学校関係者評価結果 - 熊本電子ビジネス専門学校

平成27年8月7日
平成26年度熊本電子ビジネス専門学校 学校関係者評価結果
1 学校の教育目標
本校の三綱領である「進取」
「明朗」
「誠実」を教育理念の根幹におき、理事長、校長を中心とした指導体
制のもと、スローガンに、時代を生き抜く「高い専門性」と「豊かな人間力」の育成を揚げ、全教職員が一
丸となって、日々の一つひとつの教育活動を着実に実践し、常に先を見通す論理性や人間の機微がわかる感
性を養い、総合力に富む真の意味で社会に貢献できる人材を育成する。
2 学校関係者評価委員会
(1)開催日 平成27年7月29日(水)
(2)時 間 午後1:30~午後3:00
(3)場 所 熊本電子ビジネス専門学校 A303教室
(1)教育理念・目標
○学校目標等については、学校経営等にきちんと明記され徹底を図っている。保護者に対し
学校関係
者意見等
ても保護者会や面談等機会を捉えて取り組んでいる。
○人材育成像も大切であるが、専門学校の使命・評価は、その学科に応じた業界にいかに
多くの人材を輩出するかである。そのことに十分注力していかなければならない。
○中期的な構想について、時間的余裕がないかもしれないが取り組んでいく必要がある。
○専門学校の社会的責任を果たす上でも、今後は保護者のみならず、広く一般に本校の教育
今後の
改善等
理念・育成人材等を周知して行く必要があると考える。
○就職状況は概ね良好である。ただ、学科により学科に応じた就職先にばらつきがある。
今後、更に内容の検討を進め、学科に応じた業界への人材輩出を高めていきたい。
○中期構想は大変重要な観点であるので、今後とも協議を深める努力をしていきたい。
(2)学校運営
○学校の運営方針等は教職員に周知徹底されているか。
学校関係
者意見等
○専攻分野における実務研修、指導力の修得・向上のための研修はどのようなものがあるか。
○IT系の先端的な知識・技術等の修得には特に力を入れなければならない。また、外部と
の連携を密にし、より実践的な運営・指導ができるように更なる努力が必要である。
○情報のシステム化はどの程度図られているのか。
○年度末に開催する経営報告会において、当年度の反省を踏まえた分析・検証を行うととも
今後の
に、次年度に向けた改善案等の方向を行っている。また、年度の経営方針等を記した資料
改善等
を配布し職員への周知を図っている。今後は、より一層の学校評価と連動した運営改善に
努めたい。
○現在の研修内容は、専門技術の習得と学生の指導力向上に関する研修に力を入れている。
また、高等学校の先生方を招いて講演会を開催し高等学校における指導内容や現状の理解
に努めている。今後も教員の技術研修を含め、より一層教職員の資質向上に努めていき
たい。
○IT系の専門技術は特に移り変わりが激しい、教育課程編成委員会における委員の皆様
からの意見を踏まえて、より実践的な運営・指導ができるように努めたい。
○学生募集、教務、就職等、個々の業務においてはデジタル化進んでいる。しかし、統合し
たシステムとしてのデジタル化は進んでいない。今後、学校運営の効率化やセキュリティ
の観点から検討する時期にきていると考えている。
(3)教育活動
○Webに関連する仕事の需要はあると思うが、地方の一般企業においては特定の分野の
スキルだけで採用することは難しい。
学校関係
○事務職に求められる人物像は企業や病院によって変わってくる。女性を求める傾向が強い
者意見等
が、医療事務でも将来的に男性を求める可能性はある。ただし、プラスαのスキルは必要
とされる。
○授業等の評価もきちんと取り組んでいる。今後も十分活かされる必要がある。
○学科によっては専門分野の教育だけではなく、他校とは違う付加価値を付けさせたい。
今後の
改善等
また、社会人基礎力を向上や人間力を磨くことにも力を入れている。
○授業評価は年2回、時期を定めて実施しているとともに、学生自身の自己評価も併せて
実施し、定着してきている。マンネリ化にならないように活用を図っていきたい。
(4)学修成果
○資格取得の意義や重要性についての説明はもちろんのこと、徴収時期を含め、年間を見通
学校関係
者意見等
した徴収方法についても検討していきたい。
○学修成果については、着実に成果が上がっている。今後とも各部署の枠を超えた連携が
求められると思う。
○退学の理由並びに防止のための対策はどのようにされているのか。
○資格については、ご家庭への費用や徴収時期等を含め情報提供の改善を検討したい。
○学修成果については、校務分掌を超えて連携を密に取り組み成果を上げているところで
