CSの 充実・ 深化

CSの
充実・
深化
1
実施
学校・家庭・地域がよりよい子どもの育ちのた
めに共働して取り組む内容について、そのアイデ
アが実現できるように、本事業を実施します。
(実施要項P139 を参照)
2
CS 全校導入5年目を
迎える今年度、これまで
以上に、地域の方、保護
特色ある教育活動推進事業の
地域との関わりを視点とした
土曜日授業の実施
コミュニティ・スクールとして学校・家庭・地
者の方が子どものため
域が一体となった取組を一層推進させること、ま
に、知恵を出し、汗を流
た教育課程を弾力的に運用させること等の観点
すことの喜びを感じる
から、福津市小・中学校では年5回、土曜日授業
ことができるよう、次の
を実施します。
施策を実施いたします。
この日を「学校の日」として位置付けますので、
また、その具体的な成果
学校の日も年5回となります。更に、県の土曜日
として次のことを設定
授業推進事業と連動できるように予算の確保を
します。
行います。
□地域・保護者の方の教
育活動への参加・協力
◆直接的な協力
延べ 3000 名
◆間接的な協力
延べ 3000 名
□児童・生徒の地域行事
の参加についての肯定
的な回答
◆小6年:70%
◆中3年:50%
なお、市立幼稚園が実施している「園の日」は
これまで通り実施いたします。
3
コミュニティ・スクール
フォーラムの開催
学校運営協議会委員、教職員、保護者及び地域
の皆さん等が、コミュニティ・スクールの推進に
ついて当事者意識を高めることができるよう「福
津市コミュニティ・スクールフォーラム」を開催
します。このフォーラムでは、それぞれの学校の
CSの
充実・
深化
取組の説明やその成果等を手掛かりにしながら、
それぞれの立場で自校や中学校ブロックとして
のコミュニティ・スクールの推進について考え合
H26
う場を位置づけます。このフォーラムが充実した
スクールフォーラム
ものになるように、以下のことを行います。
参加者数:146 名
コミュニティ・
□ 文部科学省委託事業との連動
□ コミュニティ・スクールの仕組みやその教育
活動について理解するための本年度、本市赴任
者の参加の位置づけ
□
各校の学校運営協議会として本フォーラム
の位置づけ
地域・保護者の方の
教育活動への「直接
的な協力と間接的
な協力」の違いは?
◆直接的な協力
補充学習の個別指導
校外行事の引率
学習活動への参加 等
◆間接的な協力
校内環境の整備
共働事業等実行委員会へ
の出席等を指します。
学校運営
体制の
支援と
学力向上
の推進
子ども達に「分かる」
Ⅰ
4
小中連携の促進
中ブロ連携の視点からの
管理職研修会等の実施
既存の中学校ブロック教育推進会議や管理職
等研修会における協議の場において、中学校ブロ
ックにおける共通の目標について検討し合うこ
とができるよう、文部科学省の研究委嘱事業の成
果(平成 26 年度
福間中学校ブロック)を基に
「できる」喜びを味わわ
以下の手順で中学校ブロックとしての協議を進
せるためには、各学校に
めていきます。
おいて魅力ある授業づ
① 福間中ブロックの研究成果を共有する管理
職研修会の位置づけ
くりや安心感のある学
級づくりを推進してい
② 中学校ブロックにおける成果指標の観点や
根拠資料の候補を検討する場の設定
くことはもちろん、中学
校ブロックにおいて
③ 中学校ブロック学校運営協議会の場での説
明・協議の場の設定
小・中学校が連携するこ
とが大切です。
そのために次の施策
5
中ブロとしての
を実施いたします。また、
具体的な成果として次
CS 研究発表会の開催
のことを設定します。
□確かな学力の育成
コミュニティ・スクールの推進についての理解
と今後の教育活動の充実を図るために、各学校の
◆全ての教科区分で市
コミュニティ・スクールの取組を、教職員・保護
平均が全国平均以上
者・地域の皆さん等へ発表・公開する「コミュニ
◆全ての学校において
ティ・スクール研究発表会」を行います。
