翔雲だより更新しました。(12月12日)

士別翔雲高校だより
学校通信
第73号
平成27年11月30日(月)発行
校訓「一歩前へ」
この見学旅行に向けては、2ヶ月前から準備を開始しました。リーダー会が生活
の決まりなどを話し合い、班毎に訪れる全ての場所について調べ、プリントにまと
め、それを全体で共有するために廊下に掲示を行い、事前学習を進めてきました。
初日、新千歳から羽田経由で伊丹空港に降りた一行は、まず清水寺を訪れました。
紅葉し始めた綺麗な京都の町並みを堪能しました。
2日目は班毎に関西地区の自主研修。金閣寺や龍安寺など日本の伝統・文化に思
う存分ふれあいました。また、この日の自主研修では、英語の授業で課題として出された「Peace
Message」の取り組みに挑戦しました。外国人観光客に話しかけ、出身地や日本の印象を聞き、最後に平
和へのメッセージを書いてもらうという企画。外国人の日本の印象を聞き、あらためて日本の素晴らしさを
実感できたようです。
自主研修で訪れた龍安寺で、英語の課
3日目は、奈良公園を訪れた後に、翔雲としては初のUSJ
題である「Peace Message」に取り組
に行きました。旅行後のアンケートで最も満足度が高かった場
みました。外国人の方々はとてもフレン
所です。ハロウイーンの時期と重なり、コスプレイヤーがかな
ドリーで、快く質問に答えてくれたり、
りいたようです。
メッセージを書いてくれました。楽しく
4日目はこれも翔雲初の姫路城を訪れ、その後、新幹線で首
英語で会話をすることが出来、あらため
都圏へ移動。横浜中華街で夕食を取りました。
て英語の大切さを実感しました。
最終日は、キャリア学習を含んだ関東地区の自主研修。大学
<2年生:東田裕平(士別南中出身)>
を訪れたり、国会議事堂を訪れたりした班も多数ありました。
多くのお土産話を手に戻ってきた2年生は、今後本格的な進路に向けた取り組みが始まります。
10月29日、見学旅行で東京を訪れていた総合ビジネス科
の2年生が、「東京士別ゆかりの会」の皆さんの協力を得て、
モノレール浜松町駅構内で『士別PR活動』を実施しました。
道行く人々に声をかけて、士別の認知度をアンケートし、
士別の水や特産のお菓子を配付し、士別のPRを行いました。
活動開始当初は、声をかけても乗り物の時間に追われてい
る人々の素通りに、しばし圧倒されていたようですが、ゆか
りの会の方々の後押しもあり、徐々に慣れてくると、横に歩
きながら声をかけるなどして、2時間で300人の人々にア
ンケートに答えてもらいました。活動後半には外国人にも積
極的に声をかける姿も見られるようになりました。たまたま
声をかけた人の中には、「実家が士別」という人もいて、親
近感が湧く場面もあったようです。大都会・東京で大勢の人
が行き交う中で声をかけ、自分の町のPRをする活動は、あ
らためて自分達の町の良さ
に気づく契機になりした。
最初は自分から話しかけづらかったで
すが、「ゆかりの会」の人に助けてもら
いながら、徐々に話しかけるようになり
ました。はじめは緊張で変な敬語を使っ
てしまったかも知れません。話しかけて
もスルーされることもありましたが、応
えてくれた人は真剣で嬉しかったし、貴
重な経験になりました。
<2年生:安西未来(風連中出身)>
10月25日から4泊5日で2年生141名が関西・関東方面への見学旅
行に行ってきました。5日間とも天候に恵まれ、関西では日本の歴史的建
造物を見て、古来の日本文化に触れ、関東では高層ビル群や様々な近代化
した日本文化に触れ、視野と見識を広げてきました。
11月6日、キャリア学習の一環として、
3年生の進路決定者51名が日本甜菜製糖
株式会社士別製糖所を訪れ、会社の概要や
製糖の工程などを紹介したビデオを鑑賞し、
その後工場内を見学しました。係の方の丁
寧な説明と、工場内の機械等のスケールの
大きさに、生徒達も大感動していました。
最後に芦名総務課長さんが、講話をしてく
れました。今後の生きる上でのヒントとし
て、「やる気、根気、長続き」が多くの生
徒の心に深く残ったようです。
小学生時代にも見学をしたことがあり今回が 2 回目でしたが、違う目線で見ることができて、新鮮
でした。40 度を超える暑さの中で長時間働いていることに驚きと大変さを感じました。また、大きな
町とは言えない士別で、全国各地で販売されている「すずらん」印の砂糖が作られ、流通しているこ
とに、本当に感動しました。
<3年生:村西由菜(士別中出身)>
11 月 15 日、市民文化センターで行われたイベント
「ありがとうひつじ年」の中で、本校生8名がファッシ
ョンショーのモデルを務めました。めん羊工芸館「くる
るん」の方々が中心になって作成したカジュアル・ニッ
トを着用し、市民の方々と共にそのデザインと着こなし
を紹介しました。このような機会を通して次の世代を担
う高校生が、地元の魅力を再認識することが出来ました。
翔雲生が、各種コンクール等で大活躍しています。
10 月 24 日、「いじめ・ネットトラブル根絶!メッセージコンクール」の授
