NEWSLETTER Issue 3

Airbus Helicopters Japan
Issue
3
2015 Jul/Aug/Sep
親愛なるお客様各位
CONTENTS
エアバス・ヘリコプターズ社はお客様に常に一流のサービスとサポートを提供さ
せていただけるよう引き続き努めております。
9 月 15 日(火)、16 日(水)に開催いたしますオペレーターズカンファレンスへの参
加申し込みを開始いたしました。H160 や H175 をはじめとする新機種及び新サービ
ス「HCare」のご紹介、各種セッションの他、エアバス・ヘリコプターズ・ジャパン社
サービス
オペレーターズカンファレンス2015のご案内
時間外対応サービス開始
納期達成率向上のための新たな取り組み
の取り組みのご報告等、充実した内容を予定しています。本オペレーターズカンファ
新製品
レンスがエアバス・ヘリコプターズ社とお客様、お客様間の意見交換及び交流の場
となることを期待しております。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
カスタマーサーベイは 62%という高い回答率となり皆様のご協力に改めて感謝い
H160初飛行
H135(旧名称EC135T3/P3)
たします。いただきました貴重なご意見は、今後より良いサービスが提供できるよう
最大限に反映させていただきます。現在集計作業をしており、結果と改善に向けた
アクションプランを次号の NEWSLETTER にてご報告させていただきます。
訓練
H125 WBT(Web Based Training)について
お客様のヘリコプター稼働率向上に向け、
「時間外対応サービス」を開始いたしまし
た。AOG や緊急を要する技術に関するお問い合わせを通常業務時間外でも対応させ
ていただきます。ロジスティクス体制においては、納期達成率向上のための新たな取
り組みを開始し今後も強化してまいります。技術サポートにつきましても SB 発行時
の対応を開始しており、お客様の運航をよりサポートする体制を強化してまいります。
引き続き弊社製品とサポートに対するお客様の信頼により一層
お応えできるよう、最大限努力して参ります。
今後とも変わらぬご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます。
エアバス・ヘリコプターズ・ジャパン株式会社
営業本部長 ギヨム・ルプランス
テクニカルサポート
SB発行時の対応について
オペレーターズカンファレンス 2015 のご案内
エアバス・ヘリコプターズ・ジャパン社では、下記の通りオペレーターズカンファレンスを開催いたします。参加申込について 8 月 14 日
(金)まで受付中です。お申込みは、ウェブサイト上からの登録のみとなります。お客様専用サイトにご登録の皆様には別途メールにて申し
込みサイトのリンクをご案内いたしました。未登録でオペレーターズカンファレンスへ参加のお申込みをご希望の際は、弊社カスタマーサ
ポート部各担当者までお問い合わせください。
1. 日時
2015年9月15日(火) 10 : 00 ∼ 17 : 40(受付 9 : 30 ∼)
18 : 00 ∼ 20 : 00 レセプション(受付 17 : 40 ∼)
2015年9月16日(水) 9 : 00 ∼ 17 : 20(受付 8 : 30 ∼)
2. 会場
3. 内容
六本木アカデミーヒルズ(東京都港区六本木6丁目10番1号 六本木ヒルズ森タワー49F)
・エアバス・ヘリコプターズ社製ヘリコプターの日本における役割
・製品の最新情報(H135/H145/H160/H175)
・新サービスのご紹介(HCare – Material Management)
・各種セッション(Ecrureil Family/Dauphin Family/Super Puma Family/H135/航空安全と安全管理制度 等)
・ベンダーセッション(Pratt & Whitney Canada, Turbomeca Japan, Vector Aerospace) 他
・詳細につきましては https://airbushelicopter.sakura.ne.jp/oc2015/program.pdf よりご参照ください。
時間外対応サービス開始
エアバス・ヘリコプターズ・ジャパン社は、7 月 21 日(火)よりお客様のヘリコプター稼働率向上
に向け、
「時間外対応サービス」を開始いしました。本サービスは、非稼働の航空機を稼働可能な状
態に復旧するための緊急対応サービスです。これまでヘリコプター部品のご注文は、基本的に弊社
の通常業務時間内に承っておりましたが、本サービスの開始に伴い、時間外においても AOG※1 に関
するお問い合わせ及び緊急を要する技術に関するお問い合わせ※2 の受付及び対応をいたします。
本件に関するご質問等はカスタマーサポート部各担当者までお問い合わせ下さい。
※1 AOG=航空機の不具合により非稼働状態、機体の復旧が早急に必要な状態
※2 緊急を要する技術に関するお問い合わせ=事故・インシデント・AOG・急を要する部品番号の確認や不具合対策等に関する内容
納期達成率向上のための新たな取り組み
エアバス・ヘリコプターズ社は 2014 年の計画発注部品について、98% の納期達成をしました。今後もよりお客様にご満足いただき、部品