前年度対全国比2ポイ
ントアップ
◆学年に応じた家庭学
習の徹底(達成率8割)
本研究発表会を自校の特色ある教育活動や家
庭・地域との連携の在り方等の発表に留まらず、
中学校ブロックとしての教育活動について発表
という位置づけが明確になるよう、全体会は同一
会場で行うようにします。
Ⅱ 経営力・授業力の向上
6
学力向上の取組みの指導支援
1 福津市学力向上推進会議の設置
平成 25 年度に策定した「福津市学力向上スタン
ダード」を機能させるために、教頭研修会の場を
「福津市学力向上推進会議」として位置づけ、福
学校運営
体制の
支援と
学力向上
の推進
津市学力向上スタンダードの定着状況の共有と年
度末の改善案の検討を行います。
2 福津市小・中学校統一学力テストの実施
小・中学校において、基礎基本及び活用力の定
着状況を把握し、補充学習の充実や、授業改善に
□豊かな心の育成
◆自尊感情の高まりに
ついての肯定的な回答
小:75%
中:65%
活かすために福津市立小・中学校全児童生徒を対
□学校、学級生活の
象とした福津市統一学力テストを実施します。
定と充実
安
小学校
平成 28 年1月 20 日
◆学級生活への満足度
中学校
平成 27 年 4 月 13 日
の向上的な変容
小・中:全クラス
3 学級集団アセスメント事業(Q-U テスト)の
実施
◆不登校出現率
小:0.3%
中:1.0%
学級担任及び教科担任等が学習集団の状況を客
観的に分析し、そのよさや課題を把握するための
手がかりの一つとしてQ―Uテストを実施しま
Q-U テストとは?
す。このテストが効果的に実施されるように以下
早稲田大学の河村茂雄氏
のように実施基準週を設けるとともに、調査結果
が開発した児童・生徒の学
を有効活用するための担当者研修会を開催しま
級生活への適応等を図る
す。
質問紙テスト。
1回目: 5 月第 2 週~ 6 月第 1 週
2回目:12 月第 2 週~12 月第 3 週
学校運営
体制の
支援と
学力向上
の推進
7
1
各種研修会の実施
管理職等研修会の実施
校長や教頭といった管理職や、主幹教諭、教
務主任などの管理職を支える教職員が教育内
容の質的向上を図るために学び合う場を設け
ます。平成 27 年度はコミュニティ・スクール
の充実及び学力向上を促進する研修会を以下
のように実施します。
(1)主にコミュニティ・スクールの充実に係ること【校長研修会】
□ 関係機関の代表者を交えた熟議の場の設定や学校運営協議会委員、郷づく
り支援課職員等を招いた「コミュニティ・スクール報告会」の場の設定
(2)主に学力向上の推進に係ること【教頭研修会・教務主任等研修会】
□ 各校における福津市スタンダードの取組状況を把握するための学校を会場
とした年5回の教頭研修会の開催や中学校ブロックにおける目指す子ども像
の明確化及びそれに即した成果指標や取組指標を検討する場の設定
2
各種研修会・協議会の実施
生徒指導、特別支援教育、人権・同和教育、情
報教育等の担当者及び栄養教諭、学校栄養職員等
に対して、推進体制の整え方や指導計画のつくり
方、指導支援の在り方などについて、学び合う場
を設けます。更に、宗像市や福岡教育大学と連携
し、学校のニーズや教職員のキャリア・ステージ
に応じた授業改善、体力向上、保護者・地域連携
等に係る研修を推進していきます。また、各校に
おける研修会が効果的にすすむよう指導主事が
校(園)内研修への指導・助言を行ったり、研修
講師等を紹介したりします。
8
定期学校・園訪問の実施
校長、園長がめざす子どもの姿の実現に向け
て、教育内容の質的向上を図ることができるよう
にします。そのために、教育委員と教育委員会事
務局が学校を訪問し、日常の教育活動の実際を把
握しながら、必要に応じて指導助言をします。
市教育委員会による学校訪問を計画的・効果的
学校運営
体制の
支援と
学力向上
の推進
に実施できるように、以下のように実施時期を設
定します。
