福江営農様訪問

●福江営農様訪問
岐阜県海津市の(有)福江営農様を訪問しました。
(有)福江営農様は、木曽三川地域(木曽川・長良川・揖斐川が作り出した
広大な大地で水稲作付け190haを超える大規模農業を行っておられます。
また、平成19年には、農林水産祭農産の部で天皇杯受賞を受けられる
など、地域の中核農産物生産企業として活躍されています。
天皇杯※(レプリカ)を手に
記者のインタビューを受け
られる後藤社長
※平成19年度農林水産祭り
農産の部で天皇杯受賞
育苗ハウス
事務所、乾燥調製施設
育苗ハウス
育苗から乾燥調製、そして精米一般消費者への直販まで
一貫体制で取り組んでおられます。
・年間5万枚の苗生産を行う育苗施設
播種プラントは2,000枚/時間の高能力機で自社開発
の育苗箱自動積重装置と連動している。
遠赤乾燥機80石9台を中心とした乾燥調製設備
農業への取り組みを語られる後藤社長
ずらりと並ぶ育苗ハウス
広大な圃場でいかに効率よく農業を行うか
この取り組みの為に国内最大級の農業機
械を導入・整備されている。
これら大型機械は、全て自社従業員でメン
テされ、ズラリと並んでシーズンを待ってい
ました。
「有機主体の肥料で」「農薬は最小限」と
後藤社長。食の安全・安心を目指して取り
組んでおられます。
メンテナンスを終わり、シーズン到来を待つ大型機械群
5馬力「精米ミニプラント」
色彩選別機KGN×6台
・お米の品質の要、色彩選別機
クボタKGN×6台(1次選別×4台、2次選別×2台)時間当たり最大12.8トン
で全量選別出荷されている。
「出荷されるお米は全て1等。価格差も大きく導入のメリットは大きい」と
後藤社長。
・一般消費者への販売用に精米ミニプラント
5馬力クリーン白米精米機を備えた「精米ミニプラント」を設置し、年間
約1,000俵を販売されている。
【編集後書】
14人の精鋭集団、農業をエンジニアリングに変える取り組み。
これを支える底辺に流れる農業への愛情。
だからこんなにすばらしい「農業」が出来るんだ!と感じました。
後藤社長様、ありがとうございました。
(S.H記)
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