杉原千畝シンポジウム(仮称)事業業務委託仕様書 1 件名 杉原千畝シンポジウム(仮称)事業業務委託 2 委託期間 契約締結日から平成28年3月31日まで 3 「杉原千畝シンポジウム(仮称) 」のコンセプト 杉原千畝の出身地である岐阜県八百津町は、杉原千畝の功績を後世に継承し、平和と命の 大切さを広く知っていただく活動を展開しており、本年、ユネスコ記憶遺産への登録を目指 し、日本ユネスコ委員会へ申請を行いました。その結果、国内候補に選出され、ユネスコに おける登録までの2年間をかけて、国内機運を醸成することを目的に、広く普及活動を進め ていくことになりました。 そのため、杉原千畝の縁地等でマスコミ等を通じて広く告知することを視野にシンポジウ ムを開催することになりました。 このシンポジウムにより、多くの方々が杉原千畝の名前と功績を正しく理解することとと もに、ユネスコ記憶遺産への登録につながることをシンポジウム開催の目的とします。 4 委託内容 (2)企画構成 ア 「杉原千畝シンポジウム(仮称) 」の企画及び運営 「杉原千畝シンポジウム(仮称) 」の企画及び実施運営は、各種マスコミや関係諸団 体、企業などを通じて国内に広く告知することについて、企画から実施に至る製作業務 を推進すること。 ① シンポジウム名称の提案 ② シンポジウムの開催地の提案(杉原千畝縁の地 人口100万人以上都市に限る) ③ シンポジウムの開催日時の提案 ④ シンポジウムの講演者の提案 ⑤ 会場設営計画の作成 ⑥ マスコミプロモートの実施 ⑦ パブリシティ展開企画 ⑧ 事前PRツールの製作 ⑨ 事前PRツールの掲出及び関連各所への配信、配布業務 ⑩ シンポジウム参加募集要領の製作 ⑪ 参加応募受付対応業務 ⑫ 関連パネル展示の企画及び制作 ⑬ シンポジウムの進行及び運営計画の製作 ⑭ 進行台本の製作 ⑮ 運営マニュアルの製作 ⑯ シンポジウム当日の設営業務 ⑰ シンポジウム当日の進行ディレクション業務 ⑱ シンポジウム当日の来場者対応・案内業務 ⑲ シンポジウム終了後の報告書作成業務 ⑳ その他、上記に関わる関連事項 ※会場の選定にあたっては、集客はもとよりプレスプロモートに資する会場にするよ う留意すること。 イ 杉原千畝ビザ・パスポートのレプリカ製作 八百津町が所蔵している杉原千畝発給ビザ・パスポートのレプリカを製作すること。 レプリカの製作にあたっては、上記アのシンポジウムの際に利用できることを視野に製 作すること。レプリカ製作の対象は以下の通り。 ① 表紙面 ② 所有者表記ページ ③ 家族表記ページ ④ キュラソー行きビザページ ⑤ 杉原千畝発給ビザページ ⑥ その他必要とされるページ 特に①と⑤はレプリカの仕上がり仕様は冊子状態とし、実物により近い精度を保ったも のとする。 (2) 「杉原千畝シンポジウム(仮称) 」の開催概要 ア 主催団体:岐阜県加茂郡八百津町 イ 開催期間:平成28年3月末まで ウ 実施回数:最低1回の開催 エ 協力団体:未定 オ 開催時間:未定 カ 実施会場:杉原千畝にゆかりのある日本国内の都市 キ 構成内容:未定 (3)企画提案内容 上記の企画構成及び項目と次の項目を必ず含め企画案を作成すること。 ① ユネスコ記憶遺産の登録につながる機運を醸成する策を企画すること ② ゆかりの地及び企業、団体などとの具体的な連携を図れるよう企画すること。 ③ マスコミを通じて広く告知できるよう企画すること。 ④ パネル展示などを通じて、参加者に理解促進できる企画にすること。 ⑤ 実施会場と十分に協議を重ね、参加者の安全、不測の事態への対応を十分に計画 すること。 ⑥ 必要に応じて、ゆかりのある地域、団体との連携が図れるようにすること。 ⑦ 著作権の侵害や肖像権、関連資料所蔵者との協議を行い、法的な瑕疵が発生しな いよう管理すること。 ⑧ 関係法令を遵守すること。 5 知的財産等 (1)目的外使用の制限 受託者は、本契約に関して八百津町及び杉原千畝記念館が開示した情報(公知の情報を 除く。以下同じ。 )及び契約履行過程で生じた納入成果物等に関する情報を本契約の目 的以外に使用してはならないものとし、そのために必要な措置を講ずること。