美術科における映像メディア表現の指導

平成27年度 金沢学院大学教員免許状更新講習シラバス
【選択講習:中・高美術科担当教員対象講座】
開講日
平成27年8月10日(月) 講習時間
9:00~16:50
(受付 8:30~9:00)
4号館
講義室 Mac演習室、映像演習室
メディアデザイン演習室
講習科目名 美術科における映像メディア表現の指導
担当講師名
棒田、高田、飯田
所属
美術文化学部 時間数 5時間
形態
講義
美術科における映像メディア表現の指導に関して、以下の2つの講義を行う。
①iPadの操作方法を学びながら、美術の授業に活用するための事例を説明し、実際に制作を
講習概要 体験する。
②「文学と映像メディアの融合による表現」の指導方法を学ぶために、連句を題材とした静止
画・動画の制作を実際に体験してみる。
①新しい道具、iPadを用いて美術授業で行う写生を体験する。続いて、出来上がった作品を
GoogleドライブまたはDropboxに保存して、プリントアウトまでの過程を理解し、iPadでの表現
ができるようにすること。
到達目標
②句の意味と背景を理解し、それを踏まえてPhotoshopのツールを用いてペンタブで絵画を描
くことが出来き、その静止画をFlashを用いてアニメーションで表現できるようになること。
講習内容
①写生というと絵の具、筆、パレット、水入れ、カルトン、布切れ、クリップ、画用紙等を用意し
て、持って、写生場所に向かい、描くのであるが、iPadを使えば身軽に写生場所に行けて、水
の有無に関係なく写生ができる。このデジタル写生の効果を実体験して、今後の美術授業の
可能性について話し合う。
②句会で詠まれた連句を題材として、句の意味や背景を理解し、それをペンタブとPhotoshop
で表現するかを学習する。その絵と句の関係を説明しどのよう所を工夫したかを述べる。ま
た、動画においては、Flashを用いて、アニメーションにする。その際の静止画と動画の表現の
差異に関して、教育効果について話し合う。
履修上の
注意
受付 8:30~ 9:00
当日のスケ
ジュール
本学発行受講票、受講料、身分証明書(運転免許証
等)
開始挨拶等
9:00~ 9:10
修了認定の方法や諸注意含む。
1限目
9:10~10:25
①iPadの扱いと活用事例の説明および操作方法の学習
2限目
10:40~11:55
①屋外に出て実際にiPadで写生をする。
3限目
12:35~13:50
②句の理解とPhotoshopでの表現方法の学習
4限目
14:05~15:20
②Flashによる表現方法の学習と指導方法の修得
5限目(試験)
15:35~16:35
①②作品提出とその解説
終了挨拶等
16:35~16:50
修了認定等の日程案内や事後アンケート含む。