岩手オープンソースソフトウエア研究会規約 (総則) 第1条 この規約は「岩手オープンソースソフトウエア研究会」(以下、本研究会という)について、必要事項を 定める。 (目的・理念) 第2条 本研究会は、岩手県内におけるオープン・ソース・ソフトウェア(以下、「OSS」という。) に関わる企業、 技術者、研究者、そしてユーザが交流することによって、技術開発力の向上を目指し、また OSS の認 知度を高めて普及を目指していくことを目的とする。 2 本研究会は、岩手県内におけるOSSを活用した開発力の向上と、その情報交換による地域企業の競 争力獲得、全国的な市場の創造・拡大を目指し、ひいては、これらの企業の発展を通じた地域経済 の活性化、雇用促進に資する活動を行うことを基本理念とする。 (活動) 第4条 本研究会は前条の目的を達成するために次の活動を行う。 (1) 内外オープンソースソフトウエア技術者間の交流 (2) 定例会および研究会、講演会、技術セミナーの開催 (3) OSS に関心のある学生や一般ユーザー等に対する技術学習機会の開催 (4) メーリングリストによる情報交換 (非営利性) 第5条 本研究会は、その目的を達成するにあたって利潤を求めない。 2 本研究会は、OSS の精神とボランティアの精神を基軸とし、OSS 普及に取り組む。 (情報公開) 第6条 本研究会に活動で知り得た情報は、次の各号に掲げる情報のいずれかが含まれいる場合を除き、公 開できる。 (1) 個人に関する情報であって、当該情報に含まれる氏名、生年月日その他の記述等により特 定の個人を識別することができるもの(他の情報と照合することにより、特定の個人を識別す ることができることとなるものを含む。)又は特定に個人を識別することはできないが、公にす ることにより、なお個人の権利利益を害するおそれがあるもの。 (2) 法人その他の団体(国及び地方公共団体を除く。以下「法人等」という。)に関する情報又は 事業を営む個人の当該事業に関する情報であって、次に掲げるもの。 イ 公にすることにより、当該法人等又は当該個人の権利、競争上の地位その他正当な利益を 害するおそれがあるもの。 ロ 公にしないとの条件で任意に提供されたものであって、法人等又は個人における通例として 公にしないこととされているものその他の当該条件を付することが当該情報の性質、当時の 状況等に照らして合理的であると認められるもの。 (3) 公にすることにより率直な意見の交換もしくは意思決定の中立性が不当に損なわれるおそ れ又は特定のものに不当に利益を与えもしくは不利益を及ぼすおそれがある もの。 (4) 法令等の規定又は実施機関が法律上従う義務を有する各大臣その他国の機関の指示によ り、公にすることができないと認められている。 (賠償責任の放棄) 第7条 本研究会を介してのいかなる損害についても、本研究会は一切の責任を負わない。 また、会員は損害賠償を一切求めないものとする。 (会員) 第8条 本研究会は、岩手県における OSS 普及促進に関わる産・学・官等の諸機関・団体、個人をもって構 成し、協議会の趣旨に賛同し以下の条件を満たす者は誰でも入会の資格を有する。 (1) インターネットが利用できる環境を、個人・職場を問わず有する者。 (2) 電子メールが利用できこと。 2 会員は、法人会員、個人会員、サポーター会員とする。 3 法人会員および個人会員は総会における議決権を有する。 (役員) 第9条 本研究会に次の各号に掲げる役員を置く。 (1) 会長 1名 (2) 副会長 2名以内 (3) 監査 1名 2 会長及は会員の互選により選任する。副会長 および監査は会長が任命し、本研究会の承認を得た 者とする。 3 会長、副会長、監査の任期は2年とし,再任は妨げない。 (職務) 第10条 会長は、会務を総括する。 2 副会長は、会長を補佐する。なお、会長に事故或いは業務の遂行が不可能な場合は、その職務を 代行する。 3 監査は、本研究会の会計監査を行う。 (総会) 第11条 2 3 4 5 総会は会長が招集する。 総会の議長は会長が努める。 総会は、議決権を有する会員の過半数の出席をもって成立する。 議事は、出席会員の過半数をもって決し、可否同数の時は、議長の決するところによる。 総会の議決事項は次の通りとする。 (1) 事業報告および決算 (2) 事業計画および予算 (3) 目標の設定、設定された目標に対する達成状況、事業進捗の確認 (4) 会則の制定、改正 (5) 役員の選出、改選 (6) その他必要と認められる事項 (入退会) 第12条 新たに会員になろうとするものは、別紙の申込書にて申込を行い、他の会員の承認を得なければな らない。 第13条 会員は次の事由によってその資格を喪失する。 (1)退会 (2)除名 第 14 条 会員で退会しようとするものは、退会申込を行わなければならない。 第 15 条 会員が本研究会の名誉を傷つけ、または本研究会の目的に反する行為をしたときは、 他の会員の承認を経てその会員を除名することができる。 (委員会) 第16条 協議会に関する企画運営および各事業を遂行するため、委員会を置くことができる。 2 委員は会員の中から会長が指名する。委員長は委員の中から互選する。 3 会長は委員会の運営状況について報告を求めることができる。 (会計) 第17条 本研究会の経費は、特別会費、協賛金、寄付金をもって、こ れに充てる。 2 行事遂行に当り、実費を特別会費として求める場合が有っても、寄付を前提とし、徴収の強制力 は持たないものとする。 3 本研究会の会計年度は、毎年7月1日に始まり、翌年6月30日に終わるものとする。ただし、本研究 会の発足した年度については、発足の日に始まり、当該年度末に終わるものとする。 4 各会計年度における歳出は、その年度の歳入をもってこれに充てなければならない。ただし、毎年度 の決算において確定した剰余金については、総会の議決により翌年度に繰り越して使用することが できるものとする (事務局) 第 18 条 本研究会の事務を処理するため、本研究会に事務局を置く。 第 19 条 本研究会は事務局を岩手県一関市に置く。 2 事務局は協議会に係る事務、会計処理を行う。 3 事務局員は、会員の中から会長が指名する。 但し、適任がいない場合、会長或いは副会長の兼任も、他の会員の承認を得た上で可能とする。 (定例会) 第 20 条 事務局の案内により、月1回程度の定例会を開催する。 (規約の改正) 第21条 この規約は、総会において出席者の過半数の議決により改正することができるものとする。 (その他) 第22条 この規約に定めるもののほか、必要な事項は、重要度に応じ、会長と副会長の審議、或い は定 例会における審議で決定する。
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