旧港屋旅館【きゅうみなとやりょかん】;pdf

旧港屋旅館【きゅうみなとやりょかん】
所在地:波浮港
旧港屋旅館は、旧館が明治時代に、新館が大正時代に建築された。木造 3 階建ての建物
は、現在はもちろんのこと当時においても大変貴重なものであった。屋根は、風の強い大島
ちどり は
ふ い り も や
では非常に珍しく、千鳥破風入母屋造りとなっている。かつては漁業関係者、観光客等の宿
泊客が中心で、夜毎宴席で賑わいを見せていた。宴の灯火が消える事は無く、その混雑を緩
和するために階段が部屋の前後に設けられており、その賑わいぶりは間取りにも現れている。