ただし、 当該情報等を本契約以外の目的に使用する必要がある場合は、事前に担当部署と協議の 上、書面による承認を得ること。 (2)納入成果物に係る著作権の帰属 受託者は、本契約履行過程で生じた納入成果物に関し、著作権法第27条及び28条に 定める権利を含むすべての著作権を八百津町に譲渡し、八百津町は独占的に使用するも のとする。ただし、受託者が本契約の納入成果物に係る著作権を自ら使用し又は第三者 をして使用させる場合、八百津町及び杉原千畝記念館と別途協議するものとすること。 (3)第三者が権利を有する著作物の扱い 納入成果物に第三者が権利を有する著作物が含まれている場合は、八百津町及び杉原千 畝記念館が特に使用を指示した場合を除き、受託者は当該著作物の使用に関して、手続 きを行うものとすること。 なお、この場合、受託者は当該著作物の使用許諾等につき、事前に担当部署と協議の上、 書面による担当部署の了承を得ること。 (4)著作権に係る紛争時等の対応 本件仕様書に基づく作業に関し、第三者との間で著作権に係る権利侵害の紛争等が生じ た場合、当該紛争等の原因が専ら八百津町及び杉原千畝記念館の責に帰す場合を除き、 受託者は自らの責任と負担において一切の処理を行うこと。 なお、八百津町及び杉原千畝記念館は紛争等の事実を知ったときは、速やかに受託者に 通知することとする。 6 個人情報の取扱いについて 契約において知り得た個人情報その他の事項は、第三者に漏らさないこと。また、担当 部署から交付する書面等については複写厳禁とし、作業終了後、受託業者の責任により担 当部署立会いのもと処分し、第三者へ漏らすことのないようにすること。 なお、個人情報の取扱いについては、細心の注意を払うこととし、個人情報の保護に関す る法律(平成15年法律57号)を厳守すること。また、個人情報については、受託業者 及び本業務に関わる業者内のみで行うものとすること。 さらに、以下の事項についても厳守すること。 7 企画案提出に伴う費用 本件に関する企画案の作成費用は、提案者の負担とする。 8 企画提案にあたっての条件 企画提案に当たっては、以下のスケジュール等に基づくこと。 (1)参 加 表 明 書 提 出 平成27年11月18日 (2)質 問 受 付 期 間 平成27年11月13日~平成27年11月17日 (3)質 問 へ の 回 答 質問受付後随時~平成27年11月18日正午 (4)提案書類の受付期間 平成27年11月18日~平成27年12月3日 (5)審 査 平成27年12月4日(予定) (6)最終選考結果の通知 平成27年12月7日(予定) (7)提 出 部 数:正1部、副8部(※副は、正のコピー) 、提案書提出票は1部。 (なお、副本については、企業名(略称含む) 、住所、社章等の企業 名が特定できる部分をマスキングして提出すること。 ) ただしA4サイズ換算で20ページまでとする。 (8)提 出 方 法:郵送・持参のいずれかで提出すること。 ※(5) (6)は、状況によって前後する場合があります。 ※日程については八百津町の都合により変更する場合があります。 10 その他 ① 本件に係る詳細については、本仕様書によるほか、担当部署である八百津町タウンプ ロモーション室(電話:0574-43-2111 代表)の指示によること。 ② 本件における企画プロポーザルの審議は、提出された書類を対象に、タウンプロモー ション室及び杉原千畝記念館の担当者により審査し決定する。 ③ 受託者は、本仕様の履行により知り得た情報について、第三者に漏らし、または不当 に利用してはならない。なお、このことは、契約期間中及び契約期間終了後も同様と する。 ④ 委託費用の支払いについては事前業務での支出などを勘案し着手金の支払いも行う ものとし、その詳細については、受託者との協議の上決定する。 ⑤ 本仕様書における質疑については、タウンプロモーション室に対しメールにより照会 すること。 11 連絡先 八百津町タウンプロモーション室 担当:古田 town-p@town.yaotsu.lg.jp 0574-43-2111(代表)
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