平成25年度第2号 - いずもオロチネット

習に導いてくれるでしょう。成長へ繋がる手段を見つけることです。10代は心身ともに伸び盛りです。
皆さんが、それぞれの道で、弛みない成長をされることを期待してやみません。
今年度も、先生方、地域の皆様、保護者の皆様等々たくさんの方々に支えられて、生徒諸君は多くを
○本年度提案した「浜中しぐさ」について、生徒会活動にも広げながら確立を図る。
○キャプテン会から学校生活を改善していけるような発信をする。
○QUテストについての職員研修を深め、学級集団づくりに生かす。
学びました。そして、全員が逞しく成長した姿を見せてくれました。
ありがとうございました。ここに厚く感謝し、引き続きご支援のほどをよろしくお願いします。
☆職場体験学習は効果が高い。地域でしっかりともまれてほしい。
☆生徒指導に関する教職員の共通理解の不十分さや足並みの乱れについては、生徒は敏感に感じ取る。
「学校関係者評価」を実施しました
∼第3回地域学校運営理事会∼
2月26日(水)、第3回地域 学校運営理事会を開催しました。この日は理事に加え教職員(分掌主任)
来年度に向けてしっかりと共通理解を図ってほしい。
☆ボランティア活動を通して生徒が育つ。今後も続けてほしい。また、放送部の朗読を活用したい。
Ⅲ
安全・安心な学校
が参加し、「学校関係者評価」を実施しました。それぞれの評価項目ごとに学校の担当者による教育活動
1安心な学校(教職員の協働体制、初期対応、不登校・不適応への対応、特別支援教育、教育相談の充実)
の実施の状況と自己評価の説明の後、理事から意見をいただきました。
2安全な学校(危機管理体制、体験的研修の実施、危険箇所の把握と改善、安全確保)
教職員が理事と直接意見交換できたことで、学校内部からの視点だけでなく、外部からの視点でこれ
○学級や集団への不適応の兆候を感じたら、複数の教員で情報を共有し早めの対応をする。
○不登校等の生徒についてはその状況が個々の生徒によって大きく異なることから、担当者や担任、関係
までの取組を振り返るよい機会となりました。
..
以下、来年度に向けての改善策(○)や理事の主な意見(☆)の一部を紹介します。また、昨年12月に
スタッフの情報共有を担当者を中心に一層行い、共通理解のもと支援に当たっていく。
○教育相談の時間の確保とともに、担任だけでなく副担任、部活動顧問など生徒のかかわりのある者が適
行った保護者・生徒アンケートの結果は浜山中学校HPをご覧ください。
宜かかわる。
Ⅰ
学びが豊かな学校づくり
○不審者対応訓練を早めに行い、課題等を見つける。
1
授業の改善(指導法の改善、基本的知識・技能習得の強化、思考・判断・表現力の育成、評価活
○自転車点検を業者に行っていただき、安全確保を図る。
動の充実)
○校舎の修繕等については今後も教育委員会に要望していく。
2生き方学習の充実(道徳教育、人権・同和教育、キャリア教育、健康教育、読書活動)
☆AEDの設置場所は社会体育の方にもすぐに利用できるように標示等の工夫をしてほしい。
○音トレ(数学の基礎力向上・毎終礼で実施)を継続するとともに、「音トレテスト」を取り入れるなどして
☆交通安全教室や防犯教室は地区の指導員等の活用をしてはどうか。
意欲の向上を図る。
☆防災については学校だけでなく地域で考えなくてはならない。地域でも協力したいし地域を通して行政
○年度当初、新入生テスト、進級テストの実施とそれに向けた取組を行うことにより学習への目標・意欲
付けと学習内容の定着を図る。
にも要望していく必要がある。支援等の必要があれば地域学校運営理事会で提案してほしい。
☆特に、校門南側の横断歩道の信号機設置については今後も要望していきたい。
○本年度試行した「家庭学習強化週間」を本格的に実施する。
☆生徒の自転車点検について、交通安全対策協議会を通して協力したい。
