7月 29 日 必着 新潟県国際交流協会宛 ワークショップ進行シート 作成日:平成 27 年7月27日 タイトル:NO more 食べ残し ファシリテーター(グループ) : 岩崎未佳、星郁美、松井優佳、横山友香 1:本ワークショップの要旨 日本の食べ残し事情を認識することを通じて、世界の食糧事情や飢餓問題のような世界の食の「現実」について 興味・関心、問題意識をはぐくむ。世界で生産されている食糧は数量的には足りているにも関わらず、飢餓問題が 深刻化していることを子どもたちに理解してもらい、自分たちがどれだけ恵まれた環境にいるかということに気づ いてもらう。そして、どうして飢餓問題が起きるのかを予想したり、自分たちはこれから何をすべきなのかを考え たりする場を設定する。 2:本ワークショップの目的(目標、実現したいこと) 世界の食糧事情についてのクイズに答えたり、話し合ったりしながら、世界の食糧事情や飢餓問題の現状を知り、 世界と日本、自分と他者を比較することで、自分と世界の諸課題とのつながり(関係性)について考えさせること を目的とする。 3:本トピックをとりあげる理由 ワークショップを通じて、日常ではなかなか気づくことができない自分たちの生活の豊かさに気づい てもらい、世界では深刻な飢餓問題が起こっていることを知ってもらう。その上で、子どもたちに、こ れからの生活でどのようなことに気を付けて生活していくべきなのかを考えてもらう。また、他者と意 見を共有することで、他者とのつながり(関係性)について思いを巡らすことになる。 1 4:活動過程 (使用時間: 活動内容 過 程 90 分 参加人数: 具体的な発問・説明・ ねらい 動きなど (所要時間) ) 使用する教材 ・備品 予想される反 応.その他, 注意事項 導 入 :起 (35分) 体でアンケート (5分) 会 場 の 中 で 窓 際 を 子どもたち自身 「海外に行っ 100%、廊下側を 0%と が海外の事をど たことのある してファシリテーター れだけ把握して 人が意外と多 の質問に対する回答を いるか、興味を持 いんだな。 」 立ち位置で表現する。 っているかを知 「世界でどん る。 なことが起き ているか知ら ないかも」 くらべろークイズ 2 つの事柄を比べ、あ 体を動かしてク 模造紙(問題シ 「世界ではこ (10 分) っている方を選んで動 イズを楽しみな ート) のようなこと く。 (個人活動) がら、導入の内容 画用紙(解答カ が起きている へ子どもたちの のか。」 ード) 意識を持ってい 子どもたちが、 く。 移動中に走っ たりして転ん だり、ぶつかっ たりしないよ うに気を付け る。 4 択クイズ (10 分) 日本のビジョンでクイ 今とても裕福な ホワイトボード 「自分たちは ズを出題。 (グループ活 生活が送れてい (各班の解答 とても恵まれ 動) 用) て い る ん だ 日本は一番食べ残しが てもらう。 ホワイトボード な。 」 多い?! 用ペン グループ内で ることに気づい 世界の現実を知 →世界ではどのような ってもらい、興味 模造紙(問題シ けんかになら 影響が? ないよう見回 を持ってもらう。 ート) って、必要があ ればサポート する。 2 世界の飢餓問題は グループごとに大まか 飢餓問題につい 世界地図(白地 「この地域で どれだけ深刻な な世界地図とペンを渡 ての理解を深め 図) はとても問題 の? し、飢餓で苦しむ人た る。 色付きペン(赤) が深刻だな。」 ちがどの地域に多いの パソコン 話し合いが止 かを考え、地図に色を プロジェクター まっている班 (10 分) 塗る があれば、必要 →答え合わせをして飢 に応じてサポ 餓の規模を伝える。 ートする。 時間が来たら、 途中でもペン を置かせて前 を向いてもら うようにする。 展 開 :承 (30 分) 世界で一番飢餓が パワーポイントを使っ 飢餓問題につい パソコン 「日本とほか 深刻な国って? て、飢餓に苦しむ国と ての理解を深め プロジェクター の国とは違う そ う で な い 国 を 比 較 る。 ところがたく それ以外の国(EU し、食糧の輸入・生産 さんあるんだ 加盟国、オースト の事実関係を簡単なク な。 」 ラリアなど)はど イズを織り交ぜなが 「飢餓に苦し うなの? ら、子どもたちに教え んでるなんて る。 かわいそう。」 輸入するにあたる 「自分たちは バックグランド 何をしたらい (例:ガーナのチ いのだろう?」 ョコ) 3 発展 :転 (15 分) これから自分たち 今 ま で の 活 動 を 通 し 自分たちの今ま 紙(班で出た意 「私は○○○ はどう生活してい て、自分たちはどのよ での生活を振り 見を書いてもら の事を気を付 けばいいの? うに生活していくべき 返ることができ う) けていこう。」 なのか、グループで考 る。 ペン(黒) 「ほかの班の え意見を出し合う。 人とも一緒の →グループの班長は班 考えだ。 」 でまとまった意見を全 体へ発表。 班のみんなで気を付け ていきたいことを決め る。 まとめ :結 授業のおさらい (10 分) 授業の内容を復習でき 復習することで パソコン 「今日はこん る簡単なパワーポイン 子どもたちの記 プロジェクター なことも習っ トを作り、復習する。 紙(配布資料) ていたな。 」 憶に残る。 (資料を作る) 感想 簡単な授業の感想を書 いてもらう。 紙(感想シート) 「 今 日 は ど ん なことをまな べたかな?」 5:会場のセッティング 机・椅子を片付けて、可能な限り広いスペースを確保する。 6:使用する教材 普通紙(配布資料、感想シート)(人数分、班の数) 画用紙(解答カード) (問題数×2) 模造紙(クイズの問題数) ホワイトボード(班の数) ペン(ホワイトボード用、赤、黒) (班の数) パソコン プロジェクター 4 7:参考にした資料 「もったいない」Vol.1 食べ残しを減らして、世界の飢餓を救おう http://www.goo.ne.jp/green/life/lohas/shoku/0301.html 数字で見る飢饉 http://ja.wfp.org/hunger-jp/stats 農林水産省 資料 http://www.hungerfree.net/wfd/hunger.html Hunger Zero 1 分間に 17 人が飢餓で亡くなっている現実を知ろう http://www.jifh.org/img/gr/gr_footer_logo.jpg World Food Programe http://ja.wfp.org/students/130514 八億人の飢餓 http://contest.japias.jp/tqj2001/40584/index.html 世界の食糧不安の現状 2012 年報告 http://www.fao.org/docrep/019/i3027ja/i3027ja.pdf 人口増加と食糧問題 http://homepage3.nifty.com/kjhosono/learning/11irenology01-03.pdf Yahoo 知恵袋 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1235234852 hunger free world 食べる、生きる、明日を育む http://www.hungerfree.net/hunger/ 世界の食糧不安の現状 2014 年報告 201http://www.jaicaf.or.jp/fileadmin/user_upload/publications/FY2014/SOFI2014-J.pdf 明日の暮らしをわかりやすく 政府広報オンライン http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201303/4.html 5 ACE 世界の子供を児童労働から守る NGO ACE http://acejapan.org/childlabour/report 餓死者数万人とも…大飢饉にもだえ苦しむ北朝鮮の実態 http://matome.naver.jp/odai/2135933702395632801 SOS AFRICA http://nantokashinakya.jp/projects/africa/basic_data/01.html 8:その他 6
© Copyright 2024 ExpyDoc