SIG(Special Interest Group)

SIG(Special Interest Group)
SIGはSpecial Interest Groupの略称で、「シグ」と呼んでいます。
リハビリテーション工学に関係するさまざまな分野や興味ある領域ごとに、
現在、10グループが活動しています。
コミュニケーションSIG
コミュニケーションは、
人が生きていく上で根源
的なテーマであり、障が
いがある人々が日々の生
活において生き甲斐や自
己の役割を見出す上で重
要な意味を持ちます。
コミュニケーションSIG
(COMSIG)は、コミュ
ニケーション機器や操作
スイッチなどに関する情
報収集や情報交換、講習
会などの啓蒙活動を、わ
が国における先導役とし
て取り組んでいます。
重度の障害や高齢化にて
座位などの姿勢を保持す
ることが困難になった場
合、生活のあらゆる場面
で適切な姿勢を保持する
ことにより、自立を支援
しQOLを高める必要があ
ります。
本SIGでは幼児から高齢
者まで個々の状態に対応
した姿勢保持の理論から
実践的な技術について、
毎年開催する講習会や講
習会テキストなどによっ
て伝達・情報交換を目的
に活動しています。
特別支援教育SIG
SIG住まいづくり
特別支援教育SIGは、障
害のある子ども達が育つ
中で、生活面や学習面、
遊び、教育制度、その他
さまざまな困り事につい
て、工学的なサポートを
通じて改善しうる情報を
交換・共有することを目
指すグループです。
他のSIGとの交流をはじ
め、子どもの育ちを支え
る情報交換・伝達を目的
に活動します。
SIG住まいづくりは、多
様な分野からの参加者を
得て「住まいづくり」に
必要な、技術的課題の探
求を始め、チームアプロ
ーチによる課題解決の方
法論、情報の交換から学
際的な研究までを行うこ
とを目的としています。
また、まちづくりなどバ
リアフリーデザイン全般
への展開も目指します。
EN
GINE
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SO
N
CI
ET
IL
Y OF
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SIG姿勢保持
JA
PA
N
R E SJA
車いすSIG
車いすSIGは車椅子に興味
と関心を持つ人たちが集ま
り、車椅子に関する技術や
知識を深め、使い方や選び
方、作り方などを発展させ
ようとする会です。
車椅子に関わる問題と解決
方法を探るとともに、車椅
子を必要とする人の生活や
車椅子の質の向上をめざし
て、車椅子に関する講習会
の開催、テキストの編集と
発行、車椅子の歴史調査、
JIS/ISO規格等に関する調
査研究、製品の情報伝達、
車椅子工学領域の調査研究
など、メンバー相互の情報
交換を行っております。
移乗機器SIG
「移乗」は障害者・高齢
者の生活範囲を広げる基
本動作です。本人も介助
者も、楽に安心して、安
全で満足できる方法で移
乗動作を行うことが大切
です。本人の能力を活か
し、介助者の身体を守る
方法とはどのような方法
でしょうか。移乗に関連
した福祉機器類を中心に
しながら、移乗動作のあ
り方や移乗用具の選定手
法などを考えていくグル
ープです。
乗り物SIG
自助具SIG
乗り物SIGは、生活に
不便を感じる小児、大人
、高齢者、一時的な障害
をお持ちの方などの移動
や乗り物全般、公共交通
のバリアフリー、近未来
のモビリティなど、移動
環境を取り巻く様々な課
題について、会員相互で
年齢、立場を超えて情報
交換し、論議して情報を
求めている方々へ的確な
情報伝達を目的に活動す
るグループです。
自助具SIGは、不便を感じ
ながら自立生活を営む人々
の日々の生活をサポートす
る環境づくり•モノづくり
のグループです。
自助具とは、体の不自由な
人が日常の生活動作をより
便利に、より容易にできる
ように工夫した道具です。
私たちは、自助具使用にあ
たっての適応とその効果の
判定や、自助具の製作技術
を体型化し広めるため、自
助具に関する研究・開発・
情報交換を行い、普及•促
進を図ることを目的として
活動して行きます。
SIG褥そう防止装置
義肢装具SIG
SIG褥そう防止装置は
、褥そう予防のために基
礎研究から臨床応用まで
広い範囲にわたって専門
が異なるさまざまな職種
が協働しているグル-プ
です。1997年より活動
しています。
活動は、リハ工カンファ
レンス開催時の基礎講習
会、用語の検討などを行
なっています。関連団体
と協力しながら、進めて
います。
義肢・装具は身体に直接
触れる一番身近な福祉用
具です。義肢装具SIGは
義肢・装具に興味と関心
を持つ色々な立場の人た
ちが集まり、理解を深め
ていく場です。初めての
人でも理解できる基本的
なことから先端技術まで
様々な情報について、講
習会やホームページで情
報交換を行ない、義肢装
具に関する諸問題をユー
ザー視点に立って解決す
ることを目指しています。
一般社団法人日本リハビリテーション工学協会
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