晋 山 式 挙 行

晋 山 式 挙 行
御本尊や歴
代の住職、
関係寺院の
住職、そし
て日頃から
は晋山式を厳修し、今
ら さ れ て い な い た め 、 色 あせ て い な い 綺 麗 な
御本尊は 、普段は 御厨子の中で光 に全くさ
可愛らしいお稚児さん
法 要 に 先 立 ち 稚 児行 列 を 行 い ま し た 。 前 日
まで の天 気 予 報で は曇 りで 所 に よって は 雨 天
の可能 性 が あ ると い うこ とで 心 配を して い ま
したが、当日になって みると素晴らしい秋晴
れ に恵 まれ ま した 。 名 の子 供 さ ん に 参 加 い
ただ き ま した ので 、保 護者 の同 行や 先導の御
詠 歌 衆 ま で 入れ る と 推 定 名 く ら い の 行 列 だ
った ので は な い かと 思って い ま す。
行列は、先頭に法要を取り仕切る役の
えぎようじ
会行事、次に総代会長 副会長による
さきばらい
先 払 、 続 いて 極 楽寺 和 讃 会 の 御 詠歌 衆 、そ
して 地区 順 に並 んだ 稚 児 達 と そ の中 に適当 に
入 っ た 僧 侶 が 続 き 、 最 後 に大 傘 に 差 さ れ た 新
住職と前住職が進 みました 。
川 西 公 民 館 横 の 農協 駐 車 場 を 出 発 し 、 そ の
まま西に行き 、惣門跡 、仁王門を経由し、本
堂跡 の観 音 さ んで は 十 一 面 観 音 石像 にご 焼 香
を し 、 本 堂 前で は 御 本 尊 に 献 花 と 御 本 尊 の 手
から 伸 びて い る 綱や そ の 綱が 結 ばれ て い る 角
塔 婆 に触 れ て い た だ く こ と に よ り 御 本 尊 さ ん
と ご 縁 を 結 んで い た だ き ま し た 。 そ し て 記 念
撮影 を す る と い う 行 程 だ った ので す が 、 普 段
な か な か 極 楽寺 に 来 ら れ るこ と の な い 、 子 供
さ ん や そ の 若 い お 父さ ん お 母 さ ん にお 参 り い
た だ け た の で 、 本 当 に 尊 い 機 会 だ っ た ので は
な い かと 思 って い ま す 。 ま さ に 良 い 御 仏 縁 を
結 ん で い た だ け た ので は な い で し ょ う か 。
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支えて下さ
っている檀
信徒の皆様
に 報 告 と 披 露 を す ると 同 時に 、 御 本 尊 の ご 加
護をいただくようお願いをする法要なので
また秘仏で ある御本尊千手 観世音菩薩も久
す。
周囲の山々が僅かに
方 ぶ り に ご 開 帳 を し 、 御 姿 を 拝 す るこ と が で
まで 住職だ った大塚 貫
金色 の御姿 をされて い ます 。優 しく 微笑んで
き ま した 。
色づき は じ めた 、去る
日 に、極楽寺で
誠が名誉住職となり、
おられる柔和な表情
月
副住職だ った大塚 貫哲
御本尊のご開帳期
も拝見することが出
晋 山 に 際 し ま して は 、 檀 信 徒 の皆 様 より ご
間は、なるべく多く
が新たに住職となりま
祝意を頂 戴しましたこ と 、衷心 より厚 く御礼
の方にご拝観をいた
来ます 。
申 し 上げ ま す 。
までと致します。こ
だくため正月三が日
晋山式とは、住職の就任式のことです。
の機会に是非ご参拝
「
」
「
」
「
」
下さ い。
晋 とは 進 と 同 じ 意で 、 山 と は 伊 勢 和 山
を 指 し ま す 。つ ま り新 し い 住 職 が 極 楽 寺 に 入
400
発行所 伊勢和山 極楽寺
多可郡多可町八千代区
中野間210
〒677-0121
Tel 0795-37-0214
Fax 0795-37-0552
Mail [email protected]
HP http://gokurakuji.com
した 。
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山 し 住 職 に 就 任 す る と い うこ と で す 。 そ れ を
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平成19年11月 20 日
-極楽寺通信-
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号外
・
退任ご挨拶
極楽寺前住職
大塚 貫誠
極楽寺名誉住職
極楽寺檀信徒の皆様にはお変わりなく お過ごしのこととお慶び申し上
げます。
さ て 小 衲 事 、 昭 和 三 十 七 年 、 二 十 七 才にして当山に晋山以来四十五年
間 、 住 職 と し て 寺 門 興 隆 に 微 力 を 捧 げてまいりましたが、去る十一月十
一日を以て退住致しました。
茲 に 永 き に 亘 る ご 交 誼 に 対 し お 礼 申 し上げるとともに、後継住職に対
し ま し て も 一 層 の ご 厚 情 を 賜 り ま す よ う謹んでお願い申し上げご挨拶と
致します。
平成十九年十一月吉日
晋山のご挨拶
合 掌
極楽寺檀信徒各位には愈々ご清祥のこと大慶に存じ上げます。
さてこの度、十一月十一日に晋山の儀を 行い、天台座主半田孝淳大僧
正猊下からの極楽寺住職拝命の辞令 を兵庫教区宗務所長様から伝達いた
だきました。
法 道 仙 人 開 創 よ り 一 千 三 百 五 十 六 年間護られてきた極楽寺の法燈を継
承することは重責ではございますが 、精一杯精進して参ることが各位か
ら頂戴したご厚情に報いることだと考え、邁進していく所存です。
何卒今後ともご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。
平成十九年十一月吉日
伊勢和山 極楽寺
住職 大塚 貫哲
[ 編集後記 ]
こ の 度 の 晋山 式で は爽 秋に 恵まれ たのです
が、数日前より天気が気になり天気予報に注
意を向けて いまし た。当初の週 間予報で は思
わしくない予報でした。
法 要 は本 堂でし ます ので 、 天 候に 左 右 され
に く い の で す が 、稚 児 行 列 は 雨 天で は 台 無し
になってしまいます。沢山の子供さんにも楽
し み にして いた だいて いまし た 。ま た屋外で
記念撮影ができないとなると、本堂内の法要
の準備も関係してきます。そんなこ とで 、心
配をして いたのですが、蓋を開けてみると、
清々し い稚児行列日和でし た。小衲やお稚児
さん達の思いを御本尊様が お聞き入れ下さっ
たのではないかと思いました。
法要に華を添えて くだ さっ た稚 児行列の ス
ナ ッ プ写 真 の 展 示 を 企 画 し て い ます 。 皆 さ ん
にご 覧いただくとともに、写真の焼き増しの
受付もしようと思います。
篤 志 の 方 か ら い た だ い た写 真 も含 めて 数百
枚あり、多くの子供さんやご父兄方が写 って
い ます 。 行 列 の 最 後 に 撮 っ た集 合写 真 は 参 加
者 全 員 に お 配 り い た し ま す が 、 可 愛 ら し く写
って い る スナ ップ写 真も あり ます ので 、是 非
子供さんも連れて、ご覧下さい。
場
所 極楽寺本堂
期
間
月1日~1月中頃まで
問い合せ 37ー0214
今号は晋山ということで号外を発行致しま
した。住職となってもこの『極楽寺通信』は
続けていきますので、これからもよろしくお
願い申し上げます。
合 掌
本堂が閉まっているときは、玄関でお声を
おかけ下さい。基本的には毎日やっています
が、留守や来客中でご覧いただけない場合も
あります。ご了承下さい。
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平成19年11月 20 日
-極楽寺通信-
号外
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