国立大学法人九州工業大学学長解任の申出に関する規程

国立大学法人九州工業大学学長解任の申出に関する規程
平成27年3月18日
学長選考会議決定
国立大学法人九州工業大学学長解任の申出に関する規程
(趣旨)
第1条 この規則は、国立大学法人法(平成15年法律第112号)第17条第4項の規定に基づき国
立大学法人九州工業大学(以下「本学」という。)の学長選考会議が行う,学長解任の申出に関し必
要な事項を定めるものとする。
(解任申出の理由)
第2条 学長解任の申出は,学長が次の各号のいずれかに該当する場合に行うことができる。
(1) 心身の故障のため職務の遂行に堪えないと認められるとき。
(2) 職務上の義務違反があるとき。
(3) 職務の執行が適当でないため、本学の業務の実績が悪化した場合であって、学長に引き続き当
該職務を行わせることが適当でないと認めるとき。
(4) その他学長たるに適しないと認めるとき。
(解任申出の審査請求)
第3条 学長解任の申出に係る審査請求(以下「審査請求」という。)は,次の各号に掲げる者から,
解任の申出をすべき理由を付した書面により,学長選考会議に対して行うことができる。
(1) 学長選考会議委員の1名以上
(2) 経営協議会委員の3分の1以上
(3) 教育研究評議会委員の3分の1以上
(4) 国立大学法人九州工業大学学長候補者選考規程第8条第3項に規定する参加資格者の4分の
1以上
2 学長選考会議は,審査請求があったときは,学長解任の申出に係る審査(以下「審査」という。)
を開始するか否かを審議し,決定しなければならない。
(解任の申出のための意見聴取)
第4条 学長選考会議は,審査を行うに当たり,審査請求がなされた者から意見を求めるほか,必要
に応じ,その他の関係者からの意見を求めることができる。
(弁明の機会)
第5条 学長選考会議は,審査を行うにあたり,学長に対して書面または口頭による弁明の機会を与
えなければならない。
(解任の申出の議決)
第6条 学長選考会議は,審査請求における解任の理由,第4条による意見聴取の結果,前条による
弁明の結果,及び当該学長が選考された際の選考理由等を参考に,学長解任の申出について議決す
るものとする。
2 前項の議決に当たっては,国立大学九州工業大学学長選考会議規程第6条第3項の規定にかかわ
らず,学長選考会議における出席者全員の満場一致の方法により行う。ただし,最終的に意見の一
致を見ない場合は,学長選考会議の出席者全員による投票の結果,3分の2以上の賛成をもって議
決することとする。
(審査結果の通知)
第7条 学長選考会議は,前条による審査の結果を学長に通知するものとする。
(文部科学大臣への申出)
第8条 学長選考会議は,第6条の規定により学長解任の申出を決定したときは,文部科学大臣に学
長解任の申出を行うとともに,職員に周知するものとする。
(雑則)
第9条 この規程に定めるもののほか,学長解任の申出に関し必要な事項は,学長選考会議の議長が学
長選考会議に諮って定める。
附 則
この規程は,平成27年4月1日から施行する。