○校内研究授業、「ユニバーサルデザインの授業」の研修を継続し教職員の授業力向上を図る。
☆安全な学校づくりのために建物の安全確保をしっかりと行ってほしい。
また、外装の塗装を新たに要望してほしい。
○人権週間では、ポスター作成や掲示物作成など生徒会にもかかわりを持たせて、充実を図る。
○キャリア教育について、3年間を見通した取組ができるように体系化を図る。
☆家庭学習の取組は大切である。動機付けをしっかりと行ってほしい。
Ⅳ
取り組みを支える基盤
☆家庭学習強化週間は意欲付けに大きな効果がある。学習をしなかった生徒が学習強化週間のチェックプ
1教職員の資質向上(教職員研修、服務の遂行、校務分掌組織と協働体制)
2支援組織との連携(PTA、教育後援会、保幼小中連携教育、地域学校
リントでするようになった。来年度は本格的に強化週間を行ってほしい。
☆学習への目標が生徒、家庭ともに低いのではないか。目標をしっかりと持たせる方策を考えてほしい。
☆公開授業の様子では教科書を持たない生徒がよく頑張っていた。教科書のコピーやプリントの工夫など
運営理事会、ブロック協議会、情報発信)
3月のあいさつ運動
○校報の充実に加え、HPの更新回数を増加する。
○PTA活動については、意識改革や呼び掛けによる一層の参加者増加を目指す。特に「浜中の子どもを
で興味を持たせてはどうか。
語る会」については開催時期や方法に検討を加える。
☆薬物乱用防止教室では地域推進委員も活用してははどうか。
○保幼小中連携ではダウンメディアの取組を推進し、連携して生活習慣の改善を図る。
Ⅱ
○地域コーディネーターの時間増加による仕事の充実を図り、地域との連携強化する。
人とのかかわりが楽しめる学校
○浜中校区「子育て7か条」を提案、賛同団体を募り推進する。(別紙1)
1なかまづくり(基本的生活習慣の育成、生徒指導、集団作り、学校
行事、部活動、生徒会活動)
○「ネット見守りたい」を発展・拡大させ、他校や関係団体と協力して一層推進する。(別紙2)
2ふるさと教育(地域の教育力や特色を生かした学習活動、ボランテ
☆社会体育に参加する生徒は夜遅くまで練習をすることになる。学習時間を確保するために、学校の施設
ィア活動)
を有効活用するとともに学校で放課後自主学習に取り組ませるとか、家庭に帰って学習してから社会体
○職員会での生徒情報交換に加え、生徒指導部会を定期的に開催し組
織的に問題行動にあたるとともに生徒の変容を検証する。
育に参加させるなどの方策が必要。社会教育団体、家庭との連携を行っていく必要がある。
第3回運営理事会
☆評価項目が大変多く、何をどう評価して良いのかわかりにくい。もっと評価項目を絞り込んではどうか。
理 事 会 や 生 徒 の 活 動 状 況 (前 号 以 降 )
◆生徒のボランティア活動
〇くにびき産業祭・自衛隊サマーフェスティバル参加
(吹奏楽部)
7月21日(日)の自衛隊サマーフェスティバル、10月
27日(日)のくにびき産業祭に吹奏楽部が参加しました。
CMソングメドレーや演歌メドレー等の曲を披露、長浜地区
一年を振り返って(成長によせて)
やサマーフェスティバルに参加された地域の皆さんに楽しん
でいただきました。
地域学校運営理事会理事長
〇長浜・神門地区障がい者交流会(合唱・放送部)
11月9日(日 )、長浜コミュニティーセンターで行われ 交流会で放送部の数え歌に合わせて
手遊びをしていただきました
た長浜・神門地区合同障がい者交流会に合唱部と放送が参
忘れ物の天才
今
岡
実
小幡実希(小学3年生)
加。合唱部による童謡集や、放送部による出雲神話の紙芝居
私のお母さんが
次の日になって
や数え歌で長浜・神門地区のみなさんに楽しんでいただきま
買い物に行った
卵を使おうとしたら
した。
「もう買い忘れないよね」
「あー、なーい!」
〇浜山松苗植樹祭
とお母さんが言った
と言った
帰ってから
私は
冷蔵庫と