A 市教育委員会が主催、共催、後援している研究発表会の会場校及び
福岡教育事務所学校改善訪問要請校【計画表参照】
→5月~7月の間で市教育委員会が指定した日から学校が選択
計画表
平成 26 年度
平成 27 年度
平成 28 年度
平成 29 年度
平成 30 年度
小学校
津屋崎小
福間小
神興小
神興東小
勝浦小
福間南小
中学校
福間中
上西郷小
福間東中
津屋崎中
※ 教育事務所による学校改善訪問は、市教委が必要であると判断した場合に、
上記の計画に基づき、訪問を要請する。
B A以外の学校:9月~12月の間で市教育委員会指定日から学校が選択
なお、市教育委員会による学校訪問では、各学
校は教育活動の状況について以下の内容は必ず
説明をするようにします。
○学力向上の取組み
○体力向上の取組み
○いじめ防止の取組み
教育環境
の整備
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少人数指導の拡大・充実
学習を進めたり、生活したりしていく上で、き
め細かな指導の充実させるため、小2及び中1の
35 人学級編制を可能とする、市非常勤講師を配置
します。
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施設・設備の維持管理
学校・園内外の施設・設備を維持・管理するた
子ども達が学校や園
め、校舎増築、校舎・園舎改修、給食室増築、体
で安全に過ごしたり、保
育館改修、プール改修などに努めます。また、各
護者や地域の皆さんが
学校や園において必要な教材・教具や消耗品、備
気軽に来校(園)したり
できるよう、施設・設備
を維持・管理し、必要に
応じて改修をします。ま
品、図書等の購入にかかる費用を確保するととも
に、定期的な安全点検や管理を徹底できるように
します。
た、子ども達の多様なニ
ーズに応えることがで
11
指導員・支援員の配置
きるよう、指導員、支援
員等を配置したり、派遣
したりします。
学校や園に行きたくても行けない子どもや、通
常学級における一斉指導等の場面において学習を
進めることが困難な子どもに対して、個別の支援
を充実させるために、以下のように指導員等を配
置したり、派遣したりして指導支援を進めます。
□ 教育指導員の配置
子どもや保護者、教職員の教育相談への対応、及び訪問指導を行う
□ 福津市適応指導教室指導員の配置
学校に行けない子どもに対しての学習指導や生活指導を行う
□ 特別支援教育支援員の配置
特別支援教育の充実の観点から学習指導や生活指導の指導支援を行う
□ 日本語指導ボランティアの派遣
外国籍の児童・生徒が在籍する小・中学校を対象に指導支援を行う
12
小規模校入学特別認可制度の
実施
教育環境
の整備
勝浦小学校の児童数を確保し、勝浦地区の自然
や伝統文化を活かした地域ぐるみによる勝浦小
学校の教育を未来につなげていくために、校区外
に住んでいても勝浦小学校に通学できる「小規模
校入学特別認可制度」を継続します。この制度を
市民の皆さんや子ども達に広く知らせるととも
に、遠距離通学を支援するために、勝浦小学校の
特色ある教育活動やよさをまとめた「案内」の作
成や公共交通機関を利用して通学する場合の通
学費の一部補助を行います。
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就学・園援助・奨励の実施
家庭、そのほかさまざまな事情、状況によって
就学が困難な家庭や、私立幼稚園に就学する保護
者や設置者に対して、次のような援助や奨励に必
要な予算の確保に努めます。
□
要保護・準要保護児童生徒就学援助
保護者の申請に基づき、教育にかかる費用の一部を援助する。
□
特別支援教育奨励
子どもが特別支援学級に在籍する家庭に対して、保護者の申請に基づき教育にか
かる費用の一部を援助する。
□
私立幼稚園就園奨励
私立幼稚園に在籍する家庭に対して、保育にかかる費用の一部を援助する。