授業者紹介号③

8月21日 模擬授業
どんな意見も認めてくださる
藤田先生の暖かい声かけが
印象的でした。
2015.8.27/授業者紹介号③
香深中学校
第1学年
8月17日
指導案検討
音楽科
教材は、モーツァルト作曲『きらきら星変奏曲』。あの『きらきら星』が、旋
律やリズムを変えて様々に変身していく曲です。一体どのような変身をしたのか、
その特徴をとらえ発表することが本時の目標です。
授業者の藤田先生は、「変身しても『きらきら星』だと分かるように」、「音楽
の特徴をよりとらえやすいように」様々な工夫をされていました。歌ったり、違
う演奏者による『きらきら星変奏曲』を聴いたり、楽譜を見ながら鑑賞したり…。
模擬授業で初めて気づくこともあるのですね。指導案検討より多くの意見が挙
がりました。
指導案検討では、香深中学校の研究主題に沿って「いかにして話し合い活動を
進めるか」ということに重点が置かれました。教科や校種を越えて、多くの意見
が挙げられました。
・最初に2人のピアニストによる演奏があったため、スムーズに本時の課題に
入ることができた。ただ、ピアニストの名前が難しいので「Aさん、Bさん」
で良いのでは。
・話し合い活動の前の段階で、特徴のとらえ方や説明の仕方を生徒におとす
必要がある。
・意見が言えず、黙ってしまう子への手立てを考える。
・
「音楽の要素」という言葉に限定されたため、思考の幅が狭まってしまった。
イメージを想像させるなど、より自由な思考の場を設けてはどうか。本時は
5時間構成の1時間目なので、もう少し平易でも良いのでは。
・
「変奏曲」のおさえが中学1年生には難しいかもしれない。「変身するよ。」
など、より分かりやすい声かけを。
・話し合い活動に入る前に、個人思考の時間を確保したほうが良い。また、ま
黒板には、音楽の特徴を表す言葉が
とめ方についておとしておいた方が良い。(全員が納得した意見をまとめと
書かれたカードがたくさん。
しよう。など)
この言葉を、子どもたちは普段から
目にしているのですね。
藤田先生ありがとうございました。授業づくり、大変お疲れ様です。