「やっぱり忘れ物の天才だー」
冷凍庫の中に
と思った
品物を入れた
お母さんたら、おバカだなー
3月9日(日 )、陸上部、バレー部、剣道部、放送部、美
術部の1,2年生100名あまりが浜山松苗植樹祭に参加し、
松苗植樹のボランティアをしました。開会式終了後、浜山公
園周辺で高松地区の皆さんや小学生とともに松の苗を植えま
した。中学生が大人になる頃には植えた松も大きく育ち、浜
山を守ってくれることと思います。
松苗植樹祭で松を植えました
お母さんは、自分がよく忘れ物をすることがわかっているのでしょうね。卵を買い忘れたことに気づ
いたお母さんの「あー、なーい!」という反応も目に浮かぶようです。焦っているでしょうが、どこか
◆制服リユース
おおらかで、想像するとクスッと笑ってしまいます。「お母さんたら、おバカだなー」と実希の温かいま
10月31日(木)の文化祭にあわせ、制服のリユースを
なざし…。お母さんの失敗を責めるどころか、お母さんらしいなあ、と柔らかく受け止めているのです。
行いました。多くの保護者の皆さんに制服を持って帰ってい
こんなに寛容になれるのも、失敗を笑い飛ばしてくれる家庭で育っているからではないでしょうか。
ただきました。卒業生や地域の皆様のご協力ありがとうござ
今、子どもたちは失敗の許されない環境で育っています。自分の失敗が厳しくとがめられるから、他
いました。保護者の皆様には、お子様の卒業で不要になった
者にも寛容になれないのです。失敗を温かく見守る家庭であることが、他者への優しさを育てると思う
制服がありましたら学校までお届けいただきますようお願い
のです。(元埼玉県教諭
増田修治)
…山陰中央新報掲載より抜粋…
いたします。
◆子育て講演会
野球の試合で、相手ピッチャーが悪球を投げると手を叩いて喜びたくなる。自然な気持ちでしょうが、
一昨年度から小学校と連携した「子育て講演会」を行って
います。浜山中学校では、毎年秋に岩宮先生(スクールカウ
ンセラー、島根大学准教授)においでいただいていますが、
制服リユースに多くの方においで
いただきました
しょう。相手チームは、きっと褒め返してくれるに違いありません。少なくともヤジることはしないで
期のこころを考える」と題して講演していただきました。岩
しょう。そうすれば、お互いに気持ちのよい試合ができて、結果的に得るものは多いと思われます。
宮先生はアルプスの少女ハイジのキャラクターを例にしてわ
目指す人間像が、弱くてもあきらめない人、流されない勇気を持つ人、人のことを悪く言わない人、
かりやすくお話しをしていただきました。
ものごとを広く受け止める人、健康な人が挙げられるなら、「自分はデクノボウでいいのだ」と、身を低
また2月1日(金)には新入生の保護者を対象に三鴨先生
くして、努力を惜しまないことが何よりも大切だと思います。
(島根大学特任講師)に「思春期における親子の距離感」と
例えば、学ぶとき、先生の話の全てを聞き漏らさないように、がむしゃらにノートを取る。読み返す
題して講演をしていただきました。
いただきました。
気持ちがわかるだけに自分も失敗はできません。失敗はできないという気持ちが、自分たちの思いきっ
たプレーにブレーキをかけてしまいます。もし相手を悪く言うのをやめて、逆に相手を褒めたらどうで
今年は12月10日(火)に2年生の保護者を対象に「思春
それぞれ約40名、約130名の保護者の皆さんに聞いて
このことは自分たちにも、大きなプレッシャーとなって返ってくることを知らねばなりません。ヤジル
ことなど考えない。ただただ書き取る。学ぶことに没頭する。全身全霊で授業に打ち込む。一心に打ち
岩宮さんによる子育て講演会
込む習慣を身につける。バッターボックスに入ったら、打てる一球を待って打つ。待つ球が来ないなら、
見逃し三振でいい。素直に投手に脱帽する。そのことが体力、技術、集中力、洞察力を一点に集める練