温かい学校づくりに思うこと 25.6.1 月刊誌ニューモラルに、 「家庭の温度を上げましょう」の特集があり、その中 で、 「家庭には温度がある―――。その温度とは、温度計で測るものではなく『温 かい雰囲気の家庭』あるいは『冷たい雰囲気の家庭』と表現できるもので、そ の家庭が自然とかもし出すある種の雰囲気や空気と言えるものです。」と書かれ ていました。 この文章を読み、思ったことに、学校にも温度がある。学校が自然とかもし 出す雰囲気が温かい学校であるように努力したいと思いました。温かい学校づ くりに必要な条件がいろいろある中で道徳教育の重要性を感じています。 坂村真民さんの『尊いのは足の裏である』の紹介文に、 「運動会がありました。 各学級で大いに盛り上がったことでしょう。学級の中で練習の時に積極的に長 縄を持って行ったり、片付けたりする生徒はいなかったでしょうか。あるいは、 日直でもないのに教室の戸締まりをする生徒はいなかったでしょうか。目に見 えて際だって活躍する生徒もいますが、裏方となって学級のために頑張ってい る生徒もいます。学級はそんな黙々と頑張る生徒達に支えられているようです。 学級のみんながそういう生徒達の存在に気づき『いつもありがとう』という感 謝の言葉が教室にあふれたらいいな、と思います。」と書かれていました。 本校が、『足の裏的な級友』に感化され、『足の裏的な生徒』が少しでも増え たら、よりよい学級、よりよい学校になっていくこと間違いありません。 このように道徳を大切にした学校教育を通して、 「足の裏的な生徒」が増えて いくことが、雰囲気が温かい学校につながっていくと思います。これからも、 家庭、地域と協力して温かい学校づくりに努めていきたいと思います。
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