賞式があり、ネットトラブル根絶部門、標語・高校の部で葛西博文君(2D)が
上川教育局最優秀賞を受賞しました。9月に1、2年生全員から標語を集めて応
募し、葛西君をはじめ6名が入賞しました。葛西君の標語は、SNS ばかりでつ
ながるのではなく、実際に顔を合わせて笑顔で語り合うことを大切にしようとい
う思いを標語にした、「つなげよう LINE じゃなくて 会話と笑顔」。
ネットトラブル部門
奨励賞
坂口美夢(1C)
奥山龍照(2B)
寺井悠菜(2D)
いじめ根絶部門 高瀬綾乃(1D)
奨励賞
西村世羅(1C)
気をつけて インターネットに ひそむ闇
考えて 送っていいの? その言葉
その言葉 大きな声で 言えますか
大事だよ やめなと言える その勇気
何気なく 言った言葉が 深い傷
11 月1日、第 57 回士別市児童生徒読書感想文コンクールの受賞者が発表さ
れ、高校の部で四ツ辻悠衣さんが最優秀賞に輝きました。高3の彼女にとって、
最後の読書感想文となることから、自分にしか書けない感想文を書こうと思い、
自分自身が双子なので双子が主人公の本を探し、戦時下の過酷な状況で、双子の
兄弟が力と知恵を合わせて生き延びる「悪童日記」を選んで読んだそうです。
一生懸命考えて書
いた標語でしたが、
最優秀賞を取れるな
んて考えていなかっ
たので、びっくりし
ました。でも、とて
も嬉しいです。
<2年生:葛西博文
(和寒中出身)>
最優秀賞を頂き光栄です。「双子」という自分の1つの個性を生かして書い
た作品は、姉の存在がなければ出来なかったもの、恥ずかしさもありますが、
感謝の気持ちでいっぱいです。今後も自分なりの世界観と想像力を持って、本
に親しんでいきたいと思います。
<3年生:四ツ辻悠衣(士別中出身)>
松ヶ平詩織(3B)
藤田 悠乃(2B)
四ツ辻麻衣(3B)
優良賞
齊藤 知里(3A)
立花 彩華(3B)
渡邊 涼香(2B)
努力賞 石前 七音(2C)
若井
和(2A)
安井 瑠南(3D)
優秀賞
「紙が教えてくれたこと」
「”It”と呼ばれた子を読んで」
「夢にカケル」
「しあわせ」
「『それ、どうでもいい』と過ごすために」
「自分とは」
「仁術先生を読んで」
「レインツリーの国」
「世界から猫が消えたなら」
11月8日、旭川信用金庫本店で行われた第10回全国高校生金融経済クイズ
選手権(エコノミクス甲子園)の上川・留萌・宗谷・オホーツク地区予選会に出
場した本校の3年生・坂口拓也君と早坂七海君が全道大会進出を決めました。
7校・14 チームが出場し、筆記クイズ、早押し
就職に際して勉強になると思い参加を決めまし
クイズと勝ち上がり、旭川東が上位独占を狙う中、
た。早坂君には説得して出てもらいました。難問
送られてきた資料で猛勉強した成果を発揮して、見
も多かったですが、力を合わせて頑張ることが出
事3位入賞を果たし、全道への出場権を獲得しまし
来ました。全道大会でも協力して上位を狙ってい
た。全道大会は 12 月6日に札幌で開催されます。
きます。 <3年生:坂口拓也(士別中出身)>
始めは乗り気ではありませんでしたが、練習
を重ねる内に雰囲気に慣れて、徐々に楽しくな
りました。出るからには成功させたいと思い、
楽しく歩いたり、踊ったりました。今後もこの
ようなイベントに参加して、士別に貢献し、多
くの人々に士別の良さを知ってもらえたらと思
います。<2年生:山本瑠美(士別中出身)>
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11月27日、士別グランドホテルにおいて、旧士別高校、
士別商業高校を含む士別翔雲高校同窓会会員約 200 名が参
加して「士別翔雲高校を支援する同窓の集い」が盛大に行わ
れました。
1日(火)後期中間考査④、秋季進学講習⑤(3年~18日)
4日(金)進路先見学会(1年)、年金セミナー(3年)
7日(月)プレ小論文トレーニング(1年)
8日(火)PTA講演会
12日(土)センター試験直前演習2(3年)、バスケットボール新人戦当番校(~13日)
13日(月)プレ小論文トレーニング(1年)
『天サイダー』発売決定!!
15日(火)図書館バス来校日
翔雲高校総合ビジネス科が開発に関わった
18日(金)GTEC(1・2年)
『 天サイダー』が、12 月1日から1本
19日(土)冬季進学講習(全学年~28日)
180 円で発売されることになりました。
20日(日)全商英語検定
24日(木)全校集会(表彰伝達)、大掃除
25日(金)冬季休業(~1/18)
26日(土)進路就職ガイダンス(2年)
29日(火)年度末校舎閉鎖(~1/3)
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阿部新聞店様、道新西出販売所様、道新平中販売所様、鈴木販売所様、阿部新聞店(上士別)様
<発行者>北海道士別翔雲高等学校
担当:総務部
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