キーワード Key Words 「最強の組織」をつくる方法, 組織学習論 授業の

❖科目名 Course Title
社会の認識「現代社会と経営組織」
❖担当教員 Instructor
辻本
篤
❖開講学期 Semester
❖履修可能人数 Capacity
2
制限なし(遠隔)
❖対象学年 Year
❖単位数 Number of Credits
1~
2
1名以上(対面)
❖授業形態 Type of Class
講義
❖キーワード Key Words
「最強の組織」をつくる方法, 組織学習論
❖授業の目的 Course Objectives
本授業は,「最強の組織」をつくる方法を解説します. 本授業の手法はピーター・M・セン
ゲ(Peter・M・Senge)の組織学習論を解説・応用する形で進めます. センゲの著書は, 学
術書では異例のセールスを上げ(全世界で数百万部(累計)),全世界の組織開発者にとって
バイブルとなりました.
本授業では, 特に, 組織学習論(組織における知識の形成とその戦略的応用)の概念検討と
その応用を中心に検討を行いたい. 将来,皆さんが働く職場の改革や,いま所属している大学
内の部活やサークル,またはアルバイト先における組織が最強になるための方法を学んでい
きましょう.
❖授業概要 Course Description
本授業は、実践的な組織開発・人材育成の方法を学ぶ。ピーター・センゲ(マサチューセッ
ツ工科大学教授)が提唱した『最強組織の法則』の原理をもとに、いかに強力な組織を作る
か、どのようにすれば問題発見能力に長けた人材が育成できるかを検討していきたい。
❖到達目標 Course Goals
1.経営組織論の基本的概念を理解できている.
2.組織学習論の 5 つの戦略(システム思考, 自己マスタリー(自己研鑽), メンタル・モデ
ルの克服(先入観の克服), 共有ビジョンの構築, チーム学習),これらの概念を総合的 に
理解できている.
3. 事例研究で,組織学習論の 5 つの戦略がどのように応用され,機能しているか理解できて
いる.
❖授業計画 Course Schedule
・第 1 講義:オリエンテーション:授業の進め方, 試験の方法, 成績評価等の説明.
・第 2 講義〜第 9 講義:組織学習論の 5 つの概念,およびその補足概念の解説.
・第 10 講義〜第 13 講義:事例研究
・P&G の『アリエール・レボ』は,なぜ開発されたのか.
・Francfranc(フランフラン)の消費者ターゲットは,なぜ「都会に住む独身 OL,A さ
ん」なのか.
・CECIL McBEE(セシルマクビー)の組織開発・商品開発の方法
・『からだ巡り茶』の開発は挫折の連続だった.-開発ストーリーを解説する-
・第 14 講義:札幌テレビ放送(STV)
・ご担当者による講演(組織開発事例) + ディスカ
ッション
・第 15 講義::北海道コカ・コーラ・ご担当者による講演(商品開発ストーリー)+ ディ
スカッション
❖成績評価 Grading System
総合試験(100%, 論述形式:2 問), 持込可(テキスト,配布プリント,講義ノート(自作のも
の))
❖テキスト Textbooks
テキストについては, 第 1 回の講義で説明いたします.
❖参考書 Reading List
❖準備学習 Homework
本授業で学んだことは,必ずその日のうちに復習してください.
❖オフィスアワーOffice Hour
❖連絡先(E-mail)E-mail
❖質問・相談への対応方法 Contact Information
❖履修上の注意 Notes
❖備考 Other Information
※対面での履修については,講義室の状況によって履修者数を制限する可能性があります。
※「対象学年」と「単位数」は,科目提供大学における数字であり,受講大学に応じて異なるので,
所属大学で確認してください。
※「履修可能人数」は,科目提供大学以外の人数であり,遠隔と対面それぞれの受講形態で履修で
きる人数を示しています。(例.5(遠隔),5(対面):遠隔授業で5名,対面授業で5名まで
履修可能。)