様式第 5号 (第 9条関係) 論文内容の要旨 氏 報告番号 y t i d i l a V d n a y t i l i b a i l e r r o c f i t i r h t r a o e t s o f oe h te s e n a p a ] 名 c i d e a p o h t r O 奥田真義 o s A I c n o i t a e r o c s s e n k 変形性膝関節症患者に対する] O A スコアの妥当性と信頼性の検討 論文内容の要旨 [目的]日本国内の人口の高齢化に伴い、変形性膝関節症の擢患数は現在 2 5 3 0 万人と推定され、増加の 一途をたどっている。その治療は、疾患病期に応じて適切な方法が選択されるが、治療評価として医療者側 9 0 年代から、妥当性と信頼性の検証された患者立脚型評価法が用 からの評価法が多く用いられてきた。 1 いられるようになった。一方、医療者側からの各種評価法については、その妥当性と信頼性は十分には検 A膝 判 定 討されていない。今回、一次性変形性膝関節症患者に対する医療者側の評価法である日整会 O A ) の妥当性と信頼性について調査した。また] O A 評価に影響をおよぼす患者因子の関与について 基準 ( J O 検討した。 [方法 ]当院および関連施設において片側の膝関節痛を訴え、単純 X線像で一次性関節症を認めた 7 1 例1 7 1膝のうち、 5 8例 5 8膝 はJ O A の妥当性評価を行うために用いた。平均年齢3 . 7 6 歳、平均 B o d y M a s x e d n l は8 . 3 2 で、あった。日本版膝関節症評価尺度 ( ] K O M ) 、e h t l a c i d e M O u t c o m e s y d u t S m e t l 6 3 m r o F t h S 、e h t d e m i t u p d n a o g) G U T ( t s e の3 つの評価をおこない、それぞれの評価と] O A と h t l a e H ) 6 3 F S ( y e v r u S の関連から、 ] O A の妥当性を検証した。残りの 2 3例 2 3膝 (平均年齢 8 . 9 6 歳 )は、 J O A の信頼性を評価するた O A 評価を行い、検者間および検者内信 めに用いた。複数の評価者および同ーの評価者による複数回の ] 頼性を分析した。 O A の併存的妥当性が示された。 ] O A の下 【結果 ]全てのスコア同士が互いに高い相関を示した。これにより J 位尺度と他の 2つの評価基準の同じ下位尺度とが有意に相関したことから、 J O A は収束的妥当性を示した。 O A とT U G が有意に相関したことから、 ] O A の構成概念妥当性が証明できた。検者内および検者間 さらに、 ] O A の信頼性は中等度からほぼ完全な一致を認めた。また内的整合性は高い信頼性を示した。これにより ] の信頼性が証明できた。患者因子として年齢が] O A と有意に相関した。 O A の妥当性および信頼性が示された。日本 {結論 ]日本国内で使用されている医療者側の評価法である J 整形外科学会が作成した医療者側の評価法の妥当性と信頼性を検証された初めての論文であり、今後も J O A は評価法として十分有用であることが証明された。
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