国立大学法人九州工業大学学長候補者選考規程改正平成１８年９月２０日学長選考会議決定平成１９年４月１日平成２７年３月１８日国立大学法人九州工業大学学長候補者選考規程（目的）第１条この規程は，国立大学法人法（平成１５年法律第１１２号）第１２条第７項の規定に基づき，九州工業大学学長選考会議（以下「学長選考会議」という。）が行う，国立大学法人九州工業大学（以下「本学」という。）学長候補者の選考に関し必要な事項を定める。（資格）第２条学長候補者の選考は，人格が高潔で，学識が優れ，かつ，本学における教育研究活動を適切かつ効果的に運営することができる能力を有するとともに，本学の建学の精神である『「技術に堪能なる士君子」の養成』に基づき，基本理念及び基本方針の実現に向けてリーダーシップを十分に発揮できる者のうちから行わなければならない。２学長選考会議は，学長選考を行う都度，その時点における「望ましい学長像」を定め，周知するとともに，これに基づいて学長選考を行う。（選考時期）第３条学長選考会議は，次の各号の一に該当する場合に学長候補者の選考を行う。 (1) 学長の任期が満了するとき。 (2) 学長が欠員となったとき。２学長選考会議は，前項第１号に該当する場合は，原則として任期満了日の３月前までに選考を完了し，同項第２号に該当する場合は，速やかに選考を開始する。（選考の公示）第４条学長選考会議は，前条第１項第１号に該当する場合は，原則として任期満了日の６月前までに，同条同項第２号に該当する場合は，速やかに，学長候補者選考の日程及び第２条第２項に規定する「望ましい学長像」を定め，公示する。（学長候補者の推薦）第５条学長候補者の推薦は，学長候補者を推薦する者（以下「推薦人」という。）が，次の各号に該当する書類を学長選考会議に提出することにより行う。 (1) 学長候補者の推薦書 (2) 学長候補者となる者の履歴書 (3) 学長候補者となる者の同意書 (4) 学長候補者となる者の所信表明書 (5) 推薦人の名簿 (6) その他，学長選考会議が必要と認める書類２前項の推薦人の人数は，５名以上１０名以内とし，第８条第３項に定める意向調査の参加資格者又は経営協議会の学外委員が１名以上含まれなければならない。３推薦人が推薦できる学長候補者は，１名に限るものとする。（学長選考会議委員の辞任）第６条学長選考会議委員は，前条の規定により学長候補者として推薦された場合は，当該委員の職を辞任する。この場合は速やかに，これに代わる委員の選出について，学長選考会議から経営協議会又は教育研究評議会へ依頼する。（学長候補者の選考の対象となる者）第７条学長選考会議は，推薦人から推薦された学長候補者のうちから５名以内の者を，意向調査の対象となる学長候補者（以下「意向調査対象候補者」という。）として選考する。ただし，推薦人から推薦された学長候補者が１名であるときには，意向調査を行うことなく直ちに学長候補者の選考を開始する。２学長選考会議は，意向調査対象候補者を選考したときは，これを公示する。（意向調査) 第８条学長選考会議は，学長候補者選考の参考とするため，意向調査を行う。２意向調査は，単記無記名方式によるものとする。３意向調査の参加資格者は，次の各号の一に該当する者とする。 (1) 学長及び理事 (2) 教育職員にあっては，専任の教授，准教授及び講師 (3) 教育職員以外の職員にあっては，課長補佐相当以上の事務職員及び技術職員４意向調査日当日，業務その他やむを得ない事由により意向調査に参加できない者は，意向調査日の前日までに，学長選考会議の承認を受けて期日前調査に参加することができる。５意向調査の実施のため，学長選考会議の下に，意向調査管理委員会を置く。（学長選考会議による質疑応答）第９条学長選考会議は，学長候補者の選考にあたり，必要に応じて選考の対象となる者に対し，質疑応答を行うものとする。（学長候補者の決定）第１０条学長選考会議は，第８条による意向調査の結果（第７条第１項ただし書きに定めるものを除く。以下この条において同じ。）及び前条による質疑応答の結果等を参考に，選考の対象となる者のうちから学長候補者を選考する。２学長選考会議は，選考した学長候補者に対し，就任の同意を得るものとし，当該同意が得られた場合は，学長候補者として決定する。３学長選考会議は，前項により学長候補者が決定した場合は，速やかに公表することとし，併せて選考の理由及び意向調査の結果についても公表する。（雑則）第１１条この規程に定めるもののほか，学長候補者の選考に関し必要な事項は，学長選考会議の議長が学長選考会議に諮って定める。附則この規程は，平成１８年９月２０日から施行する。附則この規程は，平成１９年４月１日から施行する。附則この規程は，平成２７年４月１日から施行する。