独立行政法人国立特別支援教育総合研究所におけるコンプライアンスに関する規程平成２７年４月１日制定（目的）第１条この規程は、独立行政法人国立特別支援教育総合研究所（以下「研究所」という。）における役員及び職員のコンプライアンスに関する必要な事項を定め、もって適正かつ公平な業務遂行及び研究所の社会的信頼の維持に資することを目的とする。（定義）第２条この規程において、コンプライアンスとは、法令及び研究所規程等を遵守することをいう。（他の規程等との関係）第３条この規程の定めにかかわらず、他の規程等においてコンプライアンスに関する別段の定めがあるときは、当該規程等の定めるところによる。（役員及び職員の責務）第４条役員及び職員は、研究所におけるコンプライアンスの重要性を深く認識するとともに、高い倫理観をもって行動しなければならない。（最高管理責任者）第５条研究所のコンプライアンスを推進する最高管理責任者（以下「最高管理者」という。）は、理事長とする。（コンプライアンス責任者）第６条前条及び第８条の業務を補佐するため、最高管理者の下に、コンプライアンス責任者を置く。２コンプライアンス責任者は、理事をもって充てる。３コンプライアンス責任者は、理事長の指示に基づき、職員の意識向上や関係諸規程等の整備など、コンプライアンスの推進に必要な具体的措置を講じるものとする。（コンプライアンス計画推進室）第７条研究所全体の観点からコンプライアンスを推進し、かつ職員にコンプライアンスに対する意識向上を図るため、独立行政法人国立特別支援教育総合研究所組織規則（平成１６年３月３０日制定）第３条第３項第三号に規定するコンプライアンス計画推進室を置く。２コンプライアンス計画推進室に室長を置く。室長はコンプライアンス責任者をもって充てる。３コンプライアンス計画推進室に室員を置く。室員は各部長、総務部各課長をもって充てる。４コンプライアンス計画推進室は、次の各号に掲げる業務を行う。一コンプライアンスに関する啓発及び不祥事の再発防止策に係わる企画及び立案二コンプライアンス違反等発生時における対応マニュアル等の整備、是正措置の決定三その他コンプライアンスの推進（防止措置）第８条最高管理者は、法令及び研究所規程等の違反を防止する観点から、職員に対し、コンプライアンスの重要性に関する認識を高め、遵守すべき法令等に関する理解を増進するために必要な措置を講じるものとする。（報告）第９条職員は、法令及び研究所規程等に違反し、又は違反する恐れのある事実を把握した場合は、速やかにコンプライアンス責任者にその内容を報告しなければならない。２前項の報告を受けたコンプライアンス責任者は、最高管理者及び監事に報告しなければならない。（通報窓口）第１０条前条第１項の報告を行わない合理的な理由がある場合において、当該職員は、その報告を行わず、他の規程等に定める通報窓口に通報することができる。２前項の通報を受けた通報窓口担当者は、コンプライアンス責任者へ報告しなければならない。３前項の報告を受けたコンプライアンス責任者は、最高管理者及び監事に報告しなければならない。（報告者の責務）第１１条法令及び研究所規程等の違反に係る報告又は通報を行う者は、誠意をもって客観的かつ合理的根拠に基づく報告又は通報を行うものとし、誹謗中傷等その他の不正の目的で行ってはならない。（調査及び措置）第１２条第９条第２項又は第１０条第３項の報告を受けた最高管理者は、必要に応じて法令及び研究所規程等に違反し、又は違反する恐れのある事実の事実関係について、コンプライアンス責任者に調査を指示できるものとする。２前項の調査を指示されたコンプライアンス責任者は、前項の調査の結果により必要と認める場合には、他の規程等の定めるところにより、適切な措置を行うものとする。（適切な配慮）第１３条コンプライアンス責任者は、本規程に基づく対応に当たって、次の各号に関する十分な配慮をなすものとする。一通報した者及び報告を行う者又は法令及び研究所規程等に違反し、又は違反する恐れのある事実に係る調査に協力した者が不利益な取扱いを受けないようにすること。二法令及び研究所規程等に違反し、又は違反する恐れのある事実に係る調査の対象となった者の名誉、プライバシー等を不当に侵害することのないようにすること。三法令及び研究所規程等に違反し、又は違反する恐れのある事実に係る調査の客観性及び公正性を確保すること。（事務）第１４条研究所におけるコンプライアンスに関する事務は、関係各部、各課等の協力を得て総務企画課が行う。（雑則）第１５条この規程に定めるもののほか、コンプライアンスの推進に関し必要な事項は、理事長が別に定める。附則この規程は、平成２７年４月１日から施行する。