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運動指導用行動識別システム
メタボレンジャー
ご説明資料
バイセン株式会社
<特定保健指導で求められるもの
は・・・・?>
メタボリックシンドロームは脳卒中や心筋梗塞などを起こしやす
い状態のことです。運動不足や食べすぎにより、内臓脂肪が蓄積
し、高血圧、高脂血症、高血糖となって動脈硬化になります。し
かし、現在の健診・保健指導の方法ではメタボリックシンドロー
ムを予防することが十分ではないことがわかってきました。そこ
で、平成20 年度からはじまる特定健康診査・特定保健指導では
生活習慣の改善を目標としています。このため、特定保健指導に
おける指導者には効果的・効率的な指導が求められます。
保健指導における運動・身体活動支援の標準的な流れ
1. 現在の
身体活動量の
評価
2.身体活動量の
目標設定
3. 実践
4.指導後の身体
活動量の評価
標準的な指導の流れの中で、指導者に求められることは「正確な身体活動量
の評価」と「目標設定」です。上の図では1・2・4が該当します。
しかし、現在の記録用紙記入での運動指導では
① 正確な情報が得られないことがあります(質の問題)
「記録が面倒」「つい忘れる」「適当に記入」「うそを書く」
「記録用紙を家に忘れる」「記録用紙がなくなった」など
→適切な指導ができません。
② 面談の際に時間がかかる場合があります(量の問題)
事細かに行動記録について聞いていかなくては正確な日常
活動の把握ができないため、時間かかっていました。
→少人数しか指導ができません。
<メタボレンジャーの特徴( メリット) っ
て・・・?>
メタボレンジャー
レポート
一次面談
(日常の行動記録・活動量記録)
運動量→○
BMI →○
問題なし
メタボリックシンドローム該当
運動量→×
BMI →○
メ
タ
ボ
予リ
備ッ
軍ク
運動量→×
BMI →△
メ
タ
ボ
寸リ
前ッ
ク
運動指導プログラム作成
目標設定
医師の診断が必要
このグループに入る人の割合が
もっとも多いと予想されます。
メタボレンジャーを利用することで、
1. 面談時間の短縮が可能です。
2. 過去のデータと比較しながらの指導が容易です。
メタボレンジャーは、指導の質と量を向上させてくれます。
使い方は簡単!センサーを腰につけるだけ。運動指導に必要な「行動記録用紙」の
聞き取り、記入の手間と面談の簡略化が実現!!
被保険者の生活情報がすぐに得られ、的確な指導ができます。その結果、面談時間が
短縮でき、短時間でたくさんの指導が可能になります。
具体的にどの行動をどのように改善すればよいかが簡単にわかります。
歩く、走る、スポーツなどの動作がどのくらい行われているかをレポートで表示します
。
時間表示、棒グラフ表示で視覚的にもわかりやすく、面談時の目標設定を被保険者と
共有しやすくなります。
システム概要
健康診断
センサをつけて日常生活
身体活動量をセンサーで計測・記録
センサ回収
センサーでの計測と
保健指導を繰り返し
行動変容を促す
・mi cr oSDカードのデータをメタボレンジャーソフトの
入っているパソコンに取り込む。
・個人の基本データ(年齢・性別・体重など)を入力
・解析結果レポート
一日レポート、トータルレポートを表示。
プリントアウト、PDFで保存。
レポートの結果を見ながら保健指導
身体活動量の現状把握・目標設定
実践
☆こんな使い方も
行動記録レポートを、被保険者がどのグループに属するのか
判断する手段に使うことができます。
「あなたはメタボリック予備群です」
「寸前組またはズバリメタボリック組です」、など。
誰がどういう状態にあるのか、簡単にグループ分けができるようになります。
4.解析レポートの見方
4.1行動解析1日目~3日目
①
②
⑤
③
⑥
①被保険者の基本データを表示
・ユーザーID…このレポート対象者のNo.になります。
・性別、年齢、身長、体重…基本データが入力されています。
・センサボックスID…計測に使用したセンサのIDNo.です。
・データ収録期間…計測した期間の年月日
・表示データの日…このレポートの日付
・担当ID…ソフト使用担当者ID
④
②活動量を波形で表示
・活動の活発さを一目で捉えることができます。運動強度が大きいと波形が
