企業サービス 小売・飲食・宅配 卸売業・商社 支援機関 支援専門家 その他 11 2 4 2 1 計 77 6 4 1 1 5 40 1 1 2 11 2 4 3 1 7 4 1 1 5 40 79 0 0 34 34 38 38 72 72 0 60 60 118 118 178 178 計 35 14 72 21 121 72 50 115 1 501
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