タイ トル (日本語) 進行がん患者に対する早期緩和ケア介入につし丶て

タイトル(日本語)進行がん患者に対する早期緩和ケア介入について
タイトル(英語) e
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著者名
Camilla Zimmermann,Nadia Swami,Monika Kr
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飴lIHannon
,NatashaL
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,Ami
tOza,MalcolmMoore,An
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GaryRodin,
IanTannock,
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nDonner,C
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雑誌、巻、頁 Lancet2014;383:1721-30
目的
進行がん患者に対して早期緩和ケア介入を行い、患者の QOLや満足度を
複数の評価項目を用いて評価した。
研究デザイン
介入研究:クラスターランダム化比較試験
エピデンスレベル
研究施設
E
、 Canadaの t
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おける泊施設の腫蕩センター外来
対象患者
2006年 12月から 2011年 2月の期間に外来を受診した、 PS=O・2,
推
-24ヶ月、進行固形がん(癌腫:肺癌、消化器癌、泌尿器癌、乳癌、婦
定予後 6
人科癌)患者
介入
24の外来を 12ずつ早期介入群(+標準治療) (
2
2
8名)と通常群(標準
2
3
3名)
治療単独) (
早期介入:
月 1回以上、緩和ケア専門医・看護師を受診
受診時に身体的、精神的苦痛の評価、
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tの設定、患者・家族の必要とするサポート、 advancec
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eplanning、
24時間電話相談窓口の設置
主要評価項目
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eから 3ヶ月後の慢性疾患療法機能評価の精神的満足度 (FACIP-Sp)
変化
副次評価項目
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eから 4ヶ月後の FACIT-Sp変化
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eから 3、4ヶ月後の終末期の QOL(QUAL-E
)変化
ESAS)変化
症状の重症度 (
治療満足度 (FAMCAEW-P1ω変化
患者-医療者間の相互関係の問題 (CARES-MIS)
変化
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:身体的、社会的、感情的、機能的、精神的要素を含んだ QOLの指標
FACITS
・1
5
6の聞の点数をつける。点数が高いほど改善したことを意味する。
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QUAL-E:人生の達成感、症状の影響、医療資源との関係、最後の準備を基に終
1・1
0
5の間で点数が高いほど改善したことを意味す
末期の QOLを計る指標。 2
る
。
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ESAS:痛み、倦怠感、眠気、吐き気、不安、落ち込み、食欲、呼吸困難、幸福
・1
0の間で評価し、 0・9
0点の評価をつける。
感といった症状の重症度をそれぞれ 0
高いほど悪化したことを意味する。
FAMCARE-P16:
進行がん患者において、与えられた情報、治療の受けやすさ、
6・8
0の間で評価。点数が高いほど
精神的・身体的ケアに対する治療満足度を 1
改善したことを意味する。
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CARES-MIS:情報請求、コミュニケーション、医療チームの統制など医師や看
4の聞で評価。点数が高いほ
護師との関わりに関する問題を評価する指標。 0・4
ど悪化したことを意味する。
結果
4
6
1名が基準となる評価を受け、 3
9
3名が少なくとも 1回の評価を受けた。
3 ヶ月後の評価では FACIT-Sp に有意な変化は認めなかった。 QUAL-E、
F品在CARE-P16では有意差をみとめたが、 ESAS・CARES-MISでは有意差を
認、めなかった。
4ヶ月後の評価では、 CARES-MIS以外、全てにおいて有意差を認めた。
結論
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