の安定供給を確保する為に 4 つの新しい行動を導入しました。
【 情報共有の徹底 】
【 優先度の確保 】
オーダーステータス及び製品に関わる
情報の密な共有
計画発注いただいたお客様を優先
情報共有
の徹底
優先度
の確保
AOG サービスによる緊急時の万全な
サポート
ご注文について
お客様のご協力により
100%の希望納期達成を確約
【 需要と供給の調和 】
部品発注計画の向上とお客様のニーズ
に合わせた部品の供給
2015 Issue 3 Jul/Aug/Sep
需 要と供 給
の調和
希望納期
の確約
AOG 注文 : 2 日以内に必要な部品
RUSH 注文 : 3 日から 14 日以内に必要な部品
PLAN 注文 : 15 日以降に必要な部品
【 希望納期の確約 】
計画発注(入手希望日 15 日前)頂いた
お客様へ希望納期の確約
H160 初飛行
本年の HAI ヘリ・エキスポにてモックアップ
が公開されてから約 3 ヶ月が経過した 6 月 13
日(水)にエアバス・ヘリコプターズ社は H160
の初飛行を成功させました。
2 回目の試験飛行※ は 6 月 17 日(水)に実施
され、130 ノット(時 速 約 240 キロ)の速 度に
到達しました。
開発の最終段階の完了と 2018 年の運用開
始に向けて、3 機の試作機を導入しており、初
号機は今夏に高温条件での試験飛行を予定し
ています。
※ 2 回目の試験飛行の様子(動画)はエアバス・ヘリコプターズ社のサイトよりご覧いただけます。
http://www.airbushelicopters.com/website/en/press/Airbus-Helicopters-H160-Flight-Test-campaignlaunched_1785.html
(旧名称
EC135T3/P3)
世界で 1,100 機以上が運用されている小型双発機ベストセラーの最新型である H135(旧名称:EC135T3/P3)は高温時、高高度、エン
ジン片発時、カテゴリー A での性能がさらに向上しています。今年 6 月にはドイツのバイエルン警察で使用されている 8 機のうち、3 機が最
新の H135 にアップグレード※ され AHD Donauworth 工場で引き渡されました。引き続き残りの 5 機のアップグレードが行われる予定です。
【新技術/新性能】
●
新設計メインローター
●
新型ダイレクトタイプエアインテーク
ローター直径 +20cm により、揚力が向上
エンジン性能が向上、オプションの IBF
(Inlet Barrier Filter)が取付可能
●
新型 FADEC software による
●
新型コックピット
Arrius2B2+/PW206B3
FMS GTN750×2 を採用した、新型コック
ピット(SP/DP IFR 又は SP VFR)
●
最大離陸重量の増加
+30kg となる 2,980kg
●
最大積載量の増加
高温・高度条件においてこれまでより
+200kg 以上積載
●
Cat-A 性能向上
※ EC135T2e/P2e よりのアップグレードキットにつきましては官庁/民間営業部各担当者までお問い合わせください。
2015 Issue 3 Jul/Aug/Sep
H125 WBT(Web Based Training
g)について
エアバス・ヘリコプターズ社は H125 操縦士向けのインターネットに
より学科コース、WBT:Web Based Training を開始しました。
1 年間有効のアカウントを取得することにより、初学者向けの内容
を、画像や動画による解説付で学習することができます。※
2015 年 12 月 25 日(金)までにお申し込みいただきましたお客様
へは 1 アカウント¥39,800.-(税抜)にてご提供させていただきます。
まずはサンプルコースでアカウントを取得して是非お試しください。
http://www.airbushelicopterstrainingservices.com/wbt
※ 言 語 は 英 語 の み、推 奨 環 境:Internet Explorer 8 以 上、Google
Chrome、Firefox、Safari、タブレットでは使用できません。
詳細につきましては、カスタマーサポート部担当者までご連絡をお
願いいたします。
SB 発行時の対応について
SB 発行
エアバス・ヘリコプターズ社より発行される SB について、エアバス・
ヘリコプターズ・ジャパンの耐空性管理課はその改修内容が「日本の
SB に含まれる改修内
航空局の承認が必要、又は不必要」の調査、及び確認をしています。
容が、重量・強度・動力
「航空局の承認が必要」と判断された場合は、その承認が完了する
までは当該 SB を実施する事が出来ないことから、速やかに承認手続
きを進めると共に、お客様へ「承認が完了するまで SB を実施する事
装 置の 機 能その 他 航
No
空機の耐空性に重大な
影響を及ぼす変更等に
該当するか
が出来ない旨」の周知を行っています。航空局の承認が完了した際に
は、再度、
「SB 実施可能の旨」の周知を行っています。なお、早期に承
認が完了するようエアバス・ヘリコプターズ社及び航空局と調整を
行っています。
2015 Issue 3 Jul/Aug/Sep
Yes
航空局の承認又は受け入れが必要
航空局の承認不要