Document

昭和っ子
光 だより
昭和小学校校長だより 6/3
2015 年
No.3
5月30日は昭和小初の春の運動会。沢山の方々が応援にきてくださり本校の歴史の残る、
すばらしい運動会になりました。子どもたちの考えたスローガンは、
代表委員会で一心不乱という言葉が難しいという意見が出て、6年生が幼稚園の子どもたち
に、意味の説明に行くという初の取組もありました。一人一人が全力で取り組み、星のよう
にかがやく、いのちの躍動を見せようという、大変気持ちのこもったスローガンです。
運動会当日は、初め、赤組が大きくリードしていました。しかし、後半では、白組がぐん
ぐんと追い上げ、最後は、何と奇跡の同点優勝!こんなことってあるんですね。閉会式では、
両組にさわやかな笑顔が広がりました。下学年のノリノリのダンス、上学年の圧巻の組み体
操。すべての競技・演技にメッセージが込められ、勝敗を越えた思いや成長が感じられまし
た。随所に英語が使われ、自然な形で生活の中に英語がしみこんでいるのが本年度の特徴で
す。クリス先生の英語版アナウンスも大好評で、英語特区2年目を実感しました。PTA育
成部の方々のあざやかなピンクのTシャツに、五つ星のシンボルマークが染め抜かれている
のを見て、またまた、感激!盛り上げてくださって本当にありがたいです。
運動会前に、草刈りをしてくださった池上千恵子さん、草取りをお世話になった、更正保
護女性会と保護者の皆さん、テント張り・片付けをしてくださった皆さん、最後まで熱い応
援をしてくださった方々・・・感謝してもしきれません。ありがとうございました。
ポキッ!
朝会で全校児童が見守る中、青々とした葉をつけたかしの木の枝は、簡単に折れてしまい
ました。ところが、いくら曲げても、二つ折りにしようとしても、竹はなかなか折れません。
昭和地区では、河原や山際で多く見られる竹。この木が植えられたのは、きっとその強さを
買われてのことでしょう。では、竹はなぜ、折れにくいのでしょう?
その強さの秘密は、節にあるそうです。空洞でストローのようによく曲がる竹の幹ですが、
この節が力を分散させてくれているおかげで、曲がっても元に戻ることができるのです。こ
の白い節の部分は、緑の部分の3倍の時間ができるまでにかかります。楽なことをしている
ときは、時間が早く過ぎますが、大変なことやしんどいことに立ち向かっているとき、時間
が長く感じることに似ていますね。その苦労から逃げずに、それを乗り越えたとき、私たち
に中には、竹のような丈夫な節ができます。ここから、とても大切なところを節目と呼ぶよ
うになりました。
みんなで時間をかけて、いいものを作り上げるとき、強い節ができます。春の運動会は、
今年初めての大変立派な節になりました。これから、この節を基盤にぐんと大きく伸びる時
期がきます。少々の風が吹こうが、雨が降ろうが大丈夫。節の多い竹ほど、強いそうです。
本校の児童も、竹のように、しなやかに、たくましく伸びていってほしいと願う毎日です。
運動会の感想(6年保護者より)
・暑い中での運動会でしたが、本当にすばら
しい演技でした。組み体操では、最後の力
をふりしぼって集中して頑張ったと思いま
す。自然と涙があふれました。
・英語特区らしく今年は楽しい運動会でした。
・
「お母さん、泣かんでよ」と言われていまし
たが、いつもは前に出ない子が堂々と言っ
ていたのに涙・・・
↑井田章太さん
教育実習生として6 /12 まで
勉強にきています。主に5 年生の
教室にいます。槁出身です。どう
ぞよろしくお願いします。
お知らせ
6/25(木)10:30~
音楽鑑賞会
本校体育館にて、警察音楽隊の演奏
とマーチングがあります。
保護者・地域の方々、遠慮なくいら
してください。