学力推進通信 No.18

川之石小学校 12 月3日発行 No18
学推だより
学びの窓
12月2日、県内の6年生を対象にした第2回目定着度テストを実施しました。
前回にお知らせしたテスト範囲をもとに、きちんと復習できたでしょうか。6年生の保護者の
みなさん、お子さんの様子はどうですか。自信がありそうなら、いいのですが・・・。
1教科20分間のテストなので、問題文を読むのに苦労していたのでは、時間内に解くことが
できません。一読して問題の意味を理解する読解力が必要です。本校の児童は、この力が弱いよ
うです。
そこで、算数では、問題文を読んで、聞かれたことに波線、わかっていることに下線、単位に
○を書くという指導をしています。また、式だけでなく、考え方を図や数直線、線分図で表すと
いう学習を続けています。
週に4回実施しているドリルタイムでは、読解力ノートを使って、文章を読みとったり、条件
にしたがって書いたりする技能を身につける練習をしています。4月当初は、読むだけで精一杯
だった児童も、今では時間内に問題を解けるようになり、成長を感じます。
算数では、基礎・基本の計算練習や文章問題を、この時間に解いています。※小数の計算や四
則計算を間違う児童が多いようです。
これらの技能は、一朝一夕に身につくものではありません。積み重ねによって、少しずつ定着
するものです。国語や算数だけで、このような学習をしているのですから、他の教科を合わせる
と、子どもたちは、毎日多くのことを学んでいるのですね。(残念ながら、忘れることも多いの
です・・・。)
【ドリルタイムの子どもたちの様子】
※小数の計算・四則計算
ちょっとチャレンジ
①4.23+5.1=
②1.5×2.7=
③(4+3×6)÷2=
このような問題です。
答えは、
①9.33 ②4.05 ③11
ちなみに間違える子は、
このように計算しがちです。
①4.74・・・小数点をそろえて計
算していない。
②40.5・・・小数点の位置が違う。
③21・・・かけ算を先にしていな
い。