辛味のメカニズムと辛味スパイスの食品開発への活用

辛味を感じる仕組み、測定法を紹介するとともに、辛味がもたらす生体への作用を解説。また、スパイスの
基礎知識、特性を紹介しつつ、スパイスの実践的な活用法、商品開発の可能性について言及します。
辛 味 のメカニズムと辛 味 スパイスの食 品 開 発 への活 用
■ 日
■ 会
程: 2015 年 11 月 5 日(木) 10:30~16:30(休憩 約 60 分)
場: 日比谷記念ホール(東陽町スクウェアビル)(東京 東陽町駅)
■ 受講料: 1 名 29,980 円→19,440 円(税込・テキスト付)
第1部: 辛味の受容機構と辛味化合物の生体への作用
講師:
静岡県立大学・食品栄養科学部・教授
渡辺
(150 分)
達夫
先生
1988 年京都大学大学院農学研究科博士課程修了(農学博士)、同年静岡県立大学食品栄養科学部助手、1995 年同
助教授、2006 年同教授、現在にいたる。トウガラシなどの香辛料を中心とした食品中の生理活性化合物の作用メ
カニズムの解析、食品成分の生体利用性の検討を主な研究対象としている。
Ⅰ.
Ⅱ.
Ⅲ.
Ⅳ.
Ⅴ.
辛味化合物の種類
辛味度の測定法
1. スコビル値
2. HPLC法
辛味の受容機構
1. カプサイシン受容体 TRPV1
辛味の低減法
辛味化合物の生理作用
3. ワイピング法
2. ワサビ受容体 TRPA1
〈習得知識〉
1. 辛味化合物の種類について 2. 辛味度の測定法 3. 辛味の受容体について 4. 辛味化合物の生理作用
〈講義概要〉
辛味を有する化合物と、辛味の測定法についてまず概説します。ついで、辛味を引き起こす機構として近年いち
じるしく研究の進展しているカプサイシン受容体 TRPV1 ならびにワサビ辛味の受容体 TRPA1 の発見の経緯か
ら性質、近年明らかにされつつある立体構造、および演者らが見出してきた食品由来の活性化物質を紹介します。
最後に生理作用の概略と、エネルギー消費亢進作用についての詳細を述べます。
第2部:
講師:
辛味スパイスの食品開発への応用
(150 分)
㈱スパイススタジオ 代表取締役社長/スパイスコーディネーター協会 理事長 武政 三男
[ (元)ライオン株式会社
生活者行動研究所
氏
テストキッチン室長 ]
ライオン㈱では調理科学や食品フレーバーリストとしてキャリアを積み、スパイス調理科学の体系化・理論化に尽
力する。現在はスパイスの商品開発アドバイザーや販促企画のコンサルタント業務を展開。「スパイス百科事典」
(2006 年 スパイスコーディネーター協会)等、スパイスに関する著書多数。
Ⅰ. スパイスを活用するための知識について
1. 日本におけるスパイスの知識は世界と異なる
2. スパイスの活用法を狭めている現在の日本的活用法
Ⅱ. スパイスの調味特性と効果的な活用法
1. スパイスが持つ機能と基本作用
2. スパイスの複合効果と活用法
Ⅲ. 脳科学論を応用した「新時代のスパイス活用法」の創生と可能性
1. 脳科学論からの「美味しさの演出」を考える
2. スパイスのエンハンス効果
Ⅳ. 実践的辛味スパイスを用いた活用法
1. 辛味スパイスを用いた「塩オルターナティブ効果」 2. 辛味スパイスの「脂肪交雑テクスチャー改善効果」
3. 辛味スパイスの「脂っこさ感除去効果」
4. 辛味スパイスの「甘味感増強効果」
5. 辛味スパイスを使用しているのにスパイス感を感じさせない活用法
〈習得知識〉
1. 系統だったスパイスを活用するための知識
3. 脳科学論を応用した新しい活用法の可能性
2. スパイスの調味特性を理解した目的に合わせる活用法
4. 辛味スパイスを用いた実践的な活用法
〈講義概要〉
日本人がイメージするスパイス感とその活用法は、非常に限定的なものです。世界では多種多様な活用法を工夫
し、調味技術を豊かにしています。これからは「日本型のスパイス活用法」だけでなく「欧米型のスパイス活用法」
を理解して、料理、食品の商品開発を行う必要があります。世界的に食糧問題対策、生活習慣病予防、高齢者社会
の食生活、食育面での改善などを課題として、取り組んでいます。その一環として健康増進、食生活の改善などの
面で、急速にスパイスの活用化が注目されています。本講義では、従来の日本型のスパイス感にとらわれることな
く、新しい視点でスパイスの活用法を提案し、実践的にわかりやすく説明します。
御紹介用 申込用紙
講座名
11/5 (木) 辛味のメカニズムと辛味スパイスの食品開発への活用
ご紹介者
株式会社スパイススタジオ 武政三男 氏
受講料
29,980 円
⇒ 19,440 円(税込/テキスト付)
下記、必要事項をご記入の上、FAX もしくはメール添付でご送信ください。
送信先:
FAX: 042-313-7682
/
メール: [email protected]
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受講票・請求書をお送り致します
お申込後1週間たっても受付完了の連絡がなかった場合は,お手数ですが,弊社までご連絡ください
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株式会社テックデザイン
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住 所
電 話
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