Untitled - Kvadrat

Dis-Play
Alfredo Häberli
DIS-PLAY
Alfredo Häberli
Alfredo Häberliが躍動的で生き生きとした新しいニット・ファブリックのコレクション
「DIS-PLAY」をデザイン。それは個々のデザインがそれぞれ個性的な表現をしつつも、
コレクション全体を通して私たちの好奇心を刺激する魅力的なものとなっています。
2014年ロンドン・デザイン・フェスティバルで発表されたKvadratによるニット・ファブリ
ックの新コレクションとなるDIS-PLAYのインスタレーションでは、
「自身の膨大なモノの
コレクションからインスピレーションを見つけ出す」という彼のデザイン・プロセスにおけ
る瞬間の重要性が表現されています。
「私は名もない普通のモノたちをとても興味深いと思っています。機能性や精度のため、
または純粋な喜びや情熱のために創り出されたものたち、、、。私のスタジオは、引き出
し、壁のピンウォール、本棚、本や模型の間など、いたるところがモノたちで溢れていま
す。そしてアートやファッションの写真と融合し、モノたちは私の色彩観を刺激し作り出す
のです。
私は一冊の本を持っています。私が色や構成、さらに抽象的なイメージのコラージュをす
る場所です。ファブリック・コレクションの作成では、特に色彩観において、コラージュで
の表面の感覚や物体そのものを見つめ、そこにハーモニーやコントラストを見出すので
す。これはフィーリングであり、ムードとも言えます。今回のコレクションにおいて、色のデ
ザインを考え出すことはとても楽しいことでした。」
Alfredo Häberli
The DIS-PLAY collection
Nebula
「和の花の印象」をニッティング技術により、画素化した水平線で表現。
立体感をもつNebulaは有機的で抽象的な形状を表現。
106
126
146
356
956
646
976
776
786
186
Nadir
立体感があり、模様には連結し、重なり合う様々な大きさの円が描かれ、
不規則であてもなく漂うさまを表現。
222
942
972
242
142
542
182
742
792
Galaxy
銀河をつくる星の集まりのように、Galaxyとは不規則でありつつ、同時に微細な点によ
る優美で洗練された模様。単色の背景との対照も特徴的。
608
948
108
248
178
408
548
348
648
778
298
978
Alfredo Häberli
Alfredo Häberliは1991年に自身のスタジオを開設し、現在はエキシビジョン・コンセプト、
工業的に製造される日用品のデザイン、さらには建築プロジェクトや技術的に洗練された家具
のデザインなど多方面においての活動を行っています。
彼は生活における哲学のひとつとして「見つめるという行為は最も美しい思考行為である」と考
えています。そして「同一の物体にもいくつかの新しさを発見する」のだと。彼のデザインが生
み出す形状は細部まで見つめる厳密さと製作過程で繰り返される熟考によるものです。
Alfredo Häberliは1991年から欧米のデザインや建築の教育現場で各員教員として活躍。
彼のデザインは数々の場所で展示され、多くの賞を受賞しています。
ファブリックデザイン、構成、スタイリング:Alfredo Häberli
撮影:Jonas Kuhn, Zurich
Special thanks to: Alias SpA, de Sede AG, Luceplan SpA,
Moroso SpA, Offecct AB, Quodes, Vitra AG and Njusja de Gier,
Jacob Manz, Manuela Rammelmeier
Alfredo Häberli
Alfredo Häberli started his own studio in 1991 and today boasts a versatile
portfolio comprising exhibition concepts and design of industrially produced
everyday articles and even architectural projects and technically sophisticated
pieces of furniture.
One of his life philosophies is ‘to observe is the most beautiful way of thinking’.
‘In the same object, I always see or discover new things’. The shape and the
details of his design are a consequence of meticulousness and repeated
contemplation during the development process.
Alfredo Häberli has been a guest lecturer at schools of design and
architecture in Europe and the US since 1991, and his designs have been
exhibited at several venues and he has received several awards for his work.
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