ある。今後も学生との向き合う時間を大切に確保するとともに、日々のきめ細やかな教育
今後の
改善等
活動に心掛けていきたい。
○退学の理由は、学科選択のミスマッチ、健康上の理由、経済的問題がほとんどである。
特に早期退学者はミスマッチによるところが大きい。これについては、ガイダンスやオー
プンキャンパス等の広報活動においてしっかりとした学科説明を行い、ミスマッチを防ぐ
よう特に配慮している。
(5)学生支援
○部活動やサークル活動等はあるのか。
学校関係
者意見等
○学生の就職活動状況はどうか。
○学校側からクリエイター系学科の卒業制作発表等の案内を企業に行っているか。
○卒業生や社会人向けの公開講座等は実施しないのか。
○同窓会等との連携もきちんと取り組んでいる。今後とも連携強化をお願いしたい。
○部活動等の定型化した活動はないが、専門学校間の体育大会等に参加する場合に限って、
事前に競技練習の活動を行っている。また、Web系の学科においては、卒業生と在校生
が参加する勉強会を学校にて開催している。
○学生の就職活動は企業様から頂く求人並びに就職情報サイトと利用した活動がある。初期
の段階での求人は東京等の都市圏からのものが多く、県内はこれからである。能動的に
今後の
改善等
活動する学生が少なく、待ちの状態である。今後、自ら一歩踏み出す力を付けさせたい。
○卒業制作等の発表は学内だけに留まっている。企業とのパイプを作る意味でも検討すべき
内容と考えている。
○夜間等学校設備を使用していない時間帯を有効活用できないか検討している。また、学校
の社会貢献という観点からも検討していく必要があると考える。
○卒業生の求職者に対しては、求人情報の提供や就職相談等の支援を実施している。今後と
も、卒業生へのさらなる支援を含め、同窓会の活性化について学校としてもっと支援して
いきたい。
(6)教育環境
学校関係
者意見等
○保護者にとってパソコン等の購入は費用的に厳しいが、教育上、子供にとって必要ならば
検討の余地はある。重要なのは、使用目的等を明確にしていただくことである。
○建物は経年により、劣化し順次改修等の必要性が生じてくることは当然のことである。
○パソコンの詳細な設定やモノを大事に扱うということからも自前のパソコンを所有する
今後の
改善等
長所はあると考える。しかし、それなりの費用が発生することも事実なので、慎重に検討
したい。
○建物も30年が経過しているので、順次改修等の必要が生じてきている。具体的には、
トイレや廊下等。今後、段階的・計画的に優先順位をつけて取り組んでいきたい。
(7)学生の受入れ募集
学校関係
者意見等
今後の
改善等
○学校の認知度を向上するには、地域との連携等で情報を発信する機会を増やす必要がある
のではないか。
○少子化の中、入試を含めた学生募集についても適正に行っておられる。
○学生の募集活動は、ガイダンス・職業体験・学校説明会等を主に行っている。何れも、受
け身的な活動であるので、今後は地域と連携した情報発信を積極的に計画・実施して行き
たい。
○各種の試験については、その都度選考委員会を開催するなどして厳正公正に取り組んで
いるところである。
(8)財務
学校関係
者意見等
○財務等の状況について、きちんと適正に処理されているものと思うが、今後とも、学校
評価の趣旨に沿った適正な管理・運営体制を図るとともに、情報の公開へ向けて取り組
んで欲しい。
○年度により入学者数にはかなり波がある。財務等の状況等については、昨年度よりホーム
今後の
ページ上で公開を始めるとともに、学校評議員会等にて適切に説明を行っているところで
改善等
ある。今後とも、 重要な意義を持つ公共性の高い学校法人であることを認識し、意思決定
のシステム・適正な予算執行等説明責任が果たせるよう取り組んでいきたい。
(9)法令等の遵守
○法令や設置基準等の遵守に努めていただくとともに、適正な運営がなされているものと
学校関係
者意見等
思う。今後とも適正な運営がなされるようチェック体制を構築していただきたい。
○個人情報の流失については、社会問題にもなっている。防止に努めてほしい。
○評価内容等の情報公開はどのように行っているか。
○今後も法令や設置基準等の遵守に努めるとともに適正な運営がなされるよう校内のチェッ
ク体制を構築に努めたい。
今後の
改善等
○個人情報の保護については特段の配慮をしていきたい。また、学校評価については、その
趣旨に沿って定着を図っていきたい。
○昨年度より自己評価並びに学校関係者評価をホームページ上で公開を始めた。今後は、
評価項目の見直しや評価の客観性・信頼性を一層精度の高いもとすることに努めたい。