2015年1月29日 株式会社 日立製作所 健診やレセプトデータ等のビッグデータの解析による 地域の実情に応じた最適な健康サービスの実証事業 ・神奈川県の県西地区は、脳血管疾患・糖尿病・胃がんの死亡率が、県内で最も高い。 本実証事業では、保険者が推進している保健事業(データヘルス計画策定)と協調し、 地域の健康状態について関連データを活用した見える化を行い、地域内外にある 各種健康サービスを活用した適切かつ具体的な予防・健康増進施策の検討を行う。 ・ 地域の健康状態の見える化について、特徴は以下の2点である。 ① 地域(小田原市国民健康保険)と職域(日立健康保険組合に加入する小田原地区事業所)の連携 ② 地域の健康・生活習慣の実態把握のために、健診・レセプトデータ活用のみでなく、 仮説に基づくアンケートや食事データ(写真)も活用した原因解析を実施 国保・健保などの 保険者システム 健診・ 問診 レセプト 食事の写真送付 アンケート回答 (味付け、 運動習慣等) 地域(小田原市国保 健診受診者 約8000名) および 職域(日立健保(小田 原市在住) 約1500名) の健診・レセプトデータ を集計・分析する。 食事写真・ アンケート 突合 分析 ①匿名分析データベース構築 個人単位の「健診、レセプト、 食事写真、アンケート」の データベースを構築 「主な差異点の確認項目」 ・年代別リスク者分布 ・地域別リスク者分布 ・疾病リスク別の食事傾向 ・地域別食習慣の違い 等 ②考察 専門技能者(管理栄養士等) が実施 その中から、生活習慣 調査の参加勧奨を 送付する。 事業案内送付 ③適用技術 日立の「病態遷移モデル」 を活用 回答者(事業参加者)には、後日 調査協力のお礼を送付する。 地域活性化を考慮し、小田原市の約60施設で特典を受けられる「小田原・箱根手形」 (小田原商工会議所発行)を検討中。 MEME-BYO ® ※本事業は、神奈川県 未病産業研究会の実証事業として採択いただいています。 © Hitachi, Ltd. 2015. All rights reserved.
© Copyright 2024 ExpyDoc