大きく振れています。波形の色分けは、識別された行動のうち多く見られ
た行動を示しています。(④の色分けを参照)
・緑の点線は3メッツのライン、黄色の点線は6メッツのラインです。
・波形の下には時刻が表示されています。日中(6:00~17:00)はブルーに
色分けされています。 ・同じ行動が10分以上続いたところは赤い↓が表示されます。
③メッツ別時間とエキササイズ量
・メッツ強度別に、時間を横棒グラフと「時:分」で表記しています。
・時間と強度から算出したエクササイズを表示。
・2メッツ以下の活動とは、身体活動量の目標計算には含まれないものです。
テレビ・音楽鑑賞、炊事、洗濯、ストレッチ、ヨガ、キャッチボールなど。
・3メッツの活動とは、普通歩行、屋内の掃除、階段を下りる、ボーリングなど
。
・4メッツの活動とは、速歩、自転車にのる、子供と遊ぶ、卓球など。
・6メッツの活動とは、ジャズダンス、バスケットボール、家財道具の運搬等。
・8メッツの活動とは、ランニング、水泳、農作業など。
④行動別時間・カロリー・エキササイズ値
・行動別に時間を横棒グラフと「時:分」で表記しています。
・Kcalは消費カロリーを表示。各行動別の係数で算出。
・時間と強度から算出したエクササイズを表示。
※身近な動作から運動量や強度を増やすために参照する項目です。
指導例としては以下のようなコメントが可能です。
1.歩行を日常生活の中で増やす。
2.座る時間を立つ時間に変える(電車・バスの中、待ち時間など)。
時々、ストレッチをおこなう。
3.歩行を速歩に変えて強度をあげる。
⑥その他 ・センサーが動いていない時間…電源がoffの状態を示します。
・その他…計測不可の時間数です。
・総計測時間…このレポートの計測時間です。
日常生活の中では3~4メッツまでの活動が多くなります。それ以上の活動はス
ポーツによる運動が主となるでしょう。
※この項目はさらに運動量や強度を増やすために参照するデータです。
ただし、BMIが高い人や心臓病暦のある方、血縁者に突然死や心血管症患者がい
るなどリスクのある人は、運動強度や継続時間に注意する必要があります。
*レポートの詳細は変更する場合があります
4.1トータルレポート
①
③
②
④
①3日間の運動量推移の比較
日常生活の行動パターンを比較できます。
緑のラインが3~4メッツ、黄色のラインが6メッツのラインです。
②3日間トータルのデータ
・A…基礎代謝量とは、心臓や内臓の動き、呼吸など、生命維持に必要なエネルギ-です。
この値は基礎代謝基準値(年齢・性別)×体重で求められます。
・B…運動によって消費されたエネルギー。3日間の平均値です。
・C…総消費カロリーの3日間平均値です。
・D…運動エキササイズの3日間平均値です。
・E…BMI=体重÷身長(m)の2乗。
18.5 未満 痩せすぎ
18.5~25.0未満 適正
25.0~30.0未満 肥満Ⅰ
30.0~35.0未満 肥満Ⅱ
35.0~40.0未満 肥満Ⅲ
40.0 以上 肥満Ⅳ (日本肥満学会.1999)
・F…登録者がどのグループにあるか、表示します。
また、標準的なデータ(弊社測定による)と比較した場合のコメントが表示されます。
③各日のエクササイズ、消費カロリー、Gアクト合計を表示
※Gアクト
G(重力)とActivity(活動・行動)を組み合わせた造語。
加速度から求められる絶対的な運動量。
・前回の計測データと比較して増えているかどうかをチェック
します。 ④3日間のエクササイズ値とBMIからグループ分けされた位置をしめします。
*レポートの詳細は変更する場合があります
製品仕様
加速度センサ H30CD(日立金属)、3軸、±2G、精度12Bit
メモリカード microSDカード(2GB)
ファイル管理形式 FAT16
表示機能 LED2個(赤、緑)
スイッチ 測定開始/終了スイッチ
サンプリング周期 50msec
電池 リチウム2次電池(3.7V、600mAh)
電池の充電方法 専用充電器により充電
消費電力 測定時:10mA(3.3V)
サイズ H58mm×W42mm×D16mm
重量 40.7g
付属品 落下防止ストラップ、microSDカード2GB(SanDisk製)、専用充電器
バイセン株式会社
〒650-0047神戸市中央区港島南町1-5-6
神戸大学インキュベーションセンター401
フリーダイヤル:0120-306-607
2008.03