学校通信12月号

明るい未来を切り拓く『ちから』ある人づくり
書写中通信
年末号
校訓
自律・創造・実践
文責 校長 古渕 他
平成26年12月24日(水)
(学校は地域とともにある)
ゆく年を振り返り、くる年に新たな決意を!
美しく紅葉していた木々も葉を落とし、すっかり冬景色に変わり
ました。月日の経つのは早いもので、今年もまさに暮れようとして
います。
間もなく、長かった2学期が終わろうとしています。その間、体
育大会や文化発表会、その他各学年ごとでも大きな行事・活動を行
い、集団としての力を高めることができました。多くの体験を通し
て、各自が自信を付け、明るい未来を切り拓き、たくましく生きようとする自分自身を感じ
ることができたでしょうか。
3年生…いよいよ自分の進路を決定する時期を迎えました。希望進路の実現に向けて迷う
ことなく、明るい展望を持って真剣に取り組んでください。
2年生…生徒会選挙があり、部活動だけでなくすべての面で、3年生からバトンを引き継
ぎました。生徒会活動をさらに活性化させ、リーダーとして活躍してください。
1年生…3ヶ月後には下級生ができます。1年生の間に、基本的な生活習慣と学習習慣を
確立し、下級生の見本になれるような力をしっかりと身に付けてください。
年の瀬も迫り、毎日が駆け足で過ぎていきますが、保護者の皆様にはご家庭で迎春準備や
年始の生活をお子様と一緒にしていただき、ゆく年を振り返り、くる年に新たな決意を持た
せていただきますようお願い申し上げます。
保護者や地域の皆様には、今後とも本校の教育活動推進に更なるご支援・ご協力を賜りま
すよう、よろしくお願いいたします。どうぞ、よいお年をお迎えください!
冬休みの生活について
①ルールを守って、健康で明るく楽しい冬休みにしよう。
②三者面談でのアドバイスを参考に、自分の生活をレベルアップしよう。
③すべての課題を完璧に仕上げよう。
④1,2年生…部活動頑張れ! 3年生…受験勉強頑張れ!
⑤家族団欒の時間を大切にしよう。
◆英語寄席より
(11 月 29 日 姫路の花の北市民広場で開催されました。)
生徒の皆さんに少しでも英語に興味を持ってもらいたくて、紹介します。
・初めての手術を不安がる患者に対して、医師が答えました。
Don't worry. It's my first time too.
・結婚記念日にしばらく行っていない所へ行きたいと言う妻に、夫が勧めました。
Go to the kitchen !
(お後がよろしいようで)
▼「兵庫教育12月号」
(兵庫県立教育研修所編集)に載りました。
中学校区全体で心をはぐくむ取組
-姫路市立書写中学校-
~青少年育成推進協議会の活動を通して~
書写山の麓に位置する本校は一昨年度創立30周年を迎えました。書写中学校区青少
年育成推進協議会は創立の翌年に発足し、30年以上にわたって青少年の育成活動を推
進しています。
本校が事務局を担い、中学校区内の曽左小、峰相小、書写養護学校、東洋大附属姫
路高・中の5校の教職員、校区保護者・地域住民が一体になって活動をすすめている組
織です。
その活動の一つに、毎年テーマを定めて、作文・ポスター・標語を児童・生徒・保護者・
地域住民から広く募集し、その作品を発表する実
践発表大会があります。
過去3年間のテーマは「絆」「家族」「思いやり」と
いった心を育むもので、今年度は「感謝」をテーマ
に、本校において開催しました。さまざまな形の「感
謝」を表現する、優しい思いやりの心をもったたくさ
んの作品が発表され、子どもたち、地域の人々、教
職員の心をつなぐ実践発表会になりました。
(姫路市立書写中学校教頭
曽根
進)
▲実践発表大会会場の様子
●2年生
能楽鑑賞教室を開催 12月3日(水)5,6校時、於視聴覚室
国際化が進む中、日本人であってもあまり日本のことを知らない人が多い。自分の国の伝
統文化を知ることで、本当の意味での国際人なってほしいという願いから、ワキ方福王流の
江崎金治郎先生と江崎敬三先生をお迎えして、能楽について色々と教えていただきました。
この能鑑賞で、私の能に対してのイメージがガラッと変わりました。今では、能は祭り
のようににぎやかではないけれど、おだやかで優しい、明るいイメージです。私は能につ
いてほとんど知らなかったので、とても勉強になりました。それは、能の決まりや楽器の
演奏法だけでなく、能に対する気持ち、演じるにあたっての心構えなどもです。今回の能
鑑賞では、皆で「高砂」を歌って、より能を楽しむことができました。能の歌を歌うこと
なんてなかなかない貴重な体験でした。私は楽器を実際には触っていませんが、何人かの
人が楽器を触って演奏していて、いい体験でした。さらに、能の衣装まで着させてもらっ
た人もいて、素晴らしい能鑑賞でした。家族にも、この体験を話しました。とても楽しか
ったです。また、他の能も見てみたいと思いました。(4組 今川瑠香)
今回の能鑑賞は、能の知識を養う良い機会になりました。特に面白いと
思ったのは、お面の話で、12 才までの子供や 18 才までの少年の顔、翁や
鬼の顔など、どれも役ごとにお面が決まっていて、それぞれ無表情だけど、
うつむいたり、顔を上げたりという役者さんの技や工夫で無表情なお面に
魂が吹き込まれ、より繊細で美しい表情が生まれていました。その演技に
感動し、あえて1つのお面で喜怒哀楽を表現するという工夫に面白さを感
じました。「能」が好きになったので、また見る機会があれば、積極的に参
加したいです。(5組 上野 颯希)