環境データ集 (PDF:585KB)

環境データ集 2015
注)ガラスびんカンパニーの大阪工場は2013年12月をもって閉鎖され
たため、下記の数値に含まれる大阪工場のデータは2013年12月ま
でのものです。
省エネルギーの主な取り組み
ガラスびんカンパニー 4工場・プラスチックカンパニー 2 工場
ガラスびんカンパニーの2014年度のエネルギー使用
エネルギー使用量
量は前年度と比較して9.1%の減少、プラスチックカンパ
ガラスびんカンパニー
プラスチックカンパニー
(TJ※)
8,000
ニーの2014年度のエネルギー使用量は前年度と比較し
て32.3%の減少となりました。
6,000
プラスチックカンパニーのエネルギー使用量が大きく減
少したのは、ボトル生産の終了による消費エネルギー削減
6,447
6,363
785
779
6,136
5,409
718
486
4,000
が主な要因ですが、老朽化の進んだ溶解炉の補修や、高効
2,000
率機器の導入、また圧縮空気漏れの調査および修理など、
省エネルギーのための取り組みも継続して実施しています。
5,662
5,584
5,418
4,924
0
2014
2011
2012
2013
※ 1TJ
(テラジュール)
=1,000GJ(ギガジュール)
1GJ=10億J(ジュール) 1J=0.239ca
(l カロリー)
注)
工場内のフォークリフトの燃料など、生産に直結しないエネルギーも算出範囲
に含んでいます。また、発熱量の係数を省エネルギー法に基づいて計算してい
ます。
CO2排出量削減の取り組み
(年度)
ガラスびんカンパニー 4工場・プラスチックカンパニー 2 工場
ガラスびんカンパニーの2014年度のCO2 排出量は、
CO2 排出量
前年度と比較して4.7%の減少、プラスチックカンパニー
ガラスびんカンパニー
プラスチックカンパニー
(千t)
400
の2014年度のCO2 排出量は前年度と比較して22.2%の
減少となりました。
300
プラスチックカンパニーのCO2 排出量が大きく減少し
たのは、ボトル生産の終了による消費エネルギー削減が
343
320
37
28
323
34
312
26
200
主な要因です。
292
306
299
285
2011
2012
2013
2014
100
0
カレットの使用状況
(年度)
ガラスびんカンパニー 4 工場
2014年度の当社におけるカレット使用量の合計は、
カレットの使用状況
41.8万tで、ガラス溶 融 量に占めるカレットの割 合は
75.2%でした。当社では、工場で発生したカレットはすべ
て、原料として再使用するとともに、市中から回収するカ
それらを合計したものです。
カレット使用率
(万t)
(%)
80.0
100
60.0
レットの確保に取り組んでおり、カレット使用量の数値は
カレット使用量
74.6%
74.8%
74.1%
75.2%
75
46.2
45.3
44.3
41.8
50
40.0
さらなるカレットの確保のために自治体やカレット業
20.0
者からの情報収集を強化しています。
25
0
2011
1
2012
2013
2014
0
(年度)
環境データ集 2015
大気汚染防止の取り組み
ガラスびんカンパニー 4 工場
2014年度のSOx排出量は309t、NOx排出量は1,134t、
SOx 排出量
ばいじん排出量は18tでした。
(t)
600
SOx、ばいじんは脱硫設備や電気集塵機およびバグ
フィルターなどの排ガス処理設備の維持管理によって、
排出レベルを抑えています。また2015年度末に計画さ
400
374
れている埼玉工場1 号炉の炉修に合わせて、脱硫設備と
バグフィルターを導入する予定です。NOxについては大
355
339
2012
2013
309
200
阪府立大学と共同で行っているNOx低減技術の研究に、
実機導入を目指して、継続して取り組んでいます。
0
2011
NOx 排出量
2014
(年度)
ばいじん排出量
(t)
(t)
1,200
1,140
1,112
1,101
30
1,134
800
20
400
10
0
2011
2012
2013
2014
21
19
18
18
0
2011
(年度)
用水・排水削減の取り組み
2012
2014
2013
(年度)
ガラスびんカンパニー 4工場・プラスチックカンパニー 2 工場
2014年度の、ガラスびんカンパニーの用水使用量は
2013年度の、プラスチックカンパニーの用水使用量は
49.2万m3、排水量は11.2万m3で前年度比はそれぞれ
6.6万m3、排 水 量 は9千m3で、前 年 度 比 は そ れ ぞ れ
2.6%減、24.8%減となりました。
24.1%減、10%減となりました。
用水使用量
ガラスびんカンパニー
排水量
プラスチックカンパニー
80.0
20.0
66.0
9.2
62.0
9.8
59.2
8.7
55.8
17.8
15.0
1.3
14.8
6.6
40.0
20.0
プラスチックカンパニー
(万m3)
(万m3)
60.0
ガラスびんカンパニー
15.9
1.1
1.0
12.1
10.0
16.5
56.8
52.2
50.5
49.2
2011
2012
2013
2014
0
0.5
13.7
14.9
2012
2013
0
2011
(年度)
2
0.9
11.2
2014
(年度)
環境データ集 2015
廃棄物削減の取り組み
ガラスびんカンパニー 4工場・プラスチックカンパニー 2 工場
ガラスびんカンパニーの2014年度の廃棄物総量は
廃棄物総量・再資源化物量・再資源化率
2,278t、再資源化物量は2,192tで、廃棄物総量の前年度
ガラスびんカンパニー
比は48.3%減となりました。再資源化できる業者の開拓、
プラスチックカンパニー
(t)
8,000
交渉により再資源化率は年々向上しています。その他に
も、廃棄物を削減するため、工場内に持込んだごみの持
93%
6,876
6,428
6,000
ち帰り、エコキャップ運動への参加、家庭からの空きびん
回収促進などの取り組みを継続しています。またセレン
2,129
2,045
6,138
1,792
6,219
5,760
1,812
1,727
4,747
75
1,759
3,814 3,684
含有汚泥からセレン回収、再利用の取組をはじめとした
2,000
100
5,919
4,000
再利用技術開発にも取り組んでいます。
(%)
97%
95%
94%
カレット使用率
50
1,536 1,492
4,383
プラスチックカンパニーの2014年度の廃棄物総量は
4,346
4,407
4,033
25
4,160
2,278 2,192
2011
2012
2013
2014
注)
旧大阪工場土地売却に伴うものは含まれていません。
旧大阪工場の廃棄物処理は法令に則り適正に行いました。
増となりました。
0
再資源化物量
廃棄物総量
再資源化物量
ニーをあわせた再資源化率は97%となり、前年度比1.4%
廃棄物総量
その結果、ガラスびんカンパニーとプラスチックカンパ
再資源化物量
比は15.2%減となりました。
廃棄物総量
廃棄物総量
0
再資源化物量
1,536t、再資源化物量は1,492tで、廃棄物総量の前年度
(年度)
PRTR※1管理状況
▼ 2014年度のPRTR対象物質集計結果
PRTR対象物質については、適切な管理と届出を徹底
するとともに、環境負荷の低減につとめています。
移動量
29.7
5.4
0.0
セレン及びその化合物
3.3
0.0
0.0
鉛及びその化合物
2.5
0.0
0.2
ニッケル及びその化合物
4.6
0.0
0.0
対象化学物質名
※1 PRTRとは
(化学物質排出移動量届出制度)
(Pollutant Release and Transfer Register)
のことです。
有機スズ化合物
注)
届出の対象は、特定化学物質では取扱量が0.5t/年以上、第一種化学物質では
取扱量が1t/年以上となっています。集計量は、日本山村硝子各工場の合計値
となっています。
(t)
排出量
取扱量
(大気、
水域) (廃棄物、
下水道)
ほう素及びその化合物
29.9
0.0
0.8
マンガン及びその化合物
26.7
0.0
0.0
クロム及びその化合物
96.3
0.0
0.0
PCB※2管理状況
▼ 2014年度のPCB対象物質集計結果
PCBについては、適切な保管管理を徹底しています。
また2013年12月の大阪工場閉鎖に伴い、当該事業所で
保管中
使用中
82
0
160
0
22
0
開閉器
3
0
その他
13
0
保管していたPCB含有機器について法令に則り、無害化
コンデンサ
処理認定施設において処理を行いました。
照明器具安定器
※2 PCBとはポリ塩化ビフェニル
(Poly Chlorinated Biphenyl)
のことです。高
圧トランス、高圧コンデンサ、安定器の絶縁油などに使用されたものです。
トランス
3
(台)