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中学校
第3学年
英語科学習指導案
1
単元名 Unit4 Learn by Losing(NEW HORIZON English Course3)
2
単元の目標
・ペアやグループ活動で間違うことを恐れずに積極的に自分の考えなどを話す。
【コミュニケーションへの関心・意欲・態度】
・自分の考えや意見をまとめ、相手に伝えたり、場面や状況にふさわしい表現を用いて書いたり
することができる。
【外国語表現の能力】
・相手の考えや意見を理解することや、エピソードを読んで内容を正しく理解することができる。
【外国語理解の能力】
・疑問詞+不定詞、It…for-to 不定詞、want 人+to 不定詞の形・意味・用法について正しく理
解する。
【言語・文化についての知識・理解】
3
指導に当たって
(1)教材観
本単元では不定詞の用法を中心に取り上げている。2 年生に学習済みの、3 つの用法も関連し
ているので、導入時に復習を兼ねて確認する必要がある。不定詞の形については他の文法事項
に比べ、形は比較的簡単であるが、語順や意味の理解についての定着は難しいと思われる。
扱っている題材は相撲であり、最近特に注目を浴びている外国人力士や、地元出身の力士な
ど生徒に身近な内容な話題として興味を引きやすいものである。
「~の仕方」や「~に…をお願
いする」などの用法も加わり日常生活での使用場面も大きく広がる。「Learn by Losing:失敗
から学ぶ」というタイトルの通り、スポーツの世界だけではなく、学習や日常生活の中でも間
違いを恐れることなく積極的に行動する姿勢の大切さについて考えさせるのに適した教材であ
る。
(2)生徒観
習熟度別少人数クラスの基礎コースである。聞くことや話すことには、それほど抵抗感なく
授業を受けることができる。単文をゆっくり発音しながらのオーラルイントロダクションなど
については、興味を持ちながら聞くことができる。不定詞の3つの用法については、形は簡単
であるため理解できている生徒が多いと思われるが、3つの意味を的確に使い分けできるほど
には至っておらず、生徒間の個人差も大きい。また、視覚的な情報からの導入や、支援がある
方が理解度が大きく上がり、より興味を持ちやすい傾向にある。書くことについても苦手とす
る生徒が多い。しかし、単語テストなどの小テストに向けては、準備をコツコツと真面目に行
う生徒もおり、点数にかかわらずノートを提出して努力しようとする姿も見られ、意欲は感じ
られる。英作文では、語順や語彙に関して苦手としている生徒が多く、今後の大きな課題であ
る。
(3)指導観
不定詞は 2 年生の時に学習しているが、大部分の生徒は 3 つの用法についての習熟が不十分
であると思われる。まず 2 年生時の内容の復習から導入し、3 年生の内容へとつなげていきた
い。この単元の不定詞は、通常の主語+動詞の語順以外に動詞が入るというこれまでよりも少
し長めの文が多くあるため、文の内容を理解することに少し時間がかかると思われる。
そこで、
導入時や文法のまとめなどでは、視覚的に理解を促すような手だてを考えていきたい。ワーク
シートを利用し図解するなどのやり方を通常でもおこなっており、今回も絵や図などを理解の
補助として活用する。自己表現については英作文に関する苦手意識があるため、対策として各
パート後に 5 文作文などの宿題で練習を重ねている。各英文の一文が長くなるとその分、難易
度が上がるため一般動詞の復習や、語順についての繰り返しの練習を行っていきたい。
4
単元の指導・評価計画(総時数8時間)
評価の観点
次
小単元名及び目標
主な学習活動
評価規準
関
意
態
・疑問詞+不定詞の入っている文の
形・意味・用法を理解する。
・疑問詞+不定詞の文の形・意
味・用法を正しく理解してい
る。
・教科書本文の概要をつかむ。
・教科書本文の概要をつかむこと
ができる。
(
)
Unit4-Starting Out
一 ・疑問詞+不定詞の文
の形・意味・用法を
理解する。(知・理)
・教科書本文の概要を
2
つかむ。
(
)
Unit4-Dialog
・It is ~for~to….の文
の意味を理解し、正
二
し く応答で きる。
(表現)
2 ・本文の意味内容にふ
さ わしい音 読をす
る。
現 解
・会話文の内容にふさわしく音読
することができる。
○
〇
ができる。
(
・want …to~の文を使って人に依 ・間違うことを恐れず、want … 〇
頼やお願いをする。
四(1)
Review
・2 つの場面の対話文 ・2 つの場面の対話文を読んで応答
を 読んで応 答文を
文を考え、完成させる。
考え、完成させる。
to~の文を使用し、話そうとし
ている。
・2 つの場面の対話文を読んで正
しく内容を理解し文を完成す
ることができる。
理
〇
・外国人力士のエピソードを読み、 ・教科書本文の概要をつかむこと
概要を理解する。
・
〇
・It is ~for~to….の文を使って自分 ・It is ~for~to….の文の形・意味・
にとって大切なことや必要なこ 用法を理解し、正しく応答してい
とを伝える。
る。
・会話文の内容を理解し、ふさわし
い音読をする。
知
〇
)
Unit4-Reading
for
communication
・外国人力士のエピソ
三
ードを読み、概要を
理解する。
3 ・want …to~の文の
形・意味・用法を理
解する。 (知・理)
表 理
〇
5 本時の学習(第二次1時)
(1)小単元名 Unit4 Dialog(NEW HORIZON English Course3)
(2)本時のねらい
It is ~for~to…. 「~にとって…することは~だ」(仮主語の it)の文の形・意味・用法を理解し、
運用する。
【言語や文化に対する知識・理解】
(3)準備・資料等
ワークシート、ピクチャーカード、写真
(4)本時の展開
評価(観点,方法
時間
学習活動
指導上の留意点
等)
つ
か
む
Greetings.
・曜日、日付、天気を英語で答える。
・曜日、日付、天気を確認
する。
Introduction
・昆虫のカードを提示し、捕まえることが簡 ・絵や写真で興味を持たせ
10
単かどうかをたずねる。
る。
分
ふ
か
め
る
It is ~for~to….の文を使って、自分や相手にとって大切なことについて会
話ができる。【言語や文化に対する知識・理解】
・説明が長くならないよう
に例文でカードを用いて
・よく使われる形容詞をいくつか発音練習する。
☆It is~for~to….
簡単に行う。
の文の形・意味・
Activity
・対話文を練習させる。
30 ・ワークシートに記入する。
用法を理解し、正
・例文を提示する。
・
各項目が自分にとって重要かなどを書いて
分
し く 応答 し てい
いく。
る。
・ペアで、カードにある質問をお互いにする。 ・机間指導し、活動がうま 【言語や文化に
対する知識・理
くできるように支援する。
・自由にインタビュー活動を行う。
解】
Explanation & Practice
Presentation
・自分やインタビューした人についての紹介 ・指名する。
をする。
・1 人1人に評価のコメント
「~さんにとって…することはーだ。」とい を与える。
う内容を英文で発表する。
全員の前で発表する。
まと
める
10
分
Consolidation
・ワークシートで to 不定詞が意味上の主語 ・2年生時に既習の不定詞
の意味も同時に確認す
であることを確認する。
る。
(ワークシート)