オープンソースソフトウェア(OSS) 利用のリスク

オープンソースソフトウェア(OSS)
利用のリスク
2015.10.5
神田
オープンソースソフトウェア(OSS)利用のリスク
オープンソース(OSS)とは
ソースコードが無償で公開されている
誰でもコピー・改変・再配布することが許可されている
フリーソフトとの違い
フリーソフトは、
ソースコードが公開されていない
開発者の許可により、再配布・商用利用が可能となる
オープンソースソフトウェア(OSS)利用のリスク
OSS利用の落とし穴
誰でもコピー・改変・配布することが許可されている
OSSには、OSS開発者の著作権がある
OSSライセンスの条文に規定された条件を守る必要がある
オープンソースソフトウェア(OSS)利用のリスク
代表的なOSSライセンス
GPL
改変部分のソースコードの公開が必要
他のソースコードと組み合わせた場合は、他のソースコードも公開が必要
(コピーレフト)
MPL
改変部分のソースコードの公開が必要
BSD
改変部分のソースコードの公開が不要
MIT
BSDと同条件
制約緩い
オープンソースソフトウェア(OSS)利用のリスク
様々なOSSリスク
OSSの不正利用によるビジネスリスク
製品販売・配布停止、事業撤退
ソースコードの公開義務
→今まで培ってきたノウハウや独自技術の流出
訴訟、賠償金支払
オープンソースソフトウェア(OSS)利用のリスク
まとめ
OSSの利用は、高性能・高機能で信頼性の高いソフトウェアを無償で
利用できるというメリットがあるが、
不正利用によるビジネスリスクがあることを認識する必要がある
不特定多数へ販売・配布するような製品に利用する場合は特に注意が必要
オープンソースソフトウェア(OSS)利用のリスク
参照 HP
XLsoft
http://www.xlsoft.com/jp/products/palamida/oss_risk.html
「オープンソースの広